出典元:https://lexus.jp/models/ux/
レクサスの最小クロスオーバーSUVとなるUXが今冬に日本でも発売!新型モデルの特徴は?
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トヨタ・C-HRと共通のプラットフォーム
発売前から大評判となっているレクサス・UX。レクサスにはすでにRX、NXなどのSUVがラインナップされていますが、新しく登場するUXはその中でも一番コンパクトなサイズになります。
近年車市場はコンパクトSUVが大流行。その流れを逃さず絶妙のタイミングで投入してくるあたり、さすがですね。特に日本の道路事情においては取り回しやすいサイズ感となっているので、大きな注目を集めています。
プラットフォームにはTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)のGA-Cプラットフォームを使用、これはトヨタの大人気車種C-HRと共通の最新世代のプラットフォームです。
徹底的に研究しつくされたこのプラットフォームは、低重心化、軽量化、高剛性化を実現し、走りの質感や快適性も格段に向上しています。
今年登場して大きな話題を呼んだカローラスポーツもこのプラットフォームを使用しているんですよ。
ハイブリッドモデルのUX250hと2リッター直噴エンジンのUX200
ラインナップは2種類。新開発のハイブリッドシステムを搭載したUX250hと、同じくこちらも新開発となったガソリンエンジンを搭載したUX200 というシンプルなラインナップです。
ハイブリッドシステムはよりコンパクトになり、燃費性能もアップしていると期待されます。またUX250hにはGA-Cプラットフォーム専用に開発された4WDシステムの「E-Four」が搭載されたことにも注目ですね。
UX200は直噴2.0L4気筒ガソリンエンジン。トランスミッションは「ダイレクトシフトCVT」が組み合わされます。
レクサスならではのアイコンとSUVらしいエクステリア
UXのコンセプトは「Creative Urban Explorer」。都会派のSUVとして登場するわけですが、レクサスならではの形状を備えたフロントグリルが大きな存在感を放っていますね。
コンパクトながらも重量感とタフさを感じさせ、SUVとしての迫力を感じさせると同時にレクサスが持つ気品、上質さを失わないスタイリングとなっています。
刺し子をモチーフとしたキルティングシートなど和テイストを取り入れたインテリア
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インテリアの大きな特徴となるのが、日本の刺し子をモチーフとしたキルティングシートと和紙の質感を取り入れたインパネです。
日本独自の素材や技法を取り入れて、ライバル車種に差をつけようという狙いもあるのかもしれません。日本ブランドであるということを強く感じさせる仕上がりになっています。
取り入れたのは日本の伝統だけではありません。ワイヤレス給電技術によって発光するエアコンレジスターノブを世界初採用、先進性と伝統が息づいたレクサスの美意識の高さが窺えます。
最新の安全装備レクサスセーフティシステム+を搭載
トヨタの最新の予防安全技術パッケージの「レクサスセーフティシステム+」を搭載しました。
プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、アダプティブハイビームシステムやロードサインアシスト、パーキングサポートブレーキやパノラマティックビューモニターなどの多彩な装備でドライバーの負担軽減と安全性向上に貢献します。
レクサス・UXとプラットフォームを共有するトヨタ・C-HRとボディサイズはどう違う?スペックを徹底比較!
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C-HRとは異なるエンジンスペック、ボディサイズは近似
C-HRは2016年に発売されたコンパクトクロスオーバーSUVです。ダイヤモンドをイメージした個性的なデザインはワールドカーデザインオブザイヤー2017の最終選考の3台にまで残り、世界的にも高く評価されました。
爆発的に人気となり、2017年のSUV新車販売台数第一位を獲得したモデルです。
エンジンスペックを比較してみましょう。
最高出力(kW[PS]/rpm) | 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | モーター最高出力(kW[PS]) | モーター最高トルク(N・m[kgf・m]) | |
レクサス・UX(ガソリン) | 126[171]/6,600 | 205[21]4,800 | × | × |
レクサス・UX(ハイブリッド) | 107[146]6,000 | 180[18.4]/4,400 | 前:80[109]後:53[72] | 前:202[20.6]後:55[5.6] |
C-HR(ガソリン) | 85[116]/5,200-5,600 | 185[18.9]/1,500-4,000 | × | × |
C-HR(ハイブリッド) | 72[98]/5,200 | 142[14.5]/3,600 | 53[72] | 163[16.6] |
レクサスがだいぶパワーのあるエンジンとなっていますね。ハイブリッドでもガソリンでもその際は一目瞭然です。
ボディサイズはどうでしょうか。
全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | |
レクサス・UX | 4,495 | 1,840 | 1,520 |
C-HR | 4,360 | 1,795 | 1,550 |
レクサスのほうが一回り大きくなっています。全高はわずかながらC-HRが高くなっていますね。
レクサス・UXとライバルとなるプレミアムコンパクトSUVは?
メルセデスベンツ・GLAクラス
出典元:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/gla/gla-suv/explore/vehicle-highlights.module.html
メルセデスベンツの中で最もコンパクトなSUVであるGLAクラス。2014年の日本デビュー時にはあの任天堂の看板ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」のマリオがCMに登場しました。意外な組み合わせですが、これはメルセデスベンツ側から任天堂への打診があったとのこと。
エントリーモデルという位置づけですが、メルセデスベンツに伝統に基づいた本格SUVとしてかなり迫力のあるエクステリアとなっています。
1.6Lターボエンジンを積んだ2WDと2.0Lターボエンジンの4MATICの2種類のパワートレインにプラスして、ハイパフォーマンスモデルであるAMGモデルもラインナップされています。
GLA45 AMG 4MATICに搭載された2.0Lエンジンは381ps、475Nmを叩き出します。
BMW・X2
出典元:https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/x-series/X2/2017/at-a-glance.html
今年2018年の4月に発売されたばかりのBMW最小クーペSUVがX2です。やはりレクサスと同じく昨今のコンパクトSUV人気を見込んでの登場となりました。
日本に先だって発売が開始された欧州ではディーゼルエンジンモデルがラインナップされましたが、日本では1.5L直3気筒ガソリンエンジンと2.0L直4気筒ガソリンエンジンの2種類となっています。
コネクティビティ機能や安全・運転支援性能も充実した時代の最先端を行くモデルといえそうです。
アウディ・Q3(新型)
出典元:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q3/q3.html#
初代は2011年に登場と、今回ご紹介するライバル車種の中では最も歴史あるモデルです。長年フルモデルチェンジは行われてきませんでしたが発売から7年経った2018年7月に初となるマイナーチェンジが行われました。
新型Q3はアウディの最上級SUVであるQ8と同じデザインコンセプトが用いられ、大型化した8角形のグリル、マトリックスLEDヘッドライトが高級感と躍動感をもたらしています。
パワートレインは2種類。1.4L直4気筒ターボの2WDと2.0L直4気筒ターボの4WDのクアトロモデルが用意されています。
レクサス・UXの発売日はいつ?プロトタイプ展示会も開催!
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レクサス・UXの国内発売日は?
日本では2018年の10月1日、レクサス・UXの情報公開が解禁され、事前商談受付がアナウンスされました。従来から噂されていた通り、今年の冬の発売はほぼ間違いないでしょう。
恐らくは今年の11月末頃~12月頃に発売となるはずです。楽しみですね。
二子玉川ライズや六本木ヒルズでプロトタイプ展示会開催
発売に先駆けて2018年9月24日には二子玉川ライズで、10月2日から10月8日までは六本木ヒルズにてレクサス・UXのプロトタイプの展示会が行われました。
二子玉川ではかなりの人が押し寄せたようです。六本木ヒルズでは日程に余裕があるためかそこまでのみ混雑具合ではなかったそうですが、それでも多くの人が集まり大盛況のうちに終了したようです。
それだけレクサス・UXの注目度が高いことが窺えますね。
これから名古屋や大阪、神戸にも巡回して行くようですので気になる方はぜひ会場に足を運んで、レクサス・UXの世界を体験してみてください!