電気自動車の日産・リーフにニスモ(NISMO)が登場!バッテリー容量はそのままに専用チューニングコンピューターで加速性能アップ!!

電気自動車の日産・リーフにニスモ(NISMO)が登場!バッテリー容量はそのままに専用チューニングコンピューターで加速性能アップ!!
     
   

出典元:http://www.nissan.co.jp/

日産リーフが誕生し、市場に登場した時のことを覚えていますか?ついに電気自動車の時代が到来したと多くの方の期待が高まりました。

そんな日産・リーフからニスモ(NISMO)仕様の車両が登場しました。いったいどんな仕上がりになっているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

日産・リーフ ニスモ(NISMO)の特徴は?ノーマルとはどこが違う?

出典元:https://www.autocar.jp/news/2018/07/19/304547/

ニスモ製エアロパーツに18インチアルミホイールなどの外装

まず注目していきたいのは日産・リーフニスモ(NISMO)の外装です。ノーマルの日産・リーフと違い、レーシングモディファイを施したような外装に仕上がっていることに気付きます。

ニスモ仕様になっている車両の大きな特徴の一つが、エアロパーツです。このエアロパーツ、空力計算が見事に行われているだけでなく、見た目もかなりスタイリッシュなものとなっています。

リーフは新型になってから、全体的にとてもシャープなイメージへと変貌を遂げました。そのイメージにぴったりのエアロパーツですね。

そしてもう一つ注目したいのはアルミホイールです。ホイールサイズは18インチあり、程よい迫力を醸し出しています。

通常の鉄チンホイールにホイールキャップだと、どこかチープな感じは否めません。アルミホイールというだけで質感の高さが伝わり、車全体のイメージも上質なものになります。

専用サスペンションにコーナリング安定性向上システムなど走行性能の向上

続いて、日産・リーフニスモ(NISMO)の走行性能についても見ていきましょう。ノーマルの日産・リーフとニスモ仕様それぞれの走行性能において、最も大きく異なるのはコーナーリングの走破性です。

ニスモではノーマルのリーフよりも剛性をアップさせた専用サスペンションを採用。

加えてトレースコントロールシステムという、コーナーリングにおいて性能を発揮する車両の安定性向上システムを採用しています。

こうした最新システムの採用によって、車両が走る道路上の最適なラインを割り出すことができ、より高速域でのコーナーリングを行うことが可能となっています。

スポーティな専用内装

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日産・リーフニスモ(NISMO)は内装も特別感満載のものとなっています。ノーマルのリーフと最も異なるのは、非常にスポーティーなデザインになっているということです。

インパネにカーボン調のフィニッシュが施されていたり、シートにもアクセントステッチが施されていたりと、そこに乗り込むだけでドライバーのテンションが上がるデザインに仕上がっています。

最近は車の外装だけでなく、内装までカスタマイズを施す人も増えているようです。ですが日産・リーフニスモ(NISMO)の場合は既に完成された内装空間に仕上がっていますので、わざわざカスタムを施さずとも、非常に高い満足感を得られるものとなっています。

コンピューターチューンによりニスモ専用ドライブモード搭載

日産・リーフもそうですが、最近の車は基本的にコンピューターによってそのマシンの性能が制御されており、その車の加速性能や最高速などもあらかじめ設定されています。

日産・リーフニスモ(NISMO)はこのコンピューターの設定がチューニングされ、ノーマルのものと比べてより走りに特化したものとなっています。ニスモ専用のドライブモードが搭載されているというわけです。

こうした走りはノーマルのリーフでは体感することが出来ません。前述したようにエアロパーツやアルミホイール、さらに専用の強剛性サスペンションなど、ニスモ仕様にしかない特性が合わさることによって実現する走りだということです。

これらのどれかが欠けていても、この機敏な走りは実現しないでしょう。

日産・リーフ ニスモ(NISMO)と標準モデルの装備を徹底比較!標準モデルと航続可能距離はどう違う?

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ここからは日産・リーフの標準モデルと、ニスモ仕様の装備を比較していきたいと思います。前述したように、日産・リーフニスモ(NISMO)は専用の内外装パーツを数多く組み込んでいます。

さらに走りにおいてもニスモは専用ドライブモードを設定していました。それらが標準モデルではどのようになっているのでしょうか。

リーフS

まずは、リーフのラインナップの中で最も安価に購入することの出来るリーフSです。日産・リーフニスモ(NISMO)との外装の大きな違いは、ノンエアロということでしょう。

ニスモ仕様の鋭利なシルエットとは異なり、エアロが無いだけでだいぶ落ち着いたイメージとなっています。

また、ニスモはアルミホイールを採用していましたが、リーフSはオプションを採用しない限り16インチのホイールキャップが標準装備となります。

さらに内装も非常にシンプルで、ニスモ仕様のようなアクセントステッチなどは施されていません。良くも悪くも黒一色といった感じです。

加えて専用サスペンションなどを組み込むニスモ仕様とは異なり、サスペンションもショックアブソーバーもノーマルのままです。ニスモ仕様に乗った後にリーフSに乗車すると、やや物足りなさを感じるかもしれません。

それでも、価格の安さと街乗りでの使い勝手の良さを考えると、非常にコストパフォーマンスに優れた一台になっているといえるでしょう。

リーフX

続いてのグレードはリーフXです。前のリーフSよりは高価ですが、それでも比較的安価に購入出来るグレードとなっています。

リーフXの外装や足回り部品も、基本的にリーフSと同様のものとなっています。大きく異なるのは内装です。

ニスモ仕様と異なり、ブラック一色のシンプルな内装のリーフSでしたが、リーフXではバイオPETという素材を用いた織物調のシートを採用。カラーもブラックだけでなく、グレーも選ぶことが出来ます。

リーフXには特別仕様車もあるのでそちらもご紹介します。

リーフX 10万台記念車

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リーフXの特別仕様車、それがリーフX 10万台記念車です。この特別仕様車は日本国内でのリーフ販売台数10万台突破を記念して製作されました。

標準装備が日産・リーフニスモ(NISMO)とやや似ている部分がありますので、見ていきましょう。

まず外装ですが、ニスモ仕様のリーフにはアルミホイールが採用されていましたが、この特別仕様車にもアルミホイールが採用されています。

上の画像からも分かりますが、とてもスタイリッシュなスポークホイールを採用しています。やはりホイールキャップと違い、質感がグッと向上しますね。

ホイールのサイズは17インチとなっていますので、ニスモ仕様のアルミホイールよりも1インチ小さくなりますが、それでも十分な迫力といえるでしょう。

内装に関してはリーフX同様、バイオPET素材を使用。こちらもブラックとグレーから選ぶことが出来ます。

そしてこの特別仕様車の標準装備として最も注目するのは安全装備です。踏み間違い衝突防止アシストや車線逸脱防止支援システム。

後退時車両検知警報機能に後側方車両検知警報機能といった、通常グレードやニスモ仕様にも標準装備されていない特別安全装置をリーフX 10万台記念車の標準装備として組み込んでいます。

この分野においては、ニスモ仕様よりもワンランク上といえるでしょう。

リーフG

ラストはリーフGです。こちらはニスモ仕様を除く、リーフの全グレードの中で最も高価なグレードとなっています。基本的な内外装はリーフXやリーフX10万台記念車と変わりません。

しかし、ニスモ仕様同様ヘッドライトにLEDを採用していたり、運転中に手元でオーディオやディスプレイの操作を行うことの出来るハンドルスイッチが標準装備されていたりします。

ニスモ仕様は走りに特化した装備となっていますが、このリーフGはより上質な大人のドライブを楽しめる仕上がりとなっています。

航続可能距離の違いは?

リーフの様々なグレードとニスモ仕様の違いを見てきましたが、航続可能距離の違いもあるのでしょうか。下のグラフにご注目ください。

グレード 一充電走行距離
S 400km
X 400km
X 10万台記念車 400km
G 400km
NISMO 350km


走りに特化したニスモ仕様ですので、それだけ車の出力が大きくなりエンジンにも
負荷が掛かります。一見して分かるのは、標準モデルと比べてみるとニスモ仕様の方が航続可能距離が短いということです。

それでも一度のフル充電で350㎞も走行することが出来ます。これは九州を横断できるほどの距離です。(鹿児島から福岡までは約300㎞)

見た目や走行性能をとるか、よりエコな走りが出来る方をとるか、悩ましいところです。

最近では電気自動車の充電ポイントも大分増えてきました。現在急速充電ポイントも含めると、日本全国で約30,000か所の充電ポイントがあるといわれています。標準モデルでもニスモ仕様でも、充電ポイントに困ることは無さそうですね。

ニスモ以外の現行リーフ用エアロパーツ・カスタムパーツは?

トップライン(TOPLINE)・アルナージ(ARNAGE)

最後に、日産・リーフをより個性的でオリジナリティ溢れる一台に仕上げたいという方のために、ニスモ仕様以外のエアロパーツ・カスタムパーツをご紹介しておきましょう。

まず取り上げるのは、トップライン(TOPLINE)というエアロパーツメーカーが販売しているブランド、アルナージ(ARNAGE)のリーフ専用エアロパーツです。 

出典元:http://www.kk-topline.co.jp/

ニスモ仕様とはまた違ったコンセプトに仕上げられています。ニスモ仕様はどちらかといいますとスポーティーさが強調された仕上がりとなっていました。

このトップライン・アルナージ仕様はややアダルティな大人のリーフといった雰囲気を醸し出しています。

リーフをがっつりカスタムしたいけど、落ち着きも失いたくない。そんな人に是非おすすめしたいエアロパーツです。

ブリッツ(BLITZ)・エアロスピードRコンセプト

続いてご紹介するエアロパーツメーカーはブリッツ(BLITZ)です。このブリッツもリーフ専用のエアロパーツを販売しています。

その中のエアロスピードRコンセプトというシリーズのエアロパーツが、とてもスポーティーでカッコいいデザインとなっています。

出典元:https://www.blitz.co.jp/

いかがでしょうか。こちらは先程のメーカーと違い、ニスモ仕様のようなスポーティーさを押し出したデザインとなっています。

リーフのポテンシャルを最大限まで引き出したいという方には、このブリッツでのカスタムがおすすめです。

まとめ

出典元:https://samil1.blogspot.com/2018/07/nissan-leaf-nismo-2018.html

初代リーフからのマイナーチェンジによって生まれ変わった現行の日産・リーフ。その中でも日産・リーフニスモ(NISMO)は、走りを愛するドライバーの予想を遥かに上回る仕様で市場に登場しました。おそらく今後も、この車のファンは増え続けていくことでしょう。

車としての魅力がたっぷりと詰まった日産・リーフニスモ(NISMO)。

今の車からの乗り換えを検討されている方。日本の車造りにおける最新鋭の技術が投与された一台を探している方。次は電気自動車の日産・リーフニスモ(NISMO)を考えてみてはいかがでしょうか。

 

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