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ワイルドに行こう! 男の夢、ピックアップトラック特集!
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ピックアップトラックとは
町ゆく道すがら、時折大変大きいトラック型の乗用車を見かけたことはありませんか。
イメージとしてはアメリカで走り回っているような荷台付きのトラックです。
ボディは大きく、そして大排気量エンジン特有の低音を響かせて走り去る姿は、男なら一度は乗ってみたいもの。
今回はそんなワイルドなピックアップトラックに焦点を当てて、様々な車種の特徴をご紹介していこうと思います。
自動車におけるピックアップトラックの位置
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そもそもピックアップトラックとは、自動車の中ではどのような分類なのでしょうか。
ピックアップトラックはアメリカにおいて、大型のトラック以外のトラックのことを指し、運転席のあるキャビンの後ろが荷台になっているものをいいます。
その馬車を彷彿とさせるスタイルで、アメリカでは西部開拓時代を想起させることから、多くの人に人気がある車種です。
映画「バックトゥザフューチャー」でも主人公のマーティーが憧れる車として登場していたことも、皆様は覚えていらっしゃるかもしれません。
その積載性能や走破性から、軍事利用や商用車としても、非常に人気が高く、とりわけ自動車に走破性が必要とされる地域ではその販売台数のボリューム層となっています。
現代においても、SUVブームなどの源流として、アクティブなユーザー層からの支持を集め続けています。
定番! 世界のピックアップトラックの人気車種
フォード・Fシリーズ
フォード・Fシリーズはアメリカの自動車メーカー・フォードが販売するピックアップトラックです。
販売台数は28年間全米第一位を記録するなどモンスター・ベストセラーカーとなっています。
全米ではピックアップトラックの代名詞的な存在であり、誰しもがまず第一に思い浮かべる車です。
初代は1948年から販売が開始され、現在では18代目と息の長い車種となっています。
エンジンもすべてV8エンジンの設定で、排気量も4.6L以上とまさにアメリカといった大柄な車です。
ダッジ・ラム
出典:http://www.calwing.com/parts/custom/dodge/ram_pickup/
ダッジ・ラムはアメリカの自動車メーカーであるラムが販売しているピックアップトラックです。
もともとはクライスラー傘下のダッジで販売していましたが、現在ではラムが販売しています。
ダッジ・ラムは1981年に販売を開始しました。
現在は4代目となっており、V6 3.7Lのモデルから6.7Lのディーゼルまで幅広いエンジンラインナップが魅力です。
フォード・Fシリーズと同様、日本においても時たま町中で走っているのを見かけることがあります。
シボレー・シルバラード
出典:http://www.motortrend.com/news/2019-chevrolet-silverado-diesel-engine-will-made-flint-michigan/
シボレー・シルバラードはアメリカのゼネラルモータースのブランド、シボレーから発売されている車種です。
アメリカではフォード・Fシリーズに次いで人気があります。
シボレー・シルバラードは1999年に発売を開始しました。
現在では3代目となりますが、こちらはややシャープなデザインで先鋭の雰囲気を醸し出しています。
トヨタ・タンドラ
出典:http://www.nydailynews.com/autos/toyota/toyota-tundra-2016-1.2381690
トヨタ・タンドラは日本のトヨタ自動車が販売するピックアップトラックです。
2000年から販売を開始し、国内外問わず人気がある車種のうちの一つです。
現在は2代目ですが、日本においては逆輸入車として流通しています。
V6エンジン、V8エンジン、ともに設定があり、他メーカー車種と同様、作りも日本車というよりはアメ車の雰囲気があります。
日本においても並行輸入車に乗るファンは多く、タンドラユーザーも比較的多数存在します。
ニッサン・タイタン
出典:http://www.carmodels2017.com/2016/04/25/2017-nissan-titan-warrior-price-specs/2017-nissan-titan-warrior/
ニッサン・タイタンは日本の日産自動車が販売する海外向けのピックアップトラックです。
トヨタ・タンドラと同様に、こちらも日本国内では流通していません。
2004年から販売を開始し、エンジンはV6 5.6Lのみという潔さでした。
現在ではV8 5.0Lのディーゼルターボエンジンを搭載しているなど、ダウンサイジングの潮流にも乗っています。
少々マニアックな車種ではありますが、海外では根強いファンもいる車種です。
まだまだある! 国産も熱いピックアップトラック
トヨタ・タコマ
出典:https://puertoportals.info/new-toyota-truck.html
トヨタ・タコマはトヨタ自動車が販売するピックアップトラックです。
タンドラに比べ、サイズ、排気量ともにコンパクトであり、人気車種となっています。
ハイラックスの北米仕様として1995年に登場していらい、販売台数10万台を切ったことがなく、いまでもその販売台数を維持している、トヨタ自動車の北米における稼ぎ頭となっています。
エンジンは2.7L直四、3.5L V6の二種類で、それぞれ2WDと4WD、MT、ATの組み合わせが可能になっており、豊富なパターンが選択できることも人気の秘訣です。
ホンダ・リッジライン
出典:http://blog.livedoor.jp/auto2014/archives/1057109786.html
リッジラインは日本の自動車メーカーである本田が販売するSUT(スポーツ・ユーティリティ・トラック)です。
SUTとはピックアップトラックとSUVを融合した車種のことを指し、4ドアのキャビンを残しつつ、荷台を追加していることが特徴です。
3.5L V6エンジンと6ATの組み合わせで、Honda SENSINGの搭載や特徴的なホンダならではのマスクなど、日本車ホンダとしての色を残しつつも、新しいSUTとしてその分野を開拓しています。
ニッサン・フロンティア
出典:http://jadefansite.com/46457
フロンティアはニッサンが販売する日本国外向けのピックアップトラックです。
ダットサントラックからの流れを汲みつつ、新しいニッサンのピックアップトラックとしてデビューを飾りました。
ルノー・アラスカンやメルセデス・Xクラスとその基本メカニズムを共有しています。
エンジンは4L V6エンジンでそのトルクや加速も十分な力を発揮してくれます。
トヨタ・ハイラックス
出典:https://toyota.jp/hilux/
ハイラックスはトヨタ自動車がかつて販売していたピックアップトラックです。
かねてからファンが大変多く、国内販売が終了してからも国外ではカローラの次に販売台数を稼ぐベストセラーカーとして認知されてきました。
国内においても復活を待つ声は非常に多く、2017年についに復活を果たしました。
その耐久性や汎用性の評価は非常に高く、ほぼノーマルの状態での北極磁への到達を果たすなど、タフな車の代名詞となっています。
また、軍用としても使用されることが多く、チャド内戦ではトヨタのピックアップトラックの仕様が目立ったことから「トヨタ戦争」と揶揄されることもありました。
三菱・トライトン
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トライトンは日本の三菱が販売するピックアップトラックです。
ピックアップトラックといっても、私たちが想像するピックアップトラックとは少し違った形状をしています。
いわゆるSUTであり、ダブルキャブに荷台がついた形となっているのですが、一般のピックアップトラックよりも曲線を用いた優美なラインが魅力です。
エンジンも直四やV6など様々なバリエーションが設定され、シンプルな商用仕様も、ラグジュアリーな個人使用にもどちらにも使用することができます。
かつては国内でも輸入販売されており、今でも復活を願う声が多いそうです。
ピックアップトラックの中でも群を抜いてお洒落で先進的な内外装をしているため、マニアックなファンが多い車種となっています。
終わりに
出典:https://plaza.rakuten.co.jp/daybreak6512/diary/201608200001/
いかがでしたでしょうか。
いかなるハードな環境下においても走破、運搬、また時には牽引をそつなくこなすことのできる車、それがピックアップトラックです。
日本国内においてはその道路事情からあまり普及していませんが、世界全体でみるとその需要は大変大きく、かなりの比重を占めています。
皆様もワイルドな車、ピックアップトラックを転がしに出かけてみてはいかがでしょうか。
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