photo by 公式サイト
新進気鋭のフルモデルチェンジを果たし、早くも人気沸騰となっているトヨタ・新型プリウスですが、最も認知度の高いエコカーということもあり、購入を考えているユーザーも多いのではないでしょうか?
もちろん、現行モデルの新型プリウスも素晴らしい一台ですが、今後、新型プリウスのプラグインハイブリッドモデルが登場するようです。
ここでは、最高のプリウスを手に入れたいと思っているユーザーなら知っておきたい情報をご紹介します!
次世代環境車と銘打たれた革新的デザイン!
プラグインハイブリッドモデルのプリウスですが、そのエクステリアを一見しただけで、今までのプリウスのキャラクターを一新するような、非常に未来的なフォルムをしています。
全体的なシルエットは、新型プリウスを踏襲した形になります。これは空気抵抗などを考慮して、既に理想形となっているので、変えようにも変えられないレベルにまで洗練されているのでしょう。
それでも、通常モデルのプリウスよりも、より精悍になったフロントフェイスは、まさに近未来的なスタイルと言っていいかも知れません。
リアビューも特徴的なフォルムになっていますから、一度見たら忘れられないくらいのインパクトを持つエクステリアと言えましょう。インテリアにも大幅に手が加えられており、これはもはや、トヨタ・プリウスとは違った別車種と考えてもいいかもしれませんね!
インテリアにおいて最大の特徴となるセンターディスプレイは、まるでiPadのようなタブレットを彷彿とさせる11.6インチの大画面となっています。
操作性も、視認性も良さそうなナビゲーションシステムは、いかにも使い勝手が良さそうですし、大画面のメディアプレイヤーとしても大活躍しそうです!
こうしたデザインは、外国車などの高級サルーンをイメージしているようです。トヨタのエコカーが高級路線外国車に対抗心を持っている表れと言えるかもしれません。
確かに、エクステリアとインテリアの完成度は、外国車にも全く引けを取らない高級感を漂わせており、まさに次世代環境車の銘打ちにふさわしいものと言えるでしょう!
EVモード走行時の航続距離と最高速度は圧巻!
さて、外見が良いとなると、ますます気になるのは中身の方ですが、その点も抜かりなく進化しているのがプリウス・プラグインハイブリッドモデルの恐ろしいところです。
プラグインハイブリッド車でもっとも気になるのが、モーターのみでの走行による連続航続距離でしょう。それはつまり、電気システムのみでの航続距離ということです。
なんと、プリウス・プラグインハイブリッドモデルは電気システムのみでの航続距離の目標を60kmとしており、そして現時点でその目標値を達成しているようです。つまり、販売までにはまだまだその航続距離を伸ばしてくる可能性もあります!
また、電気システムのみでの最高時速は、135km/hと、これまた大幅に向上しています。ここまでくると、完全に電気システムがメインの自動車という気がしてきますね。いつか来るEV車の普及に向けた、トヨタなりのアプローチなのかもしれません。
photo by 公式サイト
最大のネックだった充電方法も大幅に進化!
今まで、充電にかかる時間こそが、プラグインハイブリッド車の最大のネックでありました。確かに、電気システムのみのEV走行はガソリンを一切消費しないため、魅力的ではありますが、そのメリットよりも充電時の手間が上回ってしまえば本末転倒です。
その点、プリウス・プラグインハイブリッドモデルには、充電システムの飛躍的な性能向上が図られています。
一つは、街中に設置されている急速充電機での急速充電にかかる時間の短縮です。なんと80パーセントまでの充電にかかる時間が20分と、飛躍的に短時間で充電がこなせるようになったのです。
もう一つは、家庭での充電シーンにおいて、100V充電に対応したという点でしょう。もともと、プラグインハイブリッド車を充電するためには、200V対応の電気工事をしなければならず、自宅で充電をする際の最大のネックになっていました。
しかし、100Vの電源にも対応したことで、充電時間こそ長くなりますが、自宅で手軽に充電できるようになったので、EVモードのみの走行がより手軽なものになりました。
その他にも補助的な充電システムとして、ルーフ部にソーラーパネルが装着されている画像も見ることができます。ルーフソーラーパネルは、どうやらオプション扱いになるようです。
日中にわずかではありますが、充電をしてくれるルーフソーラーパネルは、なんだかとってもエコカーらしい装備と言えそうですよね。
自動車には重量が嵩むためにあまり相性が良くないとされていたソーラーパネルですが、軽量化と効率化を施すことで、充電システムの一端を成すレベルにまで性能が向上したようです。
photo by 公式サイト
このように、通常のプリウスとは、ひと味もふた味も違う仕上がりになるプラグインハイブリッドモデルは、プリウスという車種をより象徴的なものとするモデルとなりそうです。
価格は確かに高くなってしまいますが、装備は充実していますし、プラグインハイブリッドシステムによって燃費の大幅な向上が見込めるので、長く乗りたい方にはとてもオススメできるでしょう。
新型プリウス購入を考えている方は、後に控えているプラグインハイブリッドモデルにも注目してみてください!
【関連記事】
最も売れたのはトヨタのプリウス!国内の自動車販売台数ランキングの過去5年間を調べてみた