ライカンハイパースポーツを販売したWモーターズがEVの7人乗りミニバンを発表!?

     
   

ライカンハイパースポーツと言う超高級スーパーカーを販売している、ドバイの自動車メーカーのWモーターズをご存知でしょうか?今回も一部のセレブにしか手の届かないスーパーカーを開発しているとおもいきや、EV自動車しかも7人乗りのミニバンタイプを発表しました。そこで今回はWモーターズの基礎情報や新たに発表したEVミニバンの最新データをご紹介。また今現在開発が進められている自動運転車の情報にも触れて行きます。

 

 

Wモーターズのライカンハイパースポーツとは?

引用元:shutterstock

ライカンハイパースポーツを販売したWモーターズとは?

Wモーターズとはアラブ首長国連邦レバノンのベイルートに設立された自動車メーカーで、スーパーカーの製造と販売をしています。ちなみにライカンハイパースポーツの「ライカン」とは、神話に出てくる自由自在に変身できる狼男の名前から名付けられました。

 

世界限定7台のスーパーカー、ライカンハイパースポーツ

ライカンハイパースポーツは2013年に開催されたカタールモーターショーでお披露目され、そのスペックと見た目から注目を集めました。世界中から100件以上の受注が殺到したにもかかわらず、生産台数はわずか7台のみ。いくらお金を出しても手に入らない幻の車がライカンハイパースポーツなのです。

 

ライカンハイパースポーツのスペック

ライカンハイパースポーツのエンジンはポルシェのチューニングメーカーとして知られる、RUF社の手によって開発された水平対向6気筒ツインターボエンジンが搭載されています。

 

エンジンスペックはこちら

駆動方式:MR

最高出力:760hp/7100rpm

最大トルク:101.7kgm/4,000rpm

100km/hまでの加速はわずか2.8秒、最奥速度は395km/hに達します。

 

その他スペックこちら

ミッションは7速のデュアルクラッチトランスミッションを搭載

乗車定員:2人

ボディタイプ:2ドアクーペ

全長:4,480mm

全幅:1,944mm

全高:1,170mm

ホイールベース:2,625mm

 

上記のマシンスペックを見ただけでもライカンハイパースポーツのポテンシャルの高さをご理解いただけたのではないでしょうか。しかし凄いところはメカの部分だけではなく、内装にもこだわりが詰まっています。フランスのデザイナーが考えられる限りの豪華な素材を使い作られており、上質な革のシートが始まり、金やダイヤモンドの装飾など車の室内というよりも宝石箱のようです。

 

ワイルドスピード SKY MISSIONでライカンハイパースポーツが登場

ライカンハイパースポーツの存在をワイルドスピード SKY MISSIONで知ったという方も多いのではないでしょうか。映画の中で高層ビルから高層ビルへ飛び移るカーアクションは印象に残っている方も多いはず。ランカイハイパースポーツの100km/hまで2.8秒の加速力があれば、劇中で繰り広げられているド派手なカーアクションも可能にしてくれるのかもしれませんね。

ライカンハイパースポーツに次いで発表されたフェニアスーパースポーツ

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世界限定25台のみ販売予定のスーパーカー

フェニアスーパースポーツの生産台数が世界限定25台と聞くと少ないように感じますが、その前に販売されたライカンハイパースポーツは世界限定7台でしたから3倍以上です。幻の車と言われていたライカンハイパースポーツから比べると若干ではありますが、手に入れやすくなったと言えるでしょう。とは言え超高級スーパーカーであることは間違いありませんので、一般庶民には縁がない車ですね。

 

フェニアスーパースポーツのスペック

ライカンハイパースポーツでも十分すぎるスペックを誇っていましたが、フェニアスーパースポーツはさらに上をいっています。

 

エンジン自体はRUF社の水平対向エンジンを採用しておりますが、馬力が760hpから900hpに上がり、最大トルクは101.7kgmから122.4kgmへとパワーアップしています。

最高速度も400km/hを超えるということです。もはや制御することが可能なのかと疑うレベルのマシンスペックですね。

 

ライカンよりパワーアップ、ライカンより低価格

マシンスペック的にはライカンを上回るフェニアスーパースポーツですが、価格自体はライカンが3億4000万円に対しフェニアスーパースポーツが2億3,000万円と低価格に設定されています。これはライカンと違いフェニアスーパースポーツのインテリアに金やダイヤモンドといった装飾がなされていないことによるものです。しかしボディ素材にカーボンを使用するなど、走りに関してはこだわっています。

関連記事:1000馬力は当たり前、ハイパーカー百花繚乱!!メルセデスAMG、マクラーレン、アストンマーティンなどからも続々と発売される次世代スーパーカーたち!

 

Wモーターズから7人乗りミニバンが登場?

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EV向けの新ブランド、アイコニックモーターズ

「アイコニックモーターズとWモーターズはどんな関係なの?」このような疑問をお持ちですよね。簡単にご説明して行きます。

アイコニックモーターズは2014年に中国の上海で立ち上げられた会社です。WモーターズがEV向けの新ブランドを立ち上げるにあたり、EV自動車のスタートアップ企業であるアイコニックモーターズと提携したと言うわけです。

 

7人乗りミニバンのコンセプトカーICONIQ SEVEN(アイコニック7)

ICONIQ SEVENは最先端の技術を用いたEVのミニバンと言えるでしょう。今までEV車といえばコンパクトなイメージのものが多かったと思います。しかしそう言ったボディタイプの車はファミリー層やビジネスでの利用に向いていませんでした。ICONIQ SEVENは今までのEV車にはないボディタイプで、新しいポジションを確立するのではないでしょうか。

 

ICONIQ SEVEN(アイコニック7)のスペック

超高級スーパーカーブランドのWモーターズがデザインしたICONIQ SEVENのスペック、どのような内容になっているのか気になりますよね。今現在わかっている情報をご紹介いたします。

 

モーター最高出力:165kw

100km/hまでの加速10秒

充電にかかる所要時間:90%まで8時間、80%まで45分

バッテリー容量:95kwh

最高速度:160km/h

車両重量:2500kg

全長:5170mm

全幅:1934mm

全高:1823mm

ホイールベース:3100mm

座席数:7・6・4

NEDCの範囲:400キロ

※NECDとはヨーロッパでの燃費計測方法のことで、市街地と郊外での走行パターンを想定した運転状態による燃費のことです。

最高速や加速力、NEDC範囲400キロに充電時間、どれを見ても日本国内で日常的に使用するには十分なスペックとなっています。

 

 

上海モーターショーで公開されたシティコミューター

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MUSE AUTONOMOUS CAR(ミューズ オートノマスカー)

MUSE AUTONOMOUS CARとは完全電動による自動運転自動車になります。MUSEのコンセプトはユーザーが最高の体験をしてもらうことです。その実現のために今までの車とはまるで違う作りで、2つの大画面を搭載し4つのパーソナルタブレットにより個別の接続を可能にすると言うものになります。このような説明を聞いたとしても現時点で車は自分で運転するもの、想像することは難しいでしょう。しかし近い未来に私たちが今現在想像もできないような自動運転車が街中を走ることになりそうです。

 

AKKAテクノロジーズ、マグナシュタイア、マイクロソフトと共同開発

EVミニバンの開発のためにWモーターズとアイコニックモーターズの提携したことを前述しましたが、それは自動車が将来的に求められる乗り物であり続けるための変革の一部です。その変革の一環として、テクノロジーの専門家であるAKKAテクノロジーズやマグナシュタイア、マイクロソフトが共同でオートノマスカー(自動運転車)の最初の1台を開発することになりました。テスト車両が実際に走行するのは2020年以降、特別指定区域のドバイ道路を予定とのことです。

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