知ってるだけで得をする!中古ファミリーカーの選び方のコツ

     
   

10月の消費税増税前に向けて、各方面では増税前の駆け込み需要が予測されている中、中古車市場も例外ではありません。

新車については増税後に補助金の対象となる可能性もささやかれていますが、中古車は対象外となる見込みです。

そのため増税前に中古車の購入を検討されている方も多いのではないでしょうか?

特に、家族のある方は車にかけられる金額も限られていて中古車選びも慎重になっておられるはずです。

今回は、そんなファミリーユースで活躍するファミリーカーを中古で購入する際の選び方のコツと、作者おすすめのトヨタ車3車種についてご紹介します。

中古ファミリーカー選びのコツは

車購入の選択肢として今では当たり前になった「中古車」という選択肢ですが、実際に中古車を探すとなると、いったい何を基準に選べばいいのか?迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんな中古車でファミリーカーの購入を検討されている方のために、中古車選びで失敗しない2つの点をご紹介します。

たくさん売れた車種を

まず、第一に挙げるのが「たくさん売れた車種」を選ぶという点です。

世の中には一般的にファミリーカーと呼ばれる種類の車だけでも、数え切れないほどの車種が発売さえています。

そんな中でどの車種を選ぶかは大切なポイントとなってきます。

車種選びで同じようなコンセプトの車種で迷ったら、新車の時の販売台数の多い車種を選ぶことをお勧めします。

理由は2つ。

1つ目は中古車市場での選択肢が多くなる点です。

新車を購入するのであれば、気に入った車種を確実に手に入れることが可能です。

しかし中古車市場ではいくら気に入った車種があっても、中古車として流通してなければ購入することはできません。

その点、新車の販売台数の多い車なら必然的に中古車として流通する台数も増えるため、お気に入りの一台を見つけやすくなるのです。

2点目はアフターパーツの充実。

新車の販売台数の多い車種は、総じてアフターパーツの販売される種類も多くなっています。

中古車を購入後、お気に入りの自分仕様にカスタムする際などアフターパーツが充実している車種は、カスタムの幅も広がります。

また、故障が発生した場合でも純正部品以外の補修パーツを安く購入できる可能性も広がります。

走行距離より年式優先の理由

実際に中古車を探し始めるといろいろな条件の車が見つかります。走行距離の極端に短い車や、その逆に過走行の車などありとあらゆる条件の違った車たちです。

仮に、同じ車種で同じ販売価格の2台が見つかったとします。1台は走行距離が60000㎞で年式は10年落ち、他方は走行距離が20000㎞で15年落ち。

あなたならどちらの車を購入しますか?

こういった場合どうしても走行距離に目が行ってしまいがちですが、おすすめなのは前者です。

こちらも理由は2つ。

1つ目は走行距離に関係なく傷んでしまうパーツや部品を考慮する点からです。

車は様々な機械部品の集まりです。

そして機械部品である以上避けられないのが経年劣化と呼ばれる劣化です。

これは極端な例でいえば10年間全く走行しなかった車であっても、どこかかしこに劣化が進行しているということです。もちろん走行によって劣化する要因もありますが、走行に起因する劣化はもともと織り込み済みであるため、交換やメンテナンスが行える部品がほとんどです。

しかし、ボディそのものや交換のできない部品に及んだ経年劣化は修理すること自体が難しく、高額になるケースが多い為です。

2つ目はメーカーのサービス期間です。

自動車メーカー各社は製造者責任法と呼ばれる法律によって、製造した車のアフターメンテナンス用のパーツを一定期間、製造・保有しておく義務があります。

しかし、その責任も無限ではなく有限です。発売から一定期間が経過した車のパーツはメーカーが保有しなくなってしまう可能性もあります。

特に新車の段階で不人気であった車種についてはいくら走行距離が短くても、年式が古くなるにつれメーカーの純正パーツはもちろん、アウトメーカーのパーツも手に入れることが難しくなることが予測されます。

その為、同じような条件の中古車であれば走行距離よりも年式を優先して購入した方が、後々メンテナンス等でトラブルになりにくいのです。

中古ファミリーカーの購入は全国チェーンの大手が安心?

さて、ここまで中古車ファミリーカーを選ぶ際のポイントについてご紹介してきましたが、次は実際に購入する際のポイントです。

現在はインターネットで多くの中古車情報を検索することができるようになりました。そうしてやっと見つけたお気に入りの一台が住んでいるところから遠く離れた場所にあるなんてこともしばしばです。

そんな時見方になってくれるのが「業販」と言われるシステムです。

中古車の流通ではしばしば行われているこのシステム。簡単に言えば中古車業者が他の中古車業者から、車を購入してその車をユーザーに販売するシステムです。

現在では物流と手続きのWEB化などで、遠隔地から直接車を購入することも、以前に比べると比較的簡単にできるようになりました。

しかし、遠隔地からの購入は基本的におすすめしません。その理由はアフターフォローを受けることが難しくなるためです。

車は購入してからもオイル交換や車検などでメンテナンスを受ける機会が多くあります。

そんな時、遠隔地で購入した場合は住んでいる場所に近いところでメンテナンスを行う必要があり、本来その車をよく知っているはずの販売業者のアフターフォローを受けることが難しくなります。

そんな問題を解決してくれるのが「業販」と呼ばれる仕組みなのです。お気に入りの一台を見つけたらまずは近所の中古車販売業者へ相談してみましょう。

お店によっては積極的に業販を利用し、遠隔地からでも車を取り寄せ販売してくれる店もあります。

多少の手数料は必要な場合もありますが、その後のメンテナンスを安心して受けられるメリットには代えられません。

また、全国展開をしているような大手の中古車販売会社であれば保有している全国の中古車を取り寄せて販売してくれるサービスも盛んに行っています。

中古ファミリーカー購入のポイントまとめ

普段は中古車選びでもあまり気に留めることの少ない点についてご紹介してみましたが、いかがでしたか?

家族の命と思い出を乗せて走るファミリーカーだからこそ、後悔しない安全な車選びを心がけてください。

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