茨城のS級心霊スポットで合成ソフトを使わずに心霊写真っぽい写真が撮れるか試してみた【前編】

茨城のS級心霊スポットで合成ソフトを使わずに心霊写真っぽい写真が撮れるか試してみた【前編】
     
   

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こんにちは、イキクル編集部の牧野です。

突然ですが、今年も夏がやってきましたね。

皆さんはこの夏をどのように過ごすかもうお決まりでしょうか。

海水浴、キャンプ、花火などなど……夏の風物詩はたくさんありますが、絶対に忘れてはいけないド定番が1つありますよね?

それは、

心霊体験です!

その昔、夜寝ていた時に金縛りに襲われて身体がまったく動かなくなったことがありました。それ以来、なぜか心霊モノにハマってしまった私、牧野。怖いと思いながらも、なんか観てしまうんですよね!

自分でもいつか心霊写真を撮ってみたいと思っているのですが、霊感が全くないため、その夢はいまだ叶わず。

「でも待てよ……雰囲気ある場所で撮影すれば、それっぽい写真、撮れるんじゃね?」

牧野
そんな感じで企画作ってみたんですけど、どうでしょうか?
林P
……本当にやる気あんの?
牧野
いやいや、いたって真面目です! 夏といえば肝試し。思う存分肝を冷やして酷暑を乗り切ろうという作戦なんです!
林P
だいたい心霊写真なんてどうやって撮るの? 今時合成ソフトを使えば一発じゃない?
牧野
そこは秘策を考えてありますから任せてください!! 合成ソフトを使わずとも心霊写真っぽい写真を撮ってみせます!
林P
大丈夫かなぁ……?

そんな感じで林Pの承認もいただいたので、いざ実行に移します。

イキクル調査隊いざ行かん!

というわけで、早速イキクル編集部で茨城県の心霊スポットを事前調査。インターネットや地元の方の話を伺っていると3つのS級心霊スポットが浮かび上がってきました。

①付近に何かを祀った鳥居がある「大洗の幽霊トンネル」
②自殺した人の霊が出るという噂の「笠間湖・飯田ダム」
③テレビ番組に取り上げられたこともある「笠間城跡」

牧野
うーん、どれも本当に”出そう”だぞ! これだけ雰囲気がある場所ならきっと超怖い心霊写真っぽい写真が撮れるんじゃないだろうか。

期待に胸を躍らせ調査当日、茨城県水戸市。牧野と林Pはいつも通り、車を借りにホンダカーズのお店に行くわけですが、その前に……。

林P
そういえば牧野君に言われた通り、助っ人として美女を用意したよ。

佐藤
初めまして、佐藤望美です。よろしくお願いします!

佐藤さんは「FM-FUJI東京かわいいステーション」でのMCや、舞台などでも活躍している現役グラビアアイドル。今回の取材に協力してもらうため、林Pにお願いして我々の取材に同行していただきました。

牧野
初めまして、今日はよろしくお願いします!!(やばい、めっちゃかわいい!)

美人の登場にテンションが上がる牧野。心霊写真っぽい写真が撮れたら「キャーッ!」なんて神イベントが起こるかも!? 期待に胸膨らませ「ホンダカーズ茨城 水戸内原店」でクルマをお借りしに行きます。

ホンダカーズ茨城 水戸内原店

今回お借りしたクルマは以前も使用したホンダ・ヴェゼル。山道を移動するため、小回りが利くSUVをチョイスさせていただきました。

スタッフ「今日はこれからどちらへ向かわれるんですか?」

牧野
実はこれから大洗町と笠間市にある心霊スポットに向かうんですよ。

スタッフ「えっ!?」

さっきまで笑顔で接客してくださったのに、急に顔をこわばらせるスタッフさん。

牧野
どうかされましたか?

スタッフ「いや、僕の地元がこの辺りなんですけど、その3つのスポット、どれも本当にヤバいって有名ですよ。止めといた方がいいですって……」

佐藤
牧野さん、この撮影、本当に大丈夫なんですか……?

声のトーンが一気に下がるスタッフさん。佐藤さんも不安そうな表情です。しかし、せっかくここまで来たんです。ここで諦めるわけにはいきません!

……しかし、地元の人すらも恐れる心霊スポットとは一体どんな場所なのでしょうか?

交通安全と取材の無事を願って

林P
ねえ、牧野君。さっきの店員さんの反応が尋常じゃなかったけど、本当に大丈夫?
牧野
大丈夫です! こんなこともあろうかと、神社のお祓いを予約しておきました。

心霊スポットへ行く前にやってきたのは水戸市にある「常陸第三宮 吉田神社」。もちろん取材は万難を排して臨んでいますが、”万が一”ということも考えられます。取材の無事を祈り、厄払いをしておくことで、不安要素をゼロにしてしまいましょう。

日本武尊を奉祀する由緒正しき神社です。

拝殿に昇殿し、玉串を奉納。その後、「車祓所」に戻り、車のお祓いを行います。

佐藤
車のお祓いってドアを全部開けてやるんですね。初めて知りましたー!

当然僕も初めての経験です(自家用車を未所持のため)。

神主さんに尋ねてみると厄除けをお願いされる方の大半は新車購入後の交通安全祈願が中心とのことで、除霊で来られる方はあまりいないとのこと。詳細をお話しした後の神主さんが一瞬怪訝な表情をされていたのがとても印象的でした。

牧野
ちなみに林Pは新車を購入された際にお祓いはされましたか?
林P
いや、してないね。
牧野
まずいですよ、霊に祟られてしまいます……! 今からでも遅くないので、ぜひ吉田神社でお祓いしましょう!!(ハアハア)
林P
牧野君、今日テンションおかしくない……?

心霊スポットその①:恐怖!大洗の幽霊トンネル

除霊を済ませた一行は、その後水戸市から車で15分。茨城県大洗町にやってきます。

目的の幽霊トンネルは国道51号線の高架下に我々を誘うかのように佇んでいました。

林P
まだ昼間なのに薄暗いし、じめじめしてるし、なんだか嫌な雰囲気がしてるね。
牧野
そうですね。噂通り、道路脇に鳥居がありましたよ。これ、ただ事ではないですよね……!!

国道の高架下ということもあり、現場は非常に狭く、分かりづらい場所にありました。事前に調べた情報によると、この場所は地元の人から「HEAVEN’S51」と呼ばれているらしいのですが、由来は不明とのこと。

鳥居は神様と人間が済む世界を分け隔てるものであり、神域への入口とされています。憶測ですが、このトンネルをくぐった先は某アニメ映画のように神様の住む世界となっているのかもしれません……! 湯屋で働かされるのか!?

草影に隠れるように鳥居が。なぜこんなところにあるのでしょうか。謎です。
林P
あれ? そういえばのぞみんはどうしたの?
牧野
ああ、佐藤さんは準備のために着替えてもらっています。
林P
準備?

そうです。今回の目的はあくまで「心霊写真っぽい写真を撮る」ことです! そのためにいくつか小道具を用意しました。

というわけで登場してもらいましょう! じゃーん!!

霊といえば、白い服に黒髪の女性。というわけで佐藤さんには白いワンピースに着替えてもらいました。かわいい!

ちなみに、佐藤さんにはフィルムカメラとインスタントカメラをお渡ししてあります。デジタルカメラよりアナログなカメラの方が霊が写り込みやすい(だろう)という思慮の浅い理由からですが、この取材中に彼女に撮ってもらった写真もぜひ見どころにしてください。

実際に佐藤さんが撮った写真。フィルムカメラ特有の良い味が出ています。

ここからはカメラマンさんの腕の見せ所です。多重露光という技術を使い、いかにもそれっぽい写真に仕上げていただきます。

カメラ
多重露光っていうのは2枚以上を重ねて撮った写真のことですね。試しに一枚撮影してみましょう。

佐藤さんが写り込んだ写真と
佐藤さんが写らない背景の写真

カメラ
この2枚を多重露光で重ね合わせるとこうなります。

うわっ、それっぽい!!

佐藤
自分の写真なのに怖いよこれ~。
林P
すごいね、これ。本当に心霊写真みたいだよ。

半信半疑のまま着いてきてくれた林Pも納得の様子。それでは本番の写真を撮影します!

牧野
実はもう1つとっておきの小道具を用意しているんです。

幽霊といえば霧の中というイメージ、皆さんもお持ちだと思います。今回は霧の代わりに道中で立ち寄った際に入手したドライアイスで再現してみることにしました。

カメラ
それじゃあ、撮影しますね~!

できあがった写真がこちら!

心霊写真だこれ……!

まさに冴えない男性がトンネルでなんとなく写真を撮ったら女の悪霊に憑かれちゃったパターンです! 白いワンピースっていうのがまた、絶妙に霊っぽさを演出しています。これ、Photoshopは本当に一切使用していませんからね!?

林P
ねえねえ、牧野君。確かに写真はすごいんだけど、ドライアイスの要素はどこ……?
牧野
いえ、それがですね……。

ここに来るまでに大半が溶けてしまった上、空気より比重の重い二酸化炭素なので思っていた以上に霧が広がりませんでした……。

林P
牧野君、詰めが甘いよね……。

次回予告

大洗町で撮影を終え、一行は笠間市へ。

そこには大洗の幽霊トンネルをも凌ぐ、最凶の心霊スポットが待ち構えていた。

果たして、取材クルーは無事に帰られるのだろうか。

後編の記事に続く!

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文・編集:牧野(イキクル編集部)
写真:輿石有佑

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