photo by carmagazine.co.uk
・VIN 001 Acura NSXが1億4248万円($120万円)で落札
・売上は全て子供たちへのチャリティーに寄付される
・落札価格は額面の約10倍
第二弾となるホンダNSXの生産に時間を要している
長引く開発プロセスと見るからに終わりの見えない一連のコンセプト作りの後、ようやく21世紀のNSXの生産が始まった。
もう数週間くらい掛かっても大して変わらないだろうと思うだろうが、ある気前の良いバイヤーはこのハイブリッドスーパーカーを手にするまでもうこれ以上は待てなかったようだ。
北米で開催されたチャリティーオークションで、最初の生産となる米国向けのスペックが搭載されたAcura NSXを1億4248万円($120万、£842,500)で落札した。
ちょっと待って、1億4248万円(120万ドル)って言った?
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米国でAcuraのブランド名がつけられたNSX(AcuraとHondaの関係は、InfinitiとNissanのものと同じと考えてほしい)の入札開始価格は1911万円($157,800 、£111,000)。しかし、最初に生産されたVIN number 001は1月29日に開催されたバレットジャクソン・スコッツデール2016にて額面のおよそ10倍の値がついた。
チャリティでの売上はホンダは一切受け取らず、全額子供たちのチャリティーへ寄付されることになる。ノースカロライナ州にあるthe Paediatric Brain Tumour Foundation(小児脳腫瘍財団)と、ジョージア州にあるCamp Southern Ground(キャンプ・サザン・グランド)だ。
NASCARチームのオーナーであり、ファーストエディション・パフォーマンスカーのコレクターとして名高いリック・ヘンドリック氏が落札した。NSXはノースカロライナ州にあるヘンドリック氏のミュージアムコレクションに展示される。
新型Honda NSXは、2016年後半に欧州で販売が開始される。NSXは複雑なトリプル電子モーター、3.5リッターのV6ハイブリッドシステム、わずか3秒での0-62mphの加速が特徴である。