あの伊達正宗が築城!「仙台城址」の魅力

あの伊達正宗が築城!「仙台城址」の魅力
     
   

鎌倉時代から江戸時代にかけて、東北南部を治めてきた伊達家。伊達家の17代目の当主は、みなさんよくご存じの伊達政宗公です。

彼は幼少時に天然痘を患い、右目を失明しました。これにより後世「独眼竜」と呼ばれています。江戸幕府が成立した後は初代の仙台藩藩主となります。

ここでは、そんな伊達政宗が築城した仙台城の魅力について迫ってみます。

仙台城はこんなお城

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Photo By 青葉城本丸会館

仙台城は現在の宮城県仙台市青葉区の青葉山に築城された平山城です。通称「青葉城」とも呼ばれています。

1601年に伊達政宗によって築城されたあと、1871年の廃城になるまでの270年余り、伊達氏の居城でした。2003年には、国の史跡に指定されました。

本丸部分は標高130mあり、今でも仙台市街を一望に見渡せる場所です。青葉山は東と南側が天然の絶壁となっており、自然の地形を活かした、守りの固い城の構造になっています。仙台城は築城時から天守は作られていませんでした。

幸いにも、廃城になるまでの270年間一度も敵に攻め込まれることもなくそのままの姿を残していましたが、明治以降に軍の施設などを作るために取り壊しや石垣の転用などが行われ、また世界二次大戦時の仙台大空襲によって残存していた木造建築もすべて焼失しています。

当時の本丸にあった建築物の様子は、青葉城資料展示館において、コンピュータグラフィックで再現されたものを見ることができます。

仙台城址見学のあとは

仙台城散策で疲れたら、園内の茶屋でスイーツなどいかがでしょうか?仙台のイチオシスイーツ「ずんだ餅」もおすすめです。

お腹が空いたら、これも仙台名物「牛タン」でしょう。仙台市街まで行かなくても、最近は郊外に牛タンの有名な店がオープンしています。本場仙台の厚切り牛タンを堪能してくださいね。

仙台城址へのアクセス

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東北自動車道 仙台宮城ICから国道48号線利用で15分。朝夕は国道48号線が渋滞するため、仙台南ICで降りて、仙台南部道路の山田ICから国道286号線を利用し、南側から北上した方がスムーズにアクセスが可能です。

松島方面からアクセスする場合も、仙台東部道路、仙台南部道路で山田ICから北上するルートがオススメです。(仙台市街地横断は渋滞が多いので避けましょう。)

名称 仙台城址
住所 〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内1
公式サイト http://honmarukaikan.com/date/sendaijo.htm

伊達政宗が仙台に城を築いたことで発展した仙台市。現在の仙台市の発展ぶりを見れば、400年以上前にこの地が発展することを見抜いていた、政宗の能力が証明されたわけです。

本丸に立って仙台市街を見下ろすと、政宗が本丸から見た昔の景色が見えてくるような気がします。

Top Photo By 青葉城本丸会館

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