出典元:https://motor-fan.jp/article/10006613
ホンダ・NSX(NC1)とは
日本が誇るスーパースポーツ
出典元:https://www.autonationacurasouthbay.com
2016年8月に発表された2代目のホンダ・NSX(NC1)。F1の老舗コンストラクターのコスワースと共同開発した3.5リットルV型6気筒直噴DOHCツインターボエンジンを縦置きするミッドシップカーで、3モーターのハイブリッドシステムも搭載しています。
エンジンとモーターを合わせた最大出力は581馬力に達し、欧米仕様の最高速度は308km/h。走りの性能はスーパースポーツのポルシェ911、アウディR8などと肩を並べます。
ホンダが世界に誇るスポーツフラッグシップとあって、新車価格は2370万円(税込み)と超高額。それでも、当初計画をクリアする約400台の製造を受注しています。
超高性能であるがゆえにデザイン、メカニカルは高次元のバランスで成立。つまり、NSXはノーマルの時点で一種の完成形に到達しているということでもあります。アフターパーツでさらに性能を引き上げるのは、容易なことではないのです。
意外とまだ少ない新型NSX(NC1)用のエアロキット
エイムゲイン・スポーツNSX-GT
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フロント50mm、リア80mmのワイド化を図るフェンダーの迫力がすさまじいエイムゲイン・スポーツNSX-GT。リアフェンダーとサイドステップを結ぶラインも美しく流れています。精悍なフロントフェイスは、NSXの闘争本能を引き出したかのようです。
VIP、ユーロに適した高級感あふれるデザインのエアロキットで知られるエイムゲイン。そのノウハウを生かし、スーパースポーツに通用するラグジュアリー感もまとったエアロを開発しました。
リバティウォーク・LBパフォーマンス/LBワークス NSX
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フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーをベースに、世界に1台だけのカスタムカー製作を手掛けているのがリバティウォーク。
NSX(NC1)用には、ノーマルスタイリングのイメージを生かしたライトボディキットのLBパフォーマンスと、オーバーフェンダーで武装したフルボディキットのLBワークスが用意されています。
LBワークスのワイドでボリューム感のあるリアフェンダーは、アルミホイールのリムエッジを飲み込む絶妙なライン。フロント、リア、サイドのディフューザーは、ボディの低重心を際立たせています。大型のリアウイングも、レーシーな雰囲気です。
ルートKS・DKスタイル
出典元:https://www.route-ks.com
NSXをメインとしたスポーツカーのエアロパーツ開発などを行っているのがルートKSです。DKとは、ドリキンことレーサーの土屋圭市氏のこと。土屋氏も自らのNSX-R(2002年式)にルートKSのパーツを装着しています。
DKの名を冠したNC1用のエアロパーツは、充実の10点キット。前後オーバーフェンダーやボンネット、フロントフェンダーのフィン、リアアンダーカウルなど性能向上に貢献するパーツを装着しながら、ノーマルのボディラインを損なわないデザインです。
新型NSX(NC1)のチューニングカー、デモカー
Kansaiサービス
出典:元http://www.kansaisv.co.jp
2017年式のNC1をベースとしたKansaiサービスのデモカー。Kansaiが試作したインタークーラーパイプや車高調整アダプターが組み込まれています。
シートは、これもまたKansai試作のフルバケット専用レールに載せられたRECARO RS-G Super Stark。フロントバンパーにはさりげなく、オレンジ色の可倒式フロントフック (ボールロックタイプ )が取り付けられています。
アメリカホンダ×Science of Speed ドリームプロジェクト
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アキュラがアリゾナに本拠を置くScience of Speedと組んだのが、このドリームプロジェクト。FIAのGT3をテーマに製作されたマシンは、ツインターボにリキッド・インジェクション・インタークーラーを装備しています。
最大出力は610馬力に到達。最大トルクも70.1kgmを絞り出します。ステンレススチール製のエキゾーストからは、低音の効いたサウンドが響きます。大型のリアディフューザーやリアウイングなどが印象的なエアロキットは、Science of Speed製です。
ゴールドでコーティングされたブレンボ製ブレーキ・キャリパーとカーボン・セラミック・ディスク、ボディはAndaroのヌーベルブルー・パール、ルーフはグロス・ブラックでペイントされています。
新型NSX(NC1)のGTマシンはGT3エボに進化
2019年シーズンに投入
出典元:https://www.honda.co.jp
ホンダが製作しているレース専用車両のNSX GT3。ロードカーのNSXからハイブリッドシステムを取り除いたマシンで、NSX GT3をベースにさらなる性能向上を図ったのがGT3エボです。2019年シーズンから投入されます。
FIAのGT3規格に沿って設計されたNSX GT3は2017年1月、北米でレースデビューしました。GT3エボは新設計のエクステリアパーツでドラッグの低減や空力、安定性を高めたもの。最新のボッシュ製アンチロックブレーキシステムも採用しています。
エンジンには新たなターボチャージャーを採用し、スロットルレスポンスと燃費性能を改善しました。新ターボチャージャーはリプレイス用パーツとして、NSX GT3にも導入が予定されています。
新型NSX(NC1)用の国内外のチューニングパーツ発売状況は?
BBS RI-D超超ジュラルミンホイール
出典元:https://www.cockpit.co.jp
航空機用のアルミ合金材にも使われている高強度の超超ジュラルミン。アルミ合金に含有させた上、鍛造製法でさらに強度を増したアルミホイールがBBS RI-Dです。圧倒的な強度による軽量化で、優れたパフォーマンスとシャープなデザインを実現しました。
超超ジュラルミンホイールの製造に成功したのは、世界でBBSだけ。2017年11月には、待望のNSX用サイズ(フロント19インチ×8.5J、リア20インチ×11.0J)が追加されました。
ARTA×WORKのNSX専用鍛造ホイール
出典元:https://response.jp
オートバックスセブンのモータースポーツプロジェクトのARTAと世界的アルミホイールメーカーのWORKがコラボレーションして商品化したのが、NSX(NC1)専用の鍛造ワンピースホイールAR-01です。2018年4月、世界20セット限定で発売されました。
SUPER GTマシンのホイールと同じアルミニウム合金であるA6061を用い、高強度、高剛性と軽量化を実現しました。美しいツイン6スポークデザインは、ハードなスポーツ走行時の負荷やトラクションに耐える設計です。
サイズはフロントが19インチ×8.5J 、リアが20インチ×11.0J 。センターには「ARTA×WORK」などのレーザー刻印も施されています。まさに、SUPER GTで培った高度なレーシング技術を結集させたアルミホイールです。
Fi Exhaustマフラー
出典元:http://fi-exhaust-japan.com
ランボルギーニやフェラーリ、マクラーレン、ポルシェなど欧州のスーパースポーツを中心とした、高級車のエキゾーストシステムを開発するFi Exhaust。ハイパフォーマンスエンジンの性能を最大限に引き出す品質を備えています。
さらに、最先端の可変バルブトロニックシステム、内臓のインテリジェントコントローラーも備え、官能的なマフラー音を実現しています。
出典元:https://clicccar.com
NSX(NC1)は2018年10月、初のマイナーチェンジを施されました。北米から日本に開発拠点が移った2019年モデルは、ボディ新色にサーマルオレンジ・パールを追加。スーパースポーツらしい華やかさを演出しています。
サーマルオレンジ・パールは、カーボンブレーキローターのキャリパー塗装にもオプションで追加。エクステリアは、フロントグリルが従来のシルバーからボディ同色に変更され、NSXが持つワイド&ローのイメージを強調しています。
走りの面ではフロントスタビライザーを26%、リアスタビライザーを19%、リアコントロールアームブッシュを21%、リアハブは6%剛性を向上。SH-AWDの駆動配分の制御も緻密さを増し、低中速域のハンドリングと高速の安定性が進化しました。