出典元:https://www.tokyoautosalon.jp/TAS/2019/apl/ap/CList02.dll/?mode=&st1=43407&cid=S0190433
ホンダ・N-VAN(Nバン)のメーカーカスタムカー・コンセプトカー
カスタムカー・チューニングカーの祭典、東京オートサロンとは
大盛況のうちに終了した東京オートサロン。カスタマイズ好き、チューンナップ好きにとっては毎年1月恒例の楽しみとなっていますね。
今年はトーヨータイヤのブースで、先日公開されたばかりのケン・ブロックの動画最新作「Ken Block’s GYMKHANA TEN: The Ultimate Tire Slaying Tour」の最後に登場し注目を集めた900ps以上を発揮するフォード F-150をベースにしたモンスターピックアップトラック、「フーニトラック」の実車が展示されたことでも大きな話題となりました。
1983年に初めて開催されてから今年2019年で36年。歴史ある東京オートサロンは世界3大カスタムカーショーの一つともいわれる存在になっています。
アートスタンド仕様(Nバンドリーム企画)
出典元:https://makers-base.com/blog/6702/
2018年の7月に販売開始されたばかりのホンダのN-VANは、同じくホンダの大ヒットモデルである軽スーパーハイトワゴン、N-BOXから派生した軽商用バンです。
このN-VANのデビューに伴い、ホンダは「#NVAN_Dream」プロジェクトを始動。N-VANを趣味や仕事にどのように活用するか、そのアイデアを広く一般から募集しました。
採用されたのは「ART STAND 芸術・美術の屋台」。イラストレーターである応募者の方のアトリエ、ベースキャンプとしてのN-VANカスタマイズです。
手掛けたのはモノづくりのスペシャリスト、メーカーズベース。東京オートサロンに登場した完成品は通常のカスタマイズの域を超えた素敵な作品に仕上がっていました。
バイクトランポ仕様(チュートリアル福田カスタム仕様車)
出典元:https://www.tokyoautosalon.jp/2019/contest/grandprix.php
芸能界屈指のバイク好き、ホンダ好きだというチュートリアル福田さんが理想のカスタムカーをプロデュースするという企画から生まれたのかこちら。
バイク好きのチュートリアル福田さんらしくバイク用トランプの機能を軸にカスタム。「移送式バイクパーク」と銘打ち、チュートリアル福田さんの名前を冠した「フクダーランド」と名付けられています。
ベースとなっているのは丸目のヘッドライトが可愛らしい印象を与えるN-VAN +STYLE FUN。ボディに施された左右非対称のグラフィックが躍動感のあるアクティブな雰囲気を感じさせる仕上がりです。
可動式アームを使用し車内でも車外でも楽しめる大型モニターを搭載。また天井にプロジェクター、テールゲートにはスクリーンを設置してVR体験も楽しめる、とことんまでエンタテインメント性にこだわった仕様になっています。
このチュートリアル福田カスタム仕様車は東京国際カスタムカーコンテスト2019のKカー・コンパクトカー部門で優秀賞を受賞しました。
車中泊仕様トリップバン(ホンダアクセス)
出典元:https://www.tokyoautosalon.jp/TAS/2019/apl/ap/CList02.dll/?mode=&st1=96705&cid=S0190475
ホンダアクセスが発表したのはTRIP VAN(トリップバン)。サーフィンや旅がテーマになっており、サーファーが全国のサーフスポットをN-VANで車中泊しながら楽しむといったカスタムの方向性で仕上げられました。
タイヤはトーヨータイヤのオフロード向けタイヤであるオープンカントリー、さらに下回りやリアハッチに特殊塗料「LINE-X」を施してラフロードでの走破性を高めています。
ウッドを多用し、ナチュラルでくつろげる空間を演出したインテリアも魅力的です。
無限カスタム仕様
出典元:https://www.tokyoautosalon.jp/TAS/2019/apl/ap/CList02.dll/?mode=&st1=43305&cid=S0190354
ホンダ車のカスタマイズといえばの無限カスタムももちろん登場。コンセプトは”Circuit Style(サーキットスタイル)”。トランポやモーターホームをキーワードに、モータースポーツを楽しむ方向けのカスタマイズが施されたものとなりました。
カラーリングはTEAM MUGENのトランポを意識し硬派な印象。無限ならではのレーシーなスタイリングになっています。
ホンダ・N-VAN(Nバン)のリフトアップ
フォレストオートファクトリー・FAF-Nバン
出典元:http://www.forest-auto.com/works/works_complete/19471/
軽バンや軽トラのリフトアップといえばまず思い浮かぶのかこちらのフォレストオートファクトリーでしょう。
N-VANの販売開始前からすでの多くの問い合わせが殺到していたというN-VAN用 FAFリフトアップスプリング。前々から東京オートサロンでのお披露目に合わせて開発中とアナウンスされていましたが、期待通り専用リフトアップスプリングを装着したN-VANを展示してくれました。
ステンレス製のバンパーガードも迫力満点、こんなN-VANでぐいぐいオフロードを攻めてみたい気分にさせてくれます。
オーバーテックでもリフトアップスプリング発売中
2018年の12月、オーバーテックから2種類のカスタムスプリングが発売されました。
そのうちの1種類がリフトアップ用のスプリング。サンバーなどで定評のあるオーバーテックのリフトアップスプリングにさっそくN-VAN用が仲間入りです。
ちなみにもう1種類のカスタムスプリングはオーバーテックの売れ筋商品でもある強化リアサスの「ふんばるぞープラス」です。かなり人気でN-VAN用の顧客ニーズが高く、量産化されたようです。
ホンダ・N-VAN(Nバン)のレトロカスタム
モデストカーズ・ステップバン仕様
出典元:http://ethicallifehack.blog.fc2.com/blog-entry-4043.html
レトロカスタムといえばこのモデストカーズの右に出るものはないでしょう。バモスやアクティバンのシトロエンバス仕様やドミンゴ、サンバーディアスのワーゲンバス仕様のカスタマイズでよく知られているのではないでしょうか。
今年の東京オートサロンにはN-VANをベースにしたホワイトのステップバン仕様ポケットバンが展示されていました。
ですが完成しているのはフロント部分だけでリアやサイドなどは展示後に再度カスタマイズが施されるとのこと。
レトロカスタムに定評のあるモデストカーズのこと、完成度の高い仕上がりを期待したいところです。
ホンダ・N-VAN(Nバン)のキャンピングカー
ホワイトハウス・Nバンキャンパー
出典元:http://www.whitehouse.co.jp/camper/compact/kei/nvan/index.html
N-VANのデビューから間を置かずに開催された東京キャンピングカーショー2018に早くも登場して周囲をあっと驚かせたのはキャンピングカービルダーのホワイトハウスとホンダアクセス共同企画によって作られたN-VANキャンパー。
モデューロやギャザズなどのホンダ純正品パーツを手掛けるホンダアクセスが絡むことでN-VANの新車開発と並行してパーツを製作することができたようです。
室内の広さには定評のあるN-BOX譲りの車内空間と助手席側のセンターピラーレス構造で開口が大きいN-VANはキャンピングカーとしても優秀。「オトナの秘密基地」がテーマの鮮やかなイエローのN-VANキャンパーは会場でも大きな人だかりができていたようです。
メーカー純正車中泊オプション
出典元:https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-van/special/selection/simulator/
実はN-VANはホンダ純正の車中泊オプションも豊富。ラゲッジ用と助手席側にリア用のマルチボードを設置すれば2人が横になれる空間が登場。
夏に嬉しいテールゲートを開けたままでも快適に過ごせるテールゲートメッシュや窓からの視線を遮るプライバシーシェード、車内でも電化製品が使える外部電源入力キット等、さまざまなアイテムが揃います。
本格的なキャンピングカーはかなり高額で手が出ないという場合でも、オプションをうまく利用してN-VANをカスタマイズすれば気軽に快適なキャンピングカー生活が楽しめそうです。