マツダが、10月25日から11月5日まで開催されている「第45回東京モーターショー2017」にて、新型3列シートクロスオーバーSUVであるCX-8を初公開しました。既存のSUVであるCX-5よりも一回り大きく、高級車志向であるこのCX-8は「走りつづける。大人のゆとりを携えて」と銘打たれ、東京モーターショーの会場でも注目を集めています。
CX-8は、すでに12月14日より日本で発売予定というアナウンスがされていますが、はたしてどのようなクルマに仕上がっているのでしょうか? 今回は東京モーターショーの写真とともにCX-8の全容についてレポートしましたので、ご覧ください!
目次
CX-8のエクステリア:品のあるマツダのデザイン哲学
まずはCX-8のエクステリアから見ていきましょう。「TIMELESS EDGY」(時を超えて愛される普遍性と品格のある先進性の融合を求めたデザイン)をコンセプトに、マツダのデザインテーマである「魂動」を洗練させたCX-8ですが、SUVらしい力強さだけでなく、大人らしいゆとりを感じさせる上質さや凛としたたたずまいを感じさせます。
デザイン自体はCX-5を基調にしています。全長はCX-5より355mmほど延長、ホイールベースは230mmほど延長されています。ボディが長くなったことで、CX-5より全体的にスリムなフォルムに見えるようになりました。
また、CX-5のハニカム構造状のフロントグリルとは異なり、CX-8には水平スリットが採用されていることもフロントマスクの精悍さに磨きをかけています。マツダが今回CX-8を開発するにあたり、多人数乗用車でありながらもエモーショナルで美しいプロポーションを目指したことがよく伝わってくるデザインです。
さらに、CX-8にはマツダの塗装技術である「匠塗」が用いられ、フラグシップカラーであるソウルレッドクリスタルメタリックはハイライト(光の反射する部分)とシェード(反射せず影に見える部分)を瑞々しく際立たせ質感の高さを演出しています。
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