出典元:http://car-moby.jp/category/automobile-news/288252
海外ではすでに販売スタートしている新型ホンダ・CR-Vの特徴は?
出典元:http://car-report.jp/blog-entry-826.html
すでに海外では販売が開始されているCR-Vが少し遅れて日本でも販売されることが決定しました。海外で販売されているCR-Vとはどのような違いがあるのか、詳しく掘り下げてみましょう。
ハイブリッドモデルと3列シート7人乗り設定もある1.5Lターボモデル
日本で発売されるモデルはハイブリッドモデルと1.5Lターボモデルの2種類が予定されています。また、1.5Lターボモデルでは7人乗りの3列シートを選択することが可能です。
2列シートよりも車両本体価格は高くなると思われますが、大人数での乗車がある場合は是非とも3列シートモデルを購入したいところですね。
ホンダセンシング標準搭載
ホンダの車種には続々と搭載されてきているホンダセンシングですが、CR-Vにももちろん搭載されています。標準で全車種に搭載されているというのも非常に大きなポイントといえるでしょう。
ホンダセンシングを使用すること安全性能が向上するのはもちろんですが、それ以外にも運転のストレスや疲労軽減にも繋がりますね。
シートヒーター、パワーシートなど装備充実
ホンダセンシング以外にも運転席、助手席のシートヒーター、運転席の8ウェイパワーシートなど多くの装備が標準で搭載されています。この辺りの嬉しい装備が標準で付いてくるのは非常にありがたいですね。
また、パワーシートに関してはオプションで助手席にも付けることが出来るので、手間も省けて快適なカーライフを過ごすことが出来るでしょう。
富士スピードウェイで行われる新型CR-Vプロトタイプ試乗会
2018年7月7日〜8日に富士スピードウェイで「Enjoy Honda 2018」が開催されます。「Enjoy Honda 2018」のコンセプトは「見て、遊んで、体感する」です。
試乗会、トークイベント、バイクショーなど様々なイベントがあり、CR-Vプロトタイプも試乗会にラインナップされています。試乗会は抽選のため募集は締め切られていますが、富士スピードウェイでCR-Vが走る姿を先取りできるかもしれませんよ。
新型のボディサイズは?ホンダ・CR-Vの歴代モデルとスペックを比較!
CR-Vの公式ホームページに記載されているキャッチコピーは「日本で生まれ、世界で鍛えた」です。この言葉は何を表わしているのか、CR-Vの歴史を掘り下げてみると理解出来るでしょう。
初代からまとめて振り返ってみましょう。
初代CR-V(RD1/2)
出典元:https://www.croooober.com/feature/2582799
初代CR-Vはシビックをモデルとして1995年に誕生しました。ホンダにとって初となるSUVモデルでした。他社ではSUVを先に販売しているところもあったようですが、日本ではSUVの第一人者的な存在とされています。
日本での売れ行きが好調で、マイナーチェンジ後には海外にも販売拠点を広げることとなりました。
二代目CR-V(RD4/5/6/7)
出典元:https://blogs.yahoo.co.jp/mijoushort/47179177.html
二代目となるCR-Vは2001に登場しましたが、この頃日本ではSUVの流れが収まりつつありました。日本では初代ほどの売り上げには至らなかったものの、ミドルクラスのSUVとして世界に視野を広げ販売することでヒットを納めました。
ボディサイズは初代と比べてやや大きくなりました。海外志向が強かった分ワイドな設計となったのでしょう。
三代目CR-V(RE3/4)
出典元:https://b-cles.jp/car/
三代目CR-Vは初代、二代目と比べてデザインがスタイリッシュで、SUV特有のゴツゴツした印象が少なくなりました。販売期間は2006年から2011年の間でした。二代目CR-Vよりもサイズはまた大きくなり初代と比較するとかなりの違いになりますが、これも海外ニーズを意識した戦略だったようです。
日本の環境では全幅1,820mmの三代目は運転しづらく販売は伸び悩みましたが、三代目CR-Vを運転するユーザーから不満の声は少なく、時代の流れ、環境も影響しているのでしょう。
四代目CR-V(RM1/4)
出典元:https://www.kurusel.com/honda/cr-v.html
四代目CR-Vは2011年に発表され販売を開始しました。三代目と比べると全長が30mm短くなっており、車重も20kg程度軽くなっています。少しではあるもの視野を日本にも戻そうとしたのでしょう。これまで2.4Lのみだったエンジンも四代目から2.0Lエンジンの選択が可能になりました。
その後は後継車としてVEZELが誕生し、国内ではCR-Vの影が薄まってしましました。
全長 | 全高 | 全幅 | ホイールベース | |
初代 CR-V | 4,385〜4,490mm | 1,675mm〜 | 1,750mm | 2,620mm |
二代目 CR-V | 4,360~4,540mm | 1695mm | 1,710mm | 2,620mm |
三代目 CR-V | 4,565mm | 1690~1,710mm | 1,820mm | 2,620mm |
四代目 CR-V | 4,535mm | 1,685mm | 1,820mm | 2,620mm |
新型 CR-V(北米仕様) | 4,605mm | 1,685mm | 1,820mm | 2,630mm |
歴代CR-Vのボディサイズをまとめました。
海外志向が強くなり、徐々に大きくなっているのが分かると思います。四代目で日本向けのサイズになるのかと思いきや、新型では更に広々としたサイズになりました。
記載しているのは海外で販売されている新型CR-Vのサイズになるので、日本で発売されるCR-Vのサイズは公式サイトにも掲載されていないようです。とても気になるところですね。
新型CR-Vの競合ミドルサイズSUVのサイズ・価格・燃費を徹底比較!
出典元:https://clicccar.com/2017/07/11/490725/
新型CR-Vの登場ということで、SUVを購入しようと思っていた方も考え直しているところではないでしょうか?
競合となるミドルサイズSUVと比較してみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
トヨタ・ハリアー
トヨタのSUVといえば黒が似合う高級なイメージが強いハリアーではないでしょうか。ハリアーはCR-Vのデビューから数年後に発表されたSUVで、根強い人気を誇っています。
トヨタの安全機能である「Toyota Safety Sense P」が標準装備されており、見た目だけでなく中身も評価されている一台です。
日産・エクストレイル
日本のみならず海外でも愛されているのが日産・エクストレイル。海外では「キャシュカイ」の名称で販売されています。
様々な環境でその使い勝手の良さが評価されており、そのためアウトドアな車というイメージが強く付いていますね。
ガソリン車、ハイブリッド車から選択できますが、e-POWERはまだ搭載されていないので、ノート、セレナに続いて3車種名のe-POWER搭載車になるのではと騒がれており、非常に気になるところです。
マツダ・CX-5
サッカーの長友選手がCMに出演したことでも話題となったマツダ・CX-5。低価格なのが魅力的であり、またSUVであるもののハッチバックに近い印象である点もSUVに興味が無かった方を振り向かせた要因となったのではないでしょうか。
マツダの売りであるディーゼルエンジンを搭載している車種なので、ディーゼルエンジンを求めている方にオススメの一台です。
スバル・フォレスター
スバルのフォレスターは2018年6月にフルモデルチェンジを発表したばかりのため、発売時期を見てもCR-Vの競合となることは間違いない一台です。ボディサイズはほとんど変わっていませんが、今回のマイナーチェンジからフォレスター史上初となるハイブリッド仕様も加わります。
競合SUV比較
全長 | 全高 | 全幅 | 燃費 | 価格 | |
トヨタ・ハリアー | 4,725mm | 1,690mm | 1,835mm | 16.0km/L | 2,949,000円〜 |
日産・エクストレイル | 4,690mm | 1,740mm | 1,820mm | 16.4km/L | 2,198,000円〜 |
マツダ・CX-5 | 4,545mm | 1,69mm | 1,840mm | 16.0km/L | 2,495,000円〜 |
スバル・フォレスター | 4,625mm | 1,730mm | 1,815mm | 14.6km/L | 2,808,000円〜 |
新型 CR-V(北米仕様) | 4605mm | 1,685mm | 1,820mm | – | – |
このように見てみると、海外志向の強かったCR-Vもそこまで大きな印象は受けず、むしろゆったり出来てちょうど良いと思う人の方が多いのではないでしょうか。
CR-Vの日本での販売価格はまだ出ていませんがこちらの表を参考にして見て下さい。
まとめ
出典元:http://carlifeplus.net/2018/03/21/post-285/
CR-Vが日本復帰を遂げることでSUV市場は更に激化することでしょう。ユーザー側からしても魅力的な車種が多く、かなり悩んでしまうかもしれませんね。
世界で鍛え日本に復帰したCR-V。待ち望んでいた多くのユーザーがどのような反応を見せるのか、どのように売り上げを伸ばすことが出来るのか期待が高まります。