出典元:https://automobiles.honda.com/future-cars/insight-hybrid
新型ホンダ・インサイトの特徴は?
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ニューヨークモーターショー2018で初公開
2018年3月28日、ニューヨークモーターショーにおいて米国ホンダより3代目となるホンダ・インサイトの新型が発表されました。
インサイトは初代が1999年に登場。世界初の量産ハイブリッドカーとして世界中の注目を集めたトヨタ・プリウスに遅れること2年、満を持しての登場となりました。
プリウスと差をつけたかったのか、インサイトは2シーターでエクステリアデザインはレーシングカーのような印象を受けるものに。
特に印象的だったのはリアのホイールスカートでしょう。とてもホンダらしさを感じさせるものでした。
ルックスのインパクトのみならず、その技術にも注目が集まりました。燃費は当時の10・15モードで35km/ℓを記録し、当時の世界最高水準を誇っていました。
しかし発売7年後の2006年には販売終了となります。
2009年に装いも新たに復活、プリウスを大きく意識したと思われる5ドアになりました。
マイナーチェンジを繰り返しながら2014年まで生産されていましたが、採用していたハイブリッドシステムの旧型化によりまたしても販売終了に。
奇しくも先代と同じく発売から7年後に生産終了を迎えたことになります。
今回、実に4年振りにインサイトが復活するとあってかなりの注目を集めています。
シビックのプラットフォーム、車格はシビックの上位
新型インサイトのプラットフォームにはシビックのものを使用しています。このプラットフォームは2017年に発売の新型シビックの為に新開発されたもの。
最新技術を駆使し、より高剛性化、重量も軽くなり静粛性、高い空両性能を実現した次世代のプラットフォームです。
先代のシビックのプラットフォームよりも大型化し、さらに低重心化、今の時代に適応するロー&ワイドなボディを実現します。
これまでインサイトは5ナンバーでしたが、シビックのプラットフォームを使用することで3ナンバーに変更になると考えられますね。
同じプラットフォームを使用してはいますが、車格としてはシビックとアコードの中間の位置になるようです。
アメリカで発売された新型アコードの弟分のようなデザイン
今回発表されたアコードのコンセプトは、洗練された現代的な感覚とスポーティさが両立するプレミアムセダンということでした。
エクステリアは、アコードの雰囲気に近いものに。
先代よりもかなりスタイリッシュで洗練され、上質感を感じさせる仕上がり。特にリアの印象はかなりスッキリとし、現代版にブラッシュアップされたデザインであることを実感できます。
アコードと同じく、ルーフラインの美しい曲線が印象的です。
1.5リッターエンジンと2モーターの最新ハイブリッドシステム
ハイブリッドシステムは、1.5L直4アトキンソンサイクルエンジン+2モーターを使用した「SPORT HYBRID i-MMD」が搭載されます。
このシステムは、基本的に街中などにおいての通常の走行ではエンジンを使用せず、モーターで走ります。電気が足りない際にはエンジンを使用して発電し、モーターに電力を送るというもの。
もちろんモードによってはエンジン出力をそのままタイヤに伝えて走ることも可能です。
このハイブリッドシステムの搭載によって新型インサイトには3パターンの走行モードが設定されました。
”NORMAL”、”ECON”、”SPORT”の3つのモードを使い分けることによって燃費の向上や走行環境に合わせた快適な走りをもたらします。
ホンダセンシングなどの安全装備
近年発表される新型車には欠かせなくなってきた先進安全機能ももちろんぬかりありません。全グレードにホンダセンシングが標準装備されます。
標識認識機能や衝突軽減ブレーキ、アダプティブ・クルーズ・コントロールやレーン・キープ・アシストなどの先進機能が搭載。
ミリ波レーダーと単眼カメラで障害物や道路環境を検知するホンダ自慢の先進安全運転システムホンダセンシングは、2014年の登場以来年々進化し、高い評価を得ています。
過去に発売されたホンダ・インサイトはどんな車?燃費やボディサイズは新型とどう違う?
出典元:http://www.honda.co.jp/auto-archive/insight/2013/webcatalog/styling/exclusive/
クーペスタイルの初代インサイト(ZE1)
初代のインサイトは1997年に東京モーターショーで披露されたJ-VXというコンセプトカーをベースに誕生しました。
J-VXは、”J·mover – Value X”の略。当時のホンダが掲げていたRV車に対する名称「クリエイティブ・ムーバー」の弟分「J・ムーバー」の内の一種として発表されました。
「J・ムーバー」の”J”は、英語で楽しさなどを意味する”joyful”の頭文字。
来る21世紀という新しい時代において環境と運転の楽しみを実現することをテーマとしたコンセプトカーでした。
2シーターのクーペスタイル、個性的なスタイリングでしたがその後のインサイトにはこの初代の面影はあまり残っていません。
プリウスのライバルとして登場した2代目インサイト(ZE2)
初代のインサイトは当時の世界最高水準の燃費性能を誇っていたにもかかわらず、プリウスに勢いに打ち勝つことができず2006年に生産終了を迎えます。
初代は3ドアの2シーター、デザインや性能は優れていたのに販売が振るわなかった原因をここに見出したホンダは2代目インサイトは5ドアの5人乗りとして2009年に売り出しました。
プリウスを強く意識した2代目はそのエクステリアも大きく変化。
初代のレーシングカーのようなイメージは影を潜め、よりファミリー向けのイメージに。普遍的に長く愛されるようなデザインとなりました。
2代目に追加されたインサイトエクスクルーシブ(ZE3)
2011年には、より走りを重視しLEA型 1.5L 直4 SOHC i-VTECエンジンを搭載したインサイト・エクスクルーシブをラインナップに追加。
パドルシフトも備え、スポーティな走りを求める層にアピールしたものになりました。
専用バンパーや専用インテリアなど、クラス感を高める装備も採用されています。
ボディサイズ・燃費を比較
全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 燃費(km/ℓ) | |
新型インサイト | 4,630 | 1,798 | 1,414 | 23.4 |
初代インサイト(ZE1) | 3,940 | 1,695 | 1,335 | 32.0~36.0 |
2代目インサイト(ZE2) | 4,390 | 1,695 | 1,425 | 22.2~27.2 |
インサイトエクスクルーシブ(ZE3) | 4,395 | 1,695 | 1,435 | 23.2 |
新型インサイトの燃費は米国EPAによる市街地モードでの予測値、また初代インサイトは10・15モード、2代目インサイトとインサイトエクスクルーシブはDC08モードです。
新型インサイトは著しく大型化しているようですね。
ホンダ・インサイトと競合するハイブリッドカーのサイズ・価格・燃費などのスペックを徹底比較!
トヨタ・プリウス
出典元:https://toyota.jp/prius/
ライバル車の大本命といえるトヨタ・プリウス。1997年の登場から、ハイブリッド車の代名詞のような存在であり続けています。
現在のモデルは4代目。トヨタの新しい車作りのシステム「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」導入の第一号車としても注目を集めました。
これまでのFF式に加えて電気式の4WDも登場しました。2016年には日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞するなど、高く評価されています。
トヨタ・カムリ
出典元:https://toyota.jp/camry/design/?padid=ag341_from_camry_top_design_exterior
2017年にフルモデルチェンジしたカムリは「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」による完全新設計、これまでのカムリから大きく進化しました。
エンジンも完全新設計の次世代型ダイナミックフォースエンジンを搭載。
世界初となる技術を複数用いられて開発されたエンジンはハイブリッド車に特に求められる高い環境性能はもちろん、その走りにおいても大きく進化しました。
全グレードにトヨタの安全運転パッケージ「Toyota Safety Sense P」を標準搭載。
エクステリアもより迫力のある精悍なマスクになりました。
マツダ・アクセラハイブリッド
出典元:http://www.mazda.co.jp/cars/axela/grade/#axela-hybrid
マツダといえばクリーンディーゼルのイメージが強くありますが、マツダ初のハイブリッドシステムが搭載されたのがアクセラです。
2013年から展開している3代目となる現行モデルに搭載されたハイブリッドシステムはトヨタ製。
エンジンにはSKYACTIV-G 2.0を使用し、マツダ車に期待される人馬一体の走りを損なうことなく燃費性能も高めたモデルとなっています。
燃費・価格を比較
燃費(km/ℓ) | 価格 | |
新型インサイト | 23.4 | 未定 |
トヨタ・プリウス | 37.2~40.8 | ¥2,429,018~¥3,199,745 |
トヨタ・カムリ | 28.4~33.4 | ¥3,294,000~¥4,195,800 |
マツダ・アクセラハイブリッド | 30.8 | ¥2,505,600~¥2,879,000 |
新型インサイトのみ燃費は米国EPAによる市街地モードでの予測値、そのほかはJC08モードによるものです。
新型インサイトはまだ価格未定ですが、シビックの値段から予想すると300万円程度になるのではないでしょうか。
新型ホンダ・インサイトの国内発売の見込みは?プラグインハイブリッドも追加される?
出典元:https://automobiles.honda.com/future-cars/insight-hybrid
新型インサイトはすでにアメリカではラインオフ。北米での販売は夏ごろになるとアナウンスされています。
日本導入についてはまだ情報がありませんが、2018年の内には日本での販売が発表されるのではないでしょうか。
また、プラグインハイブリッドが投入されるという噂がありましたが、今回はラインナップされていませんでした。
ただ、これからの時代の流れを考えるとプラグインハイブリッドの導入はマストともいえ、課題となることは確実です。
近いうちにラインナップに加わることになると思いますが、今後の行方に注目ですね。