サメがモチーフの新型メルセデスベンツ・CLSクラスの4ドアクーペ(C257)が国内発売!シューティングブレークは廃止でAMGモデルは8月発売!

     
   

出典元:https://gqjapan.jp/car/review/20180410/all-new-mercedes-benz-cls

新型メルセデスベンツ・CLSクラス(C257)の特徴は?

出典元:https://www.euro-car.info/post-7375/

Sクラスとは違った魅力、美しさ、オーラを持ったメルセデスベンツ・CLSクラス。クーペらしい美しいデザインでありながらも4ドアで利便性も非常に優れており、メルセデスベンツの中でも誰もが憧れる人気の高い車種の一つです。

そんなCLSクラスがフルモデルチェンジを果たしました。日本での発売は2018年6月28日からとなっています。

特徴やモデルチェンジ前との相違点を見てみましょう。

メルセデスベンツの新デザイン言語採用、モチーフはオグロメジロザメ

CLSはフロント部分が5度前傾している新デザイン言語を採用しています。モチーフとなったのはオグロメジロザメといわれており、口元とフロント部分の形は似ている印象があります。

キャラクターラインはあまり入っておらずシンプルながらも見るものを惹きつけるデザインといえるのではないでしょうか。

直列6気筒ターボ×ISG搭載と2リッターのディーゼルターボに9速AT搭載

エンジンラインナップは3.0L直列6気筒エンジン、2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンの2種類となっています。モデルチェンジ前は3.5LV6エンジン、4.7LV8エンジンだったのでダウンサイジングされ排気量もかなり小さくなりました

トランスミッションは9速ATが搭載されており、この点は以前のモデルと変わっていません。

超ワイドディスプレイやイルミネーテッドエアアウトレットが目を引く最先端のコックピット

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メーター類は全てディスプレイとなっており、そのサイズは12.3インチと非常にワイドです。ナビゲーションの案内も運転手の正面にあるディスプレイに表示されるので非常に便利な機能です。

また、CLSはイルミネーテッドアウトレットと呼ばれる最先端のコックピット仕様となっています。とてもクールで目を引くこのデザインはジェットエンジンのタービンをイメージして作られています。室内の温度によってアンビエントライトが反応し赤や青へと色を変えていきます。

運転席に座った瞬間に虜になり、アドレナリンがワッと湧き上がってくるのでは無いでしょうか。早く運転がしたいと思わせてくれるコックピットだと思います。

レーダーセーフティパッケージはSクラスと同等の最新版

CLSには、Sクラスにも採用されている最新のレーダーセーフティパッケージ「インテリジェントドライブ」が搭載されています。

PRE-SAFEインパルスサイド、PRE-SAFEサウンドなど、実に多くの安全装備が備わっており文句の付けようがありません。

導入されるメルセデスベンツ・CLS450 4マチックスポーツとCLS220dスポーツの装備の違いは?

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日本に導入されるCLS450 4マチックスポーツ、CLS220dスポーツの装備の違いを表にまとめています。

  CLS450 4マチックスポーツ
CLS220dスポーツ
エンジン 直列6気筒ターボエンジン
直列4気筒ディーゼルターボエンジン
ハンドル 右・左
燃費 11.9km/L 18.6km/L
駆動方式 4WD FR
最大出力 367PS 194PS
最大トルク 500Nm 400Nm
ホイール 19インチアルミホイール
19インチアルミホイール
シート 本革シート 本革シート
価格 10,380,000円〜 7,990,000円〜

主な装備はこのようになっています。エンジン性能の違いからパワーや燃費、価格は違ってきますがそれ以外の大きな部分で違いは無いようです。

細かいところになってくるとシートに関する違いがあり、マルチコントロールシートバックの有無、リラクゼーション機能の有無などが挙げられます。

また右ハンドル、左ハンドルの選択が出来るのはCLS450 4マチックスポーツのみなので注意しておきましょう。

新型と歴代CLSクラスのサイズ・価格などのスペックを比較すると?

初代CLS350/CLS500(W219)

出典元:https://www.shaken110.com/2017/01/31/post-7159/

初代のCLSは2005年に日本での販売を開始しました。その頃から4.9メートルを越える全長を誇っており、4ドアクーペの先駆者的な存在としてその名を轟かせていました

エンジンは3.5Lエンジン(CLS350)、5.0Lエンジン(CLS550)の2種類でスタート、現行モデルよりも高い900万円を越える価格で販売されていました。

二代目CLS220d/CLS550(C218)

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2011年に二代目へとフルモデルチェンジが行われました。ボディサイズを更に拡大することで4人乗りから5人乗りへと変更し、実用性をもう一段階高めることに成功しました。

またマイナーチェンジ後は直4ディーゼルモデル(CLS220d)も追加され、CLS350、CLS550よりも100万円以上低い価格での販売となりました。

スペックまとめ

  全長 全幅 全高 ホイールべース 価格
初代CLS350 4,915mm 1,875mm 1,405mm 2,855mm 9,360,000円
二代目CLS220d 4,940mm 1,880mm 1,415mm 2,875mm 7,800,000円
新型CLS220dスポーツ 5,000mm 1,895mm 1,430mm 2,940mm 7,990,000円

新型メルセデスベンツ・CLSクラス(C257)と競合するラグジュアリー4ドアクーペのサイズ・価格・燃費の徹底比較

4ドアクーペの先駆者として存在感を放つCLSと、その流れに乗って作られたともいえる4ドアクーペを徹底比較します。

アウディ・A7スポーツバック(新型)

出典元:http://openers.jp/article/1570218

アウディ・A7スポーツバックは2018年にフルモデルチェンジが行われる一台です。CLSが先を越していきましたが、A7ももう間も無くといったところでしょう。PHVやハイブリッドなどの情報も出ており、日本での発売に期待が寄せられています。

販売時期を考えてもCLSととても良いライバルとなるでしょう。

関連記事:アウディ・A7スポーツバックが初のフルモデルチェンジ!新型はマイルドハイブリッドエンジン搭載、オプション満載の限定モデルも同時発売!

 BMW・6シリーズグランクーペ

出典元:http://www.kokusai-kogyo-bmw.jp/sync/showroom_rebrush/jp/ja/newvehicles/6series/gran_coupe/2011/showroom/index.html

6シリーズの歴史は長いですが、6シリーズグランクーペは2011年のフルモデルチェンジで登場したためそこまで歴史のある車ではありません。

ドイツでは640i xDriveグランツーリスモという4ドアモデルが登場していますが、こちらは5シリーズ グランツーリスモの後継モデルとして誕生した車なので、美しい4ドアクーペの6シリーズとは違うようです。

世界で最も美しいクーペと呼ばれていたこともあったBMWの6シリーズですが、2011年以降フルモデルチェンジが行われていないのでそこにも期待がかかります。

マセラティ・ギブリ

出典元:https://www.maserati.com/maserati/jp/ja/models/ghibli

マセラティ・ギブリはセダンという位置付けですが、そのフォルムはクーペに負けないほど美しいものとなっています。CLSの購入を考えている人なら考えてもおかしくない一台ですね。

あくまでスポーツカーという位置付けなのでその点は他の競合車種とは違う点といえるかもしれません。

サイズ・価格・燃費を比較

  全長 全幅 全高 価格 燃費
メルセデスベンツ・新型CLS220d 5,000mm 1,895mm 1,430mm 7,990,000円〜 18.6km/L
アウディ 新型A7スポーツバック 4,969mm 1,908mm 1,422mm 9,100,000円〜 14.7km/L
BMW・640iグランクーペ 4,895mm 1,895mm 1,370mm 11,000,000円〜 12.2km/L
マセラティ・ギブリ 4,985mm 1,945mm 1,485mm 9,350,000円〜  

ディーゼルエンジンが搭載されているのはCLSのみで、それが要因となり他の4ドアクーペよりも非常に安い価格帯となっているようです。

またディーゼルエンジンというだけあって燃費性能も優れているのが分かりますね。是非購入時の参考にしてみてください。

新型のAMGモデルの追加は?シューティングブレークは発売される?

出典元:https://gqjapan.jp/car/story/20180301/mercedes-amg-53-series-totani

マイルドハイブリッドのAMG53 4マチック+を8月発売

CLSのマイルドハイブリッド車、AMG53 4マチック+は8月に導入されることが決定しています

これまでAMGからは43モデル、63モデルのみでしたがこれを機に53モデルも増えていくかもしれません。またAMGでマイルドハイブリッドが導入されるのも初となります。

CLSの中でも更にハイパワーを求めたいのであればAMG53 4マチック+が登場するのを待つのも一つの手といえるでしょう。

シューティングブレークは廃止に

ステーションワゴンタイプであるシューティングブレークは今回のモデルチェンジからは廃止となりました。どうしてもシューティングブレークが良いという方はEクラスワゴンなどで代用するしか無いようです

CLSの売りはその美しさなので、より美しさを感じることができるクーペデザインのみにしたのでしょう。

シューティングブレークに期待していたユーザーはどのように流れるのでしょうか。CLSの売れ行きと共に今後追いかけていきたい点ですね。

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