新型スズキ・ジムニーがいよいよ7月発売決定!1.5リッターエンジン搭載のジムニーシエラも同時フルモデルチェンジ!!

新型スズキ・ジムニーがいよいよ7月発売決定!1.5リッターエンジン搭載のジムニーシエラも同時フルモデルチェンジ!!
     
   

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/styling/

2018年7月5日、ついに発売となったスズキの新型ジムニー!

今までのジムニーと何が違うのか、どこが進化したのか…徹底的に調べてみました。

新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラの特徴は?

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/styling/

特設サイトができるほど、話題となっている新型ジムニーの発売!今回発売されたのは、新型ジムニーと新型ジムニーシエラです。

フルモデルチェンジが行われたのは、なんと20年ぶり!まずはその特徴について紹介します。

伝統のラダーフレーム

ジムニーの特徴のひとつである「ラダーフレーム」。

ラダーフレームというのはフレーム型の車体構造のことを呼びます。車体の強度を上げるためにある、骨組みのようなものですね。

車体とフレームが別々になっているものをラダーフレームといい、車体とフレームとが一体化されているものをモノコックフレームといいます。

製造コストと車体重量を抑えることができるモノコックフレームを採用している車が多いなか、ジムニーの伝統でもあるラダーフレームが新型にも採用されています!

エンジン縦置きFRレイアウト継承

新型ジムニーのエンジンは、FRレイアウトとなっています。

FRというのは”フロントエンジン・リアドライブ”の略で、エンジンが車体前方に配置されていることを意味します。

FRレイアウトのエンジンは縦置きに配置されることがほとんどなのですが、新型ジムニーも縦置きです。

5速MTもしくは4速ATの副変速機付きパートタイム4WD

ジムニーの初代から搭載されているのがパートタイム4WD。

面白いネーミングではありますがどういうことかというと、基本的には2WDだが4WDを選択することもできるということ。

たとえば通常走行時には後輪駆動の2WD走行で何も問題ありませんが、雪道やぬかるんだ道を走ることもありますよね。

道が悪く後輪が空転してしまったら、2WDだとどうしようもありません。

しかしジムニーは、このパートタイム4WDを採用しているおかげで前輪でも駆動力を確保できるんです!

3リンクリジット式アクスルサスペンション

3リンクリジッドアクスル式サスペンションも、ジムニーの伝統のひとつです。

リジッドアクスル式サスペンションというのは、サスペンション(タイヤと車体を繋ぐ部分)の中でも左右のタイヤを直接繋げるタイプのものです。

一般的にはタイヤと車体のみを繋ぐタイプのサスペンションが多いのに対し、ジムニーは一貫してリジッドアクスル式サスペンションを採用しています。

その理由としては、オフロードのような凹凸の多い道を走る際の安定感を確保することができるからです。

シエラには新型1.5リッターエンジン搭載

新型ジムニーシエラに搭載されているエンジンは、新しく開発されたK15B型エンジンです。

1.5Lの排気量に130馬力というパワフルさと、リッター15kmという高い燃費を実現しました。

また、水はねや飛び石などにも強いというメリットもあります!

新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラのグレード別内装・装備の違いは?

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/interior/

新型ジムニーの特徴をチェックしたところで、ジムニー・ジムニーシエラそれぞれのグレードについてもチェックしておきましょう。

グレードによって何が違うのか、選ぶときのポイントとなります。

ジムニーXC/XL/XG

ジムニーには3つのグレードがあり、グレードの高い順にXC、XL、XGとなります。

主な違いおよびグレードごとの価格については以下のとおりです。

  ステアリングホイール エアコン ヒートシート 価格
XC 本革 フルオート 約174万円
XL ウレタン 約158万円
XG マニュアル 約146万円

内装の違いとなるとあまり感じられないのですが、やはり装備には違いがありますね。

たとえばXCのみLEDヘッドランプが標準仕様となっていたり、XGにはキーレスプッシュスタートシステムが搭載されていなかったり。

安全装備についてはほとんど差がありませんので、快適装備についてどこまで求めるのかによって選ぶグレードが変わってくるかなと思います。

ジムニーシエラJC/JL

ジムニーシエラのグレードは、JCとJLの2つです。それぞれの装備には大きな違いはほとんど見られません。

内装やデザインなどは、JCの方が上質かなと思う部分はいくつかあります。一点大きく違うなと感じたのは、JCのみに搭載されているクルーズコントロールシステムです。

クルーズコントロールシステムというのは、高速道路など一定の速度で走るときの補助装置のことです。

アクセルを踏み続ける必要がなく、指定した速度を保ってくれます。

価格はJCが約192万円、JLが約176万円となっています。

オプションでデュアルセンサーブレーキサポート

新型ジムニーのXL、XGおよび新型ジムニーシエラのJLは、オプションでデュアルセンサーブレーキサポートを申し込むことができます。

いわゆる衝突被害軽減ブレーキのことで、スズキのセーフティサポートのうちのひとつです。

ジムニーのXCおよびジムニーシエラのJCには標準装備なのですが、その他のグレードにはついていません。

こちらはメーカーオプションですので、注文時のみ申し込みが可能だそうですよ!

ジムニー/ジムニーシエラの歴史を振り返る

新型ジムニーと新型ジムニーシエラについてチェックしたところで、過去に発売されたジムニーたちの歴史を振り返ってみましょう!

初代ジムニー(LJ10/SJ10)

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/lj10.html

ジムニーの初代であるLJ10は、1970年に登場しました!

当時は土木や林業などの仕事に就いているプロのための車として人気となりました。

先ほど紹介したラダーフレームやリジッドアクスル式サスペンションにより、今までにない安定性を実現したのです。

二代目ジムニー(SJ30)登場、ジムニー1000(SJ40)追加

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/sj40.html

その後初めてフルモデルチェンジした二代目ジムニーとなるSJ30が1981年に登場。

プロ向けのスペックはそのままに、一般の人も乗ってみたくなるようなデザインに変身しました!

そして翌年、小型車であるジムニー1000も登場しました。

実はこのジムニー1000は、当初輸出用モデルとして作られていたもの。

海外で人気が高かったため、日本でも発売されることが決定したのです!

スズキ車最大の排気量となるジムニー1300(JA51)へ進化

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/ja51.html

1984年に登場したのが、スズキ車最大の排気量を誇るジムニー1300です。

その名の通り1.3Lエンジンを搭載したジムニー1300は、ジムニー史上のみならずスズキの中でも最大の排気量となりました。

そのパワフルさはお墨付き!

660㏄エンジン搭載のジムニー(JA11)とジムニーシエラ(JB31)の登場

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これまで0.55Lの制限のあった軽自動車規格が0.66Lへ変更となったということで、パワフルになって登場したのがJA11!

そしてジムニー1300として登場したJA51が、新たにジムニーシエラとしてデビューしました。

パワフルなエンジンはそのままに、オフロードの似合うかっこいいデザインに注目が集まりました!

コイルスプリングを初採用したジムニー(JA12/22)とジムニーシエラ(JB32)

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/ja12_22.html

車両総重量を軽くし、より軽快な走りを実現するためにオールアルミ製ツインカムターボエンジンを搭載したのがJA12/22です。

1995年に登場し、プロのみならず一般にも好評だったモデルでもあります。

そしてジムニーシエラもアルミ製グリルバーを採用して軽量化が図られました!

新規格の三代目ジムニー(JB23)登場

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/special/history/jb23.html

1998年に登場した三代目ジムニーとなるJB23!

3ドアの軽量衝撃吸収ボディーは、快適な乗り心地と安全性とを両立させました。

少し丸みを帯びたデザインによって、女性からの人気も獲得したように思います。

まとめ

出典元:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/styling/

先日発売されたばかりの新型スズキ・ジムニー/ジムニーシエラについて紹介させていただきました。

歴史あるジムニーの伝統を守りつつ、時代に合ったデザインや安全性を極める…そんな強いこだわりを感じるジムニー&ジムニーシエラ!

これからどんどんと目にする機会が増えてくると予想されます!

 

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