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新型フォルクスワーゲン・ポロGTIの特徴は?
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200馬力の2.0TSIエンジン搭載
今回の新型ポロGTIの大きな特徴は、日本に初導入となる新世代の2.0直噴ターボである2.0TSIエンジンを搭載したことでしょう。
今年2018年にベースとなるモデル、ポロの新型が発売されましたがそちらに搭載されているのは1.0TSIエンジン。通常モデルと差をつけるGTIグレードならではのハイスペックなエンジンは200馬力を誇り、GTIの名に恥じないパワーを見せてくれます。
さらに近年エコカーや燃費効率が高い車でよく耳にされるようになった最新技術、ミラーサイクルを導入することによって高い燃費性能も実現、走りにもこだわりながら燃費や環境にも配慮したより時代にあったモデルへと進化しました。
6速DSGミッション、電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”
GTIやRをはじめとするフォルクスワーゲンのハイパフォーマンスモデルに欠かせないのが湿式6速DSG。湿式多板構造のこのクラッチはハイパワーなエンジンには欠かせないものとなっています。
エンジンのパワーをフルに生かし、加速の鋭さ、ドライバーがその走り、力強さを実感できるダイレクトな感触、すべるように滑らかなシフトチェンジなどよりストレスなく走りそのものに集中できるのはこの6速DSGミッションのおかげといっても過言ではないでしょう。
また、電子制御式ディファレンシャルロック“XDS”を搭載。コーナリング時に駆動輪内側のグリップ不足に瞬時に反応しブレーキを制御、タイヤの空転を抑制します。
コーナーのふらつきがなく、安定したスポーティな走りを提供します。ワインディングロードでのドライブが楽しみになりそうですね。
GTI専用スポーツサスペンション、“Sport Select”シャシー
足回りもよりGTIにふさわしいものになりました。サスペンションはGTI専用のスポーツサスペンションを採用、ベースモデルとなるポロよりも車高を下げ乗り心地とステアリングのダイレクトさを兼ね備えた仕上がりに。
ダンピング特性を切り替えられる“Sport Select”シャシー付きスポーツパフォーマンスキットが状況に合わせてその走りの特性を変化させ、いかなる場合でもドライバーの満足する走りを提供します。
家族などが同乗しているなど穏やかで快適に走りたい時は「ノーマル」、とことんまで攻めた走りを楽しみたいときは「スポーツ」と、モードを切り替えることで全く違った特性を発揮してくれます。
GTI伝統のタータンチェック柄シートやインテリア
インテリアデザインを特徴づけているのはシートのタータンチェック柄。この車が伝統あるGTIであることを実感させてくれます。
タータンチェックにあしらわれたレッドのラインに呼応するように同色のステッチを纏ったステアリングホイール、ダッシュボードやセンターコンソールなどにもレッドを印象的に配置。
ベースカラーのブラックとの対比が鮮やかかつスポーティ、GTIという特別なモデルならではのインテリアとなっています。
新型フォルクスワーゲン・ポロGTIのオプションパッケージは?
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“Discover Pro”パッケージ
フォルクスワーゲン純正のインフォテイメントシステム”Discover Pro”を搭載するパッケージです。
車両の先進安全装備の設定や従来のナビを超えた細かい設定も可能になり、総合的な車両管理が8インチのタッチスクリーンによって直感的に操作できるものとなっています。
音声認識にも対応、運転しながらの操作性も考慮されたものといえるでしょう。
”Discover Pro”を通じてフォルクスワーゲンが提供するモバイルオンラインサービスである”Volkswagen Car-Net” も使用が可能に。
“Volkswagen Car-Net” は”Discover Pro”をスマートフォンなどと接続し、詳細な道路情報や周辺の駐車場情報などを入手するテレマティクス機能“Guide & Inform”とコネクティビティ機能“App-Connect”で構成されています。
次世代の一歩進んだインフォテイメント機能を使用することでより快適なカーライフが期待できるのではないでしょうか。
テクノロジーパッケージ・セーフティパッケージ
またフルデジタルのメータークラスター“Active Info Display”とスマートフォンをワイヤレス充電(Qi規格)してくれる機能をセットにしたテクノロジーパッケージも用意。
その他に最新の先進安全技術をセットしたセーフティパッケージが用意されています。
パッケージ内容は駐車支援システム”Park Assist”、リヤトラフィックアラート、パークディスタンスコントロールなど6種類。
テクノロジーパッケージは”Discover Pro”パッケージットのセットオプション、セーフティパッケージは“Discover Pro”パッケージとテクノロジーパッケージ両方とのセットオプションとなっています。
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アップ(up)!GTI
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日本では2018年6月18日に600台限定で発売開始されたのがup! GTI。up! は可愛らしい名前が表すようにフォルクスワーゲンの中で最小のハッチバックですが、GTIの名を冠するだけあってハイスペックなモデルになっています。
1.0TSIエンジンを搭載、コンパクトなGTIとして独特な存在感を放つモデルとなっています。
ゴルフ(7) GTI
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先代に比べて最高出力を10psもアップさせた2.0TSIエンジンを積んだ「ホットハッチ」元祖ともいえるゴルフGTI。
5種類のモードから選べるドライビングプロファイル機能やプログレッシブステアリング機能でダイナミックな走りが堪能できます。
エンジンスペック
最高出力(kW[PS]/rpm) | 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 排気量(㏄) | |
ポロGTI | 147[200]/4,400-6,000 | 320[32.6]1,500-4,350 | 1,984 |
up! GTI | 55[75]/6,200 | 95[9.7]/3.000-4,300 | 999 |
ゴルフ(7) GTI | 169[230]/4,700-6,200 | 350[35.7]/1,500-4,600 | 1,984 |
ボディサイズ
全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | |
ポロGTI | 4,075 | 1,750 | 1,440 |
up! GTI | 3,610 | 1,650 | 1,495 |
ゴルフ(7) GTI | 4,275 | 1,800 | 1,470 |
ボディサイズもコンパクトなだけあってup! GTIはエンジンもボディサイズに合わせた規格となり、そのほかの2モデルとは単純に比較できませんね。
ポロGTIより大型のボディを持つゴルフGTIはエンジンもよりパワフルなものになっているようです。
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ルノー・ルーテシア R.S.
出典元:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia_rs/gps/index.html#CHASSIS_CUP
フランスの流儀を見せつけてくれるような独特のフロントマスクが印象的なルノーのホットハッチは2013年に現行モデルが登場。
シートの快適さには定評があり、モータースポーツの経験が活かされたスポーティは走りは当然のこと、その居住性の高さにも注目です。
プジョー・208GTi by プジョースポール
出典元:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/208-gti.html
プジョーのモータースポーツ部門がプロデュースする208GTi by プジョースポールは、サーキットでも通用する走りが魅力。ワインディングロードでの走りには目を見張るものがあります。
アルカンターラの極上の肌触りが心地良いシートも秀逸。プジョー自慢のホットハッチといえるでしょう。
アウディ・S1スポーツバック
出典元:https://www.yanase.co.jp/audi/s1_sportback/index.asp
コンパクトなボディに秘めたパワーが熱烈なファンを惹きつけて離さないこのモデルは、その優れた加速性能が話題になりました。
アウディ自慢のクワトロシステム搭載、他の車では味わえない力強さがアウディ・S1スポーツバックの魅力です。
スペック・燃費・価格
|
最高出力(kW[PS]/rpm) | 最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 燃費(km/ℓ) | 価格 |
ポロGTI | 147[200]/4,400-6,000 | 320[32.6]1,500-4,350 | 16.1 | \3,448,000~ |
ルノー・ルーテシア R.S. シャシーカップ | 147[200]/6,050 | 240[24.5]/1750 | 未公開 | \3,150,000~ |
プジョー・208GTi by プジョースポール | 153[208]/6,000 | 300[30.6]/3,000 | 15.6 | \3,686,600~ |
アウディ・S1スポーツバック | 170[231]/6,000 | 370[37.8]/1,600-3,000 | 14.4 |
\4,430,000 |
ボディサイズ
全長(mm) | 全幅(mm) | 全幅(mm) | |
ポロGTI | 4,075 | 1,750 | 1,440 |
ルノー・ルーテシア R.S. シャシーカップ | 4,105 | 1,750 | 1,435 |
プジョー・208GTi by プジョースポール | 3,975 | 1,740 | 1,460 |
アウディ・S1スポーツバック | 3,990 | 1,745 | 1,440 |
アウディ・S1スポーツバックだけが価格が高めですが、後の3モデルは300万円台に収まっています。
ボディサイズが比較的コンパクトなのはプジョー・208GTi by プジョースポールとアウディ・S1スポーツバック。その他は4mを超えていますね。
終わりに
出典元:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/pologti.html#powerLayer=models/pologti/2018_interior.display
フォルクスワーゲンの伝統を脈々と受け継機できたGTIモデルですが、最新の技術や装備も加わって時代性に合わせた快適さも得られるようになってきました。
タータンチェックのシートに伝統を感じながら、最新のインフォテイメント機能を操る……新しいポロGTIではそんな贅沢な楽しみ方もできそうですね。