出典元:http://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/modulox/
ホンダの純正アクセサリーブランド、モデューロ(Modulo)とは?
出典元:https://response.jp/article/2017/12/14/303724.html
みなさん、ホンダのアクセサリーブランド・Moduloをご存知でしょうか?
ホンダ車でより快適なドライブをするため、魅力的な車にするために作られた純正のブランドがModuloです。
車のグレードにもModuloという名前が設けられており、そのモデルは最上位グレードに位置しています。
ホンダ車ユーザーであれば詳しく知っている方も多いと思いますが、そうでない方だと知らない方がほとんどかもしれません。
今回はまだModuloを知らない人にも分かりやすく紹介します。
アルミホイールブランドとして誕生
純正アクセサリーブランドとして人気を集めているModuloは、ホンダ技研工業の子会社である「ホンダアクセス」で生産されています。
このホイールにはとても強いこだわりを持っており、車の開発と同時に行われます。そのため一台一台にあった、こだわりの強いアルミホイールを製造することができます。
車がマイナーチェンジを行うとなると、そのタイミングで新しいアクセサリーが追加されます。
初のコンプリートカーN-BOX、N-ONEの発売
2012年12月に、初となるコンプリートカー Modulo Xが登場しました。Moduloという言葉はこのコンプリートカーで初めて聞いたという人も多いでしょう。
パッと見ただけではただの軽自動車にしか見えないN-BOXでも、スタンダードなモデルと比べてローダウンされていたり、インチアップされたアルミホイール、ステアリング、インパネなどの変更点が多々あります。
スタンダードなモデルと比べて30万円ほどの価格差があります。
ステップワゴン モデューロX&フリード モデューロXはベース車両とどこが違う?
出典元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/styling/modulox/
ホンダの人気車種であるステップワゴン、フリードにももちろんModulo Xは導入されています。
具体的にどのような差があるのか、スタンダードなモデルと比べてみましょう。
モデューロXの専用エクステリア装備
Modulo Xだと専用のホイールが用意されています。冒頭でも紹介したように元々はアルミホイールブランドだったので、非常に品質の良いものといえるでしょう。
フリードだと15インチのままですが、ステップワゴンは標準の16インチから1インチアップしたホイールになります。
エクステリアで大きく変わるのはホイールのデザインですが、専用サスペション、専用リアスカートなど、すぐには分かりにくい細かい装備もあります。
モデューロXの専用インテリア装備
Modulo Xのインテリアにおける大きな変更点は専用シートでしょう。見た目だけでその質感、肌触りの良さそうな上質な印象を受けます。
ナビも専用ものが備え付けられており、通常のインターナビよりもワイドで性能の良い、プレミアムインターナビが標準装備となっています。
ステップワゴン モデューロX&フリード モデューロXの競合コンプリートカー
出典元:http://automove.jp/?p=37108
トヨタ・ヴォクシーZS GRスポーツ/ノアSi GRスポーツ
トヨタのミニバンで人気なのがヴォクシー、ノアです。これらの2台はサイズ感がほぼ同じ車種になります。売り上げ台数で常に上位に食い込んでくる車種です。
GRスポーツはModulo Xと同じようにカスタムされた特別仕様の車です。
内装、外装から感じられる上質さや高級感はModulo Xにも全く引けを取らないですね。
日産・セレナニスモ
セレナニスモは、セレナの最上位グレードして位置付けられています。
モータースポーツで培われた専用チューニングで、走りの性能は格段に向上しています。
ステアリングやシートなど、ところどころ赤のラインが入っており、スタンダードなセレナよりもワンランク上に感じさせられます。
ボディサイズ・価格比較
価格 | 全長 | 全高 | 全幅 | |
ステップワゴン Modulo X | 3419280円〜 | 4760mm | 1695mm | 1840mm |
フリード Modulo X | 2830360円〜 | 4265mm | 1695mm | 1710mm |
ヴォクシーZS GRスポーツ | 3257280円〜 | 4710mm | 1735mm | 1825mm |
ノアSi GRスポーツ | 3257280円〜 | 4710mm | 1730mm | 1825mm |
セレナニスモ | 3419280円〜 | 4770mm | 1740mm | 1865mm |
出典元:http://autoc-one.jp/news/5000753/
2018年6月現在、コンプリートカーとして販売されている現行モデルは、S660、フリード、ステップワゴンの3台のみです。
ですが、Moduloから専用のパーツは販売されているので、コンプリートカーが存在していなくても同じように見た目を変更することは可能です。
N-BOX/N-ONE
N-BOX、N-ONEは、以前はコンプリートカーとして販売されていましたが、現在は販売されていません。
女性向けの車なので、パーツを加えるのであれば、格好良さよりもオシャレを求めるのが良いでしょう。
ホンダが推奨している北欧スタイルというカスタマイズがオススメです。
主に内装の変更になりますが、インテリアパネル、シフトゲートカバーなどで車の内装の雰囲気が一気に女性らしくなります。
シリコン製のルームライトシェードを使用することで、まるで家にいるような落ち着きのある優しい空間を演出することができます。
S660
S660はコンプリートカーとして既に売られていますが、スタンダードなモデルにModuleのパーツを使用することで同じような見た目に仕上げることが出来ます。
「S660を購入した時にはまだModulo Xが販売されていなかった」という方でもModulo仕様に出来ますが、やはりModuloパーツを購入して揃えていくのには費用が重なります。
Modulo Xに使用されていないパーツも販売されているので、あえてそちらのパーツを購入するのも特別感があって良いかもしれませんね。
ヴェゼル
ヴェゼルのコンプリートカーはまだ導入されていませんが、次に発表されるのがヴェゼルになるのではないかと筆者は考えています。
ヴェゼルに用意されているシルバーのホイールは、Moduloのホイールの中でもかなり目立ち、男らしい印象を与えるゴージャスなものとなっています。
1本4万5千円と、他の車種と比べても高い価格となっていますが、筆者オススメのパーツです。
インテリアは黒が貴重となっているので、それを引き立たせるアクセントとなる装備が充実しています。
フィット
フィットはハッチバックですが、カスタムすることでSUVのようなイメージに変える事が出来ます。
出典元:http://www.honda.co.jp/ACCESS/fit/
キャンプや海に出かけるのに向いているような、非常にアクティブなイメージになります。
ホイールのデザインが大きく変わったゴツゴツとして印象に変わりました。
インテリアはブラウンでデザインされたものが多く、車内にいても自然らしさを感じる事が出来ます。
フリード
フリードは既にコンプリートカーとして販売されています。
ファミリー層に人気の車種なので、ヘッドサポートキッド、LEDルームランプ、スマートクリップ+ハンガーなど、無くても問題ないけどあれば助かる、という機能をオススメします。
Modulo Xに付いていない機能を選択し、搭載するのが良いでしょう。
セキュリティ・安全装備など
Moduloパーツとしてインテリア、エクステリアを中心に紹介しましたが、それ以外にもセキュリティ面、安全面に関する機能もあります。
小さいお子さんがいる方に便利なオートサイドステップやハンズフリースライドドア、安全装備としてフロントカメラシステム、コーナーカメラシステムなどを搭載する事が出来ます。
標準装備では物足りないと思っている方も、オプション装備で満足出来るでしょう。
車に何を求めるか、デザイン面、セキュリティ面、機能面など、ユーザーに合わせて選択出来るようになっています。
ホンダ車を購入する時は一度Moduloのアクセサリーに目を通してみてはいかがでしょうか。