フォルクスワーゲン・パサートに新型オールトラック登場!ヴァリアント×TDIディーゼル×4モーションの組合せでレジャーユースに抜群の一台!

     
   

新型フォルクスワーゲン・パサート オールトラックの特徴は?

出典元:https://www.netcarshow.com/volkswagen/2016-passat_alltrack/

2018年10月31日から発売開始となったフォルクスワーゲン・パサート オールトラック

同社の車種で比較対象を挙げるとするなら、フォルクスワーゲンのワゴンの中でハイエンドモデルに位置するパサート ヴァリアントでしょうか。パサート ヴァリアントとボディシェルなどの基本構造はほとんど変わりません。

パサート ヴァリアントとの比較も交えながら、パサート オールトラックならではの魅力をご紹介します。

ヴァリアントより3センチ車高アップ、専用エクステリア

ヴァリアントといえば、タウンユースの快適性を持ちながら、アクティブレジャーを満喫したい方も大満足の機能が搭載されていますが、パサート オールトラックはヴァリアントよりも更に一歩、アウトドアユーザーに対して歩み寄っているのが特徴です。

その最たるものが地上高に現れています。接地面から車体までの高さはヴァリアントで13センチ、オールトラックでは16センチ。たった3センチの差がどれほどの意味を成すかは、積極的に悪路を走る方や雪道走行の機会が多いドライバーでなくてもお分かりいただけるのではないでしょうか。

専用エクステリアとしてフロント・リアの両バンパーを守るアンダーガードが取り付けられています。またルーフレールは純正のキャリングロッドと好相性であり、取り付けのしやすさはもちろんのこと、車体の曲線美を引き立てるシルバーカラー。

更に後部座席のガラスにはUVカット仕様のダークティンテッドガラスを採用しているため、日差しが強い真夏や照り返しがキツい雪道のドライブでの紫外線ダメージも怖くありません。プライバシーも守られますね。

TDIクリーンディーゼルエンジンと6速DSG

パサート オールトラックのエンジンは2.0L TDIを採用しています。また、BlueMotion Technologyによるアイドリングストップやエネルギー回生システムが稼働することにより、JC08モードで17.3km/Lという低燃費を実現。

さらに世界で最も厳しいといわれている「ポスト新長期排ガス規格」をクリアする排ガス浄化システムを取り入れており、今後も確実に求められる高い環境性能を持っています。

しかし走行性能を犠牲にしないのがパサート オールトラックです。ガソリン車に匹敵する190psという最高出力と、ガソリン車を圧倒する400Nmという最大トルクを持ち合わせ、低速から高速までパワフルかつ安定した走行が可能です。

トランスミッションには6速のDSGを採用し、ドライバーの意図をタイムラグを挟まずスムーズに車体へと伝えてくれます。この変速機能もまた、パサート オールトラックの燃費低減に一役買っているのでしょう。

現行パサート唯一の4WD、オフロードモード搭載

パサートシリーズの中で初めての4WD車となったオールトラックは、駆動状態を細かく制御して安定感を引き出す「4モーション(フルタイム4輪駆動)」を搭載しています。重量や速度により最適なトルク配分がなされるのは、アクティブシーンだけでなくデイリーユースでも嬉しい機能ですね。

悪路や雪道における安全性を、車のプログラムからアシストしてくれるのがパサート オールトラックの大きな特徴です。

走行モードを「オフロード」に切り替えると、ドライビングの状況からABSを適切に調整したり、急な下り坂での速度やブレーキをコントロールするなど、より高い安全性を考慮した自動制御システムが作動します。

また、悪路でのアクセルに対する反応性を高め、ドライバーの緻密なアクセルコントロールがダイレクトに反映される状況を作り出します。

ステーションワゴンでトップクラスの荷室スペース

パサート オールトラックのラゲッジは639L。後部座席をフラットにすることで1,769Lに拡張し、ルーフキャリアを使用せずともかなりの荷物を積むことが可能です。

ステーションワゴンのラゲッジ容量でトップを独走しているのがパサート ヴァリアントの650Lですが、オールトラックはそれに次ぐ大容量といえるでしょう。荷物が増えがちなアウトドアシーンには最適です。

先進安全機能も標準装備

事故を未然に防ぐ予防安全、衝突の際に被害を最小限に食い止める衝突安全、周囲を巻き込んだ大事故にしないための二次被害防止。これらの観点から様々な安全機能を標準搭載しています。

特にタウンユースとは異なる慣れない路面では、予期せぬトラブルが起きる可能性は高くなりますので、先進技術による安全面のフォローは欠かせません。

新型フォルクスワーゲン・パサート オールトラックのグレード別の装備の違いは?

出典元:http://kakaku.com/item/K0000393698/

フォルクスワーゲン・パサート オールトラックは、「TDI 4モーション」と「TDI 4モーション アドバンス」の2グレード展開です。それぞれ少しずつ装備が異なっています。

TDI 4モーション

パサート オールトラックの基本形となるのがTDI 4モーションです。アドバンスとはタイヤのサイズが異なっており、4モーションでは225/55 R17モビリティタイヤと8J×17アルミホイールが採用されています。

TDI 4モーション アドバンス

TDI 4モーションにさらなる快適性を付加したのがTDI 4モーション アドバンスです。

例えば、ドアミラーの角度や運転席の前後位置、高さなどのメモリーが可能であり、運転席のシートにはナパレザーを採用。またランバーサポートやベンチレーション、シートの細かな角度の調整は運転席だけでなく助手席でも調整できます

安全面ではアラウンドビューカメラやパーキングアシストがアドバンスのみに搭載されていますし、ヘッドライトウォッシャーも付属。アドバンスのメーターは「Active Info Display」で、完全デジタル表示となっています。

なおアドバンスでは245/45 R18モビリティタイヤと8J×18アルミホイールが採用されています。

新型フォルクスワーゲン・パサート オールトラックとライバルのステーションワゴンと価格・燃費・荷室容量を徹底比較!

出典元:http://eurocarfans.jp/?p=7465

パサート オールトラックの2グレードとライバル3車種の価格や燃費、ラゲッジ容量などを比較しました。

メーカー
車種
エンジン
駆動
燃料
燃費 荷室容量 拡張容量 最大トルク 最大出力
価格(税込・円)
(km/L) (L) (L) (Nm) (ps)
フォルクスワーゲン パサート オールトラック
2.0L DOHC
4WD
クリーンディーゼル
17.3
639
1,769
400
190
5,099,000
フォルクスワーゲン パサート オールトラック アドバンス 5,699,000
スバル レガシィ アウトバック 2.5L DOHC AWD ガソリン 14.8 559 235 175 3,294,000
ボルボ V60 T6ツインエンジンAWD 2.0L DOHC ADW ガソリン+電子モーター 529 1,441 253 350 7,490,000
マツダ アテンザワゴンXD 2.1L DOHC 4WD クリーンディーゼル 17.0(WLTCモード) 506 1,648 450 190 3,477,600

スバル・レガシィ アウトバック

SI-DRIVE機能により、走行シーンに合わせてモードを選択して低燃費かつ快適な走行が可能なスバル・レガシィ アウトバック

残念ながら後部座席を倒した場合の荷室容量は公開されていませんが、定員乗車時の容量はパサート オールトラックに次ぐ2位となりました。

パワー面から見ると、パサート オールトラックとはかなりの差があるように見えます。アウトドアというよりは、シティーユースに最適かもしれません。

高い機能性を持ちながら、国産車ならではの良心的な価格となっています。

ボルボ・V60 T6ツインエンジンAWD

2019年春から順次納車が開始されるボルボ・V60 T6はハイブリッド仕様となっており、デイリーユースであれば電気のみでの走行も可能です。

ラゲッジは、フロア下部にも収納場所が設けられており、定員乗車時で529L。後部座席を畳めば1,441Lまで拡張できます。燃費は公開されていません。

ドライブモードの中にオフロードモードに該当するものはありませんが、ドライバーの好みでセットできる「Individualモード」により、ある程度の対応は可能なようです。

マツダ・アテンザワゴン XD

パサート オールトラックの最大の対抗馬となりうるのがマツダ・アテンザワゴン XDです。

オールトラックと同様にクリーンディーゼル採用の4WD。測定モードが揃わないものの、オールトラックとほぼ同等の燃費をマークしています。またトルクはオールトラックを50Nmほど上回っています。

通常のラゲッジ容量は5車種の中で最も小さい506Lですが、後部座席を倒すことで1,648Lまで拡張が可能です。乗車人数が少ない場合は、かなりの容量が確保できますね。

国産車ならではの高機能で300万円台の価格、恐らく燃費も期待できます。ただし「悪路」「雪道」「アクティブユース」へのメリットが大きいオールトラックとは異なり、高速や街中での走行性能が重視されているようです。

 

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