アルファロメオ・4Cにカーボンルーフやアクラポマフラーを装備した限定モデル登場!センス抜群なモデルスパイダー イタリアも同時発売!

アルファロメオ・4Cにカーボンルーフやアクラポマフラーを装備した限定モデル登場!センス抜群なモデルスパイダー イタリアも同時発売!
     
   

出典元:https://www.alfaromeo-jp.com/models/4c/limited/4c-competizione/

アルファロメオ・4Cはどんな車?

出典元:https://www.alfaromeo-jp.com/models/4c/#_

フルカーボンモノコックを採用した2シーターのライトウェイトスポーツカー

4Cはアルファロメオ初となるミッドシップの量産車として2013年に登場しました。先だって2011年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルである「アルファロメオ4Cコンセプト」が発表されていましたが、正式な市販モデルの登場まで2年を要することになります。

このモデルの一番の特徴は軽量素材であるフルカーボンのモノコックボディを使用したことでしょう。車両重量は1,100㎏(日本仕様)という驚きのライトウェイトスポーツカーになっています。

1.8リッター直4ターボエンジンをミッドシップに搭載、6速DCT採用

搭載されているエンジンは1.8Lの直列4気筒ターボエンジン。4Cというモデル名の由来にもなっています。

エンジンはコックピット後方に横置きされたミッドシップ、これはアルファロメオ市販車としては初のことでかなり注目を集めました。最高出力240ps、最大トルク350Nmを発揮します。

トランスミッションにはシーケンシャルシフトのマニュアルモードとオートマチックモードのイージードライブを自在に使い分けることが可能な最新の6速乾式デュアルトランスミッションが搭載されました。

スペック以上に爆音、刺激的な走り

エンジンスペックのみを見ると、もっとハイパワーでトルクが太いスーパーカーが多い昨今、そこまでの走りは期待できないのではないか、と思われた方もいるのではないでしょうか。

でもそんな心配はこの4Cに限っては無用です。先にも少し述べましたがカーボン製のボディとなったことでかなり軽量化しパワーウェイトレシオは3.73㎏/psとなり、かなり優れた加速性能を持っています。

その結果、排気量が2Lに満たないモデルとな思えないほどの刺激的な走りと高いパフォーマンスを実現。もちろん心地よい爆音も響かせてくれます。

小さな手に入れやすいスーパースポーツカー、まさにそのコンセプトを体感できる仕上がりになっています。

スパイダーもラインナップ

2ドアクーペモデルが登場してから2年後の2015年には、ソフトトップの4Cスパイダーが発売されました。搭載されるエンジンやトランスミッションはクーペと同じものです。

レーシングカーのようにボディにはカーボンファイバーやアルミニウム、最先端複合材であるガラス繊維強化樹脂SMCが使用されました。

アルファロメオ・4CとライバルのMRライトウェイトスポーツカーとスペックを比較すると?

ロータス・エリーゼ スプリント220

出典元:http://www.lotus-cars.jp/our-cars/current-range/elise-sprint-220.html#gallery

エリーゼ スプリントは乾燥重量800㎏を切る超軽量のMRライトウェイトスポーツカーとして人気があるモデルです。

カーボンファイバーエアロパーツの使用はもちろん、リチウムイオンバッテリーやカーボンファイバー製のレースシート、リアウィンドウにはポリカーボネート製のものを使用するなど、徹底した軽量化を行っています。

アルピーヌ・A110 リネージ

出典元:https://alpinecars.com/ja/page-modele-a110/?lineage

満を持しての市販開始となったアルピーヌ・A110。その復活を待ちわびていたファンは2018年の6月に販売された発売記念の限定モデルに殺到し、この限定モデルは即完売となりました。

そこでカタログモデルの登場が待たれていたわけですが、ようやく9月に量産モデルが発表されました。「ピュア」と「リネージ」の2グレードが用意されます。

車重はピュアが1,110㎏、リクライニング機能が付いたシートなどを搭載した豪華装備のリネージは少し重く1,130㎏となっています。

では、エンジンスペックを見てみましょう。

  最高出力(kW[PS]/rpm) 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 0-100km/h加速(秒)
アルファロメオ・4C 177[240]/6,000 350[35.7]/2,100-4,000 4.5
ロータス・エリーゼ スプリント220 162[220]/6,800 250[25.4]/4,600 4.5
アルピーヌ・A110 リネージ 185[252]/6,000 320[32.6]/2,000 4.5

最高速度はどれも同じですね。アルピーヌは車両重量が重い分、エンジンの馬力が大きくなっているようです。

関連記事:アルピーヌのA610以来の新型車となるA110、日本でも発売記念モデルを限定導入!価格は718ケイマンやアルファ4Cと真っ向勝負!

アルファロメオ・4Cコンペティツィオーネの特別装備は?

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カーボン製ルーフやエアロパーツ

2018年3月のジュネーブモーターショーで熱い視線を集めたアルファロメオ創業108年を記念するモデル、4Cコンペティツィオーネがとうとう日本にも登場するとのアナウンスがありました。

アルファロメオがその歴史においてて徹底的にこだわってきた軽量化技術を結晶化させたこのモデルは、シャシーにはカーボンファイバー、サブフレームにアルミニウムを贅沢に使用しています。

特別装備として専用のフロントバンパーやカーボン製ルーフパネル、リアスポイラー、ドアミラーカバー、サイドエアインテークなどを装備しています。

またエンジンフードトルーフにはこのコンペティツィオーネ限定となるデカールも施されています。アルファロメオのエンブレムにも配されている蛇が印象的なデカールのデザインは、この4Cコンペティツィオーネが特別なモデルであることを感じさせます。

ブレンボレッドキャリパーにアクラポヴィッチ製マフラー

4Cコンペティツィオーネには専用ボディカラーとして、ヴェスヴィオ・グレー・マットという気品のあるグレーが採用されています。組み合わされるのは5ホールのガンメタリック仕上げのアルミホイールにレッド仕上げのブレンボ製4ポットブレーキキャリパー。

少しだけ顔をのぞかせるレッドキャリパーがグレーメインのエクステリアのアクセントとなっています。

マフラーも贅沢にアクラポビッチ製のチタニウムセンターエキゾーストシステムを搭載。ファン垂涎の仕様ですね。

レッドステッチ内装と爆音に負けないアルパイン製オーディオ

インテリアはステアリングホイールやシートにレザーが使用されているのはもちろん、エクステリアの世界観を反映するレッドステッチが随所に施されています。

サウンドシステムも爆音に余裕で対抗できるハイクオリティなアルパイン製プレミアムサウンドシステムを搭載。車内での快適性も十分ですね。

アルファロメオ・4Cスパイダー イタリアの特別装備は?

出典元:https://www.alfaromeo-jp.com/models/4cspider/limited/4cspider-italia/

ミザーノブルーのボディにピアノブラックパーツ

この4Cスパイダー イタリアも4Cコンペティツィオーネと同じく2018年ノジュネーブモーターショーで披露されました。4Cコンペティツィオーネと同様にアルファロメオの創業108周年記念モデルです。

4Cスパイダー イタリアには専用ボディカラーとしてミラノの空と海をイメージしたミザーノブルー(メタリック)が用意されました。スパイダーの開放感にぴったりのカラーですね。

エアインテークやリアスポイラーはピアノブラック仕上げとなり、鮮やかなブルーのボディカラーを引き締めて精悍な印象をもたらしています。

ブレンボイエローキャリパーにアクラポヴィッチ製マフラー

この専用ボディカラーとコーディネートされたのは、シルバー仕上げのアルミホイール。デザインは4Cコンペティツィオーネと変わりありませんが、かなり軽やかなイメージになっています。

ブレンボ製のブレーキキャリパーもイエローとなり、一層明るい印象に。ダークカラーにレッドのアクセントが効いていた4Cコンペティツィオーネと対照的な雰囲気です。

アルファロメオ・4C/4Cスパイダーの過去の限定モデルは?

107thエディション

出典元:http://www.hakko-group.co.jp/170426alfa-romeo-4c-107th-edition

アルファロメオの創業107周年を記念したモデルとして2017年に107thエディションが登場。クーペとスパイダーの両方がラインナップされました。

ボディはF1にインスピレーションを受けたという超軽量カーボンのアーキテクチャーとなり、1,750㏄のオールアルミ製の直列4気筒ターボエンジンを搭載しました。最高出力、最大トルクは通常モデルと変わりなかったようです。

また、ベースモデルの4C/4Cスパイダーにオプションとして設定されているスポーツパッケージを特別装備しました。

カーボン製のエアインテークやフロントバンパー、ドアミラーなどカーボンを多用したエクステリアやシートカラー別のステッチが施された本革シート、随所に使用されたカーボンやレザーがラグジュアリーな雰囲気をもたらしているインテリアが特徴です。

価格も107周年にちなんでクーペとスパイダーの両方とも同価格の1,070万円と設定されました。

終わりに

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今回の4Cコンペティツィオーネ、4Cスパイダー イタリア共に日本にも導入されますが、4Cコンペティツィオーネは25台、4Cスパイダー イタリアは15台とかなり少ない限定数になっています。

全く違う個性を持ったこの2モデル、あなたのお好みはどちらでしょうか?

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