カタログ燃費と実燃費の差を解消する責任は国にある!
牧野:じゃあ、カタログ燃費と実燃費に差が生まれるのはメーカーの責任ではないんですね。
国沢:全然違います!! この間、テレビに出ていて、有名な女の弁護士の先生が「カタログの燃費と実燃費って違うんですか?」って聞かれたから「違います」って答えたら「それはいけない!」と。それは犯罪だというので、違いますよと。そうなってるんですよと。それを決めるのは自動車メーカーではなく、アメリカのEPAのように近い燃費を出すような事を考えないといけないね。それをやらないことにはいつまでも実燃費とかけ離れた数字になる。
緒方:うーん、そうですね……。
国沢:でも面白いのは、お客のが賢くて、僕たちだいたいの目安でしか考えないですよね。
牧野:確かに、僕たちカタログ燃費あまり信じてないですよね。
国沢:でしょ? あまり気にしてない。自動車メーカーが燃費偽装だって大騒ぎしたけど、大騒ぎしたのって国交省とメディアだけでお客さんはあまり気にしていなかった。それが本音で、皆そんなことで騙されないんです。消費者の方が偉い! これからも目安にしかならないですよ。
牧野:ありがとうございます。国沢光宏の言いたい放題本日はここまでにさせていただきます。また次回の動画でお会いしましょう!