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ホンダの最上級セダン、レジェンドの魅力について改めて迫ってみよう!

2017.10.20

ホンダのフラグシップセダンとして1985年から発売されているレジェンドは、北米ではホンダの上級ブランド・アキュラの最高級車として位置づけられています。ホンダとしては初めてV型6気筒エンジンを搭載したレジェンドは、4代目で一度販売を中止したものの、現在ではハイブリットな高級車として復活しました。「われわれのめざす頂点は、先端にある」と銘打たれたレジェンドには、様々なホンダの最先端技術が詰め込まれています。今回は改めてレジェンドのこれまでの歴史を振り返りつつ、現行の5代目レジェンドについて見ていきたいと思います。

大人の魅力、落ち着いたデザインの初代レジェンド

photo by 本田技研工業株式会社

1985年、ホンダ・レジェンドは当時のホンダ初の3ナンバーセダンとして誕生します。この3ナンバー高級車を開発するにあたり、高級車としての品格だけでなく、アキュラの専用車種としての高級ブランドイメージの確立することが課題でした。そのため、初代レジェンドはイギリスのブリティッシュ・レイランド(現ローバー)と共同で開発し、ホンダはノウハウ不足を補います。

初代レジェンドの魅力の1つとして、メッキなども多用し、非常に落ち着いたデザインという点が挙げられます。また、インテリアには、現在でもホンダの他にレクサスなどが使用する天童木工製の本木目パネルをふんだんに使用。その他、運転席用エアバックが日本で初めて搭載された点や、世界初のFF車用トラクションコントロールシステムを採用するなど、安全性能にもこだわっています。ホンダの創業者である本田宗一郎やF1レーサーのアイルトン・セナなどが愛車し、ホンダの役員専用車として使用されるなど、初代レジェンドはその後20年以上続くレジェンドの歴史の原始として存在感を示しました。

より洗練された2代目レジェンド

photo by 本田技研工業株式会社

初代発売から5年後となる1990年、レジェンドはフルモデルチェンジを果たし、2代目へと進化を遂げます。2代目レジェンドは、デザイン自体は初代の流れを受け継ぎつつ、走行性能や安全性、高級性にさらに磨きをかけました。当時ホンダが発売していたスーパースポーツカーであるNSXの開発によって得た技術や安全評価テストなども活用。様々に趣向をこらした衝突実験を行ってボディ設計を行ったり、日本車として初めて助手席側にエアバックを搭載したりと、安全へ配慮するだけでなく、カーナビやデュアルエアコン、クルーズコントロールなど、当時の最先端の技術が詰め込まれました。

先代を踏襲しつつ簡素にまとまった3代目レジェンド

photo by 本田技研工業株式会社

1996年、レジェンドは3代目に生まれ変わります。この3代目レジェンドは基本的に2代目を踏襲したデザインですが、2代目にあった2ドアモデルが廃止。4ドアセダンに一本化されました。これは当時バブル崩壊後でコストダウンを図ったことも影響しており、インテリアも先代に比べると簡素で落ち着いたものになっています。しかしながら、レジェンド本来の持ち味である基本性能や安全性能の高さは変わらず、着実に進化を遂げた1台です。

2代目レジェンドと3代目レジェンドに特徴的なのが、エンジンを縦置きし、FFフロントミッドシップという非常に珍しい駆動系のレイアウトを行った点です。横置きに比べてエンジンの振動を抑えられ、回頭性能が向上するという利点はあるものの、車内空間の圧迫や上り坂でのトラクション不足などの欠点も多く、FFミッドシップは3代目までの採用となりました。ただ、そのレイアウトの珍しさも相まって、常識にとらわれない新技術へ挑戦するホンダの情熱や浪漫が感じられます。

デザインの革新された4代目レジェンド

photo by 本田技研工業株式会社

2004年から2012年まで販売された4代目レジェンドは、これまでのレジェンドから大きく革新されたモデルです。3代目までの堅実な高級セダン風のデザインから一転、現代風のシャープなつり上げ型のライトに。見た目の落ち着いた雰囲気はそのままに、少しスポーティさが足されました。

エンジンは3.5LのV型6気筒エンジンで300馬力を発生させ、さらに新開発のホンダの四輪駆動システムである「SH-AWD」を採用。力強い加速を実現します。このシステムは前後輪および後輪左右の駆動力をコントロールし、旋回時に適切な駆動力配分を行うことで走行性能を上げるもので、日本に留まらず世界でも高い評価を得ました。しかし、残念なことに2012年6月にレジェンド生産終了が発表され、レジェンドの歴史に一度幕が下ろされました。

最先端に挑み続ける現行レジェンド

photo by 本田技研工業株式会社

photo by 本田技研工業株式会社

2015年にアキュラ・RLXとして復活したレジェンドは、日本ではハイブリッド高級セダンとして発売再開されました。デザインは近年のアキュラ車特有の切れ長のヘッドライトが特徴です。この現行レジェンドは、冒頭にも述べたように、ホンダの「最先端」の技術が多く採用された、まさに「レジェンド」の名にふさわしい車となっています。

「SH-AWD」から改良された「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用しています。これは3モーターハイブリッドという新型NSXにも採用されているシステムを利用しており、さらに最適なコーナリング能力を発揮します。

photo by 本田技研工業株式会社

オーディオブランドのKrellと共同開発したオーディオシステムも魅力のひとつです。エンジンやモーターの振動を抑え、ロードノイズも最小化し、さらにアクティブノイズコントロールの技術も駆使して、車内の静粛性を極限まで高めました。その贅沢な静けさをたもつ車内空間で、Krellの14スピーカーで極上の音楽を楽しむことができます。

photo by 本田技研工業株式会社

安全性能も非常に高度なレベルとなっています。衝突軽減ブレーキのみならず、歩行者事故低減ステアリングを導入し、ステアリングを制御し回避操作を支援してくれます。これらのような、レーダーやカメラを利用したHonda SENSINGという運転支援システムが、レジェンドには搭載されています。

3つのモーターによる高効率な回生発電や、エンジンとモーターを状況に応じて使い分ける3つの走行モード、VTECと呼ばれるホンダ独自のエンジンのバルブ制御システムによる燃焼効率向上や7速DCTによるスムーズな変速など、高性能制御技術により高効率かつ低燃費な走りを可能としています。16.8km/Lという燃費は、同じ他高級セダンと比べても低燃費です。

ホンダという自動車メーカーは常に挑戦的な車作りをします。今回取り上げたレジェンドも、他メーカーの高級セダンに比べると歴史は浅くはありますが、レジェンドの性能の仕上がりは、どこかホンダの情熱を感じさせる、非常に魅力的なものとなっています。他と乗り比べてみて、現行レジェンドのハイブリッドかつスポーティな走りの良さを再確認してみてはいかがでしょうか。

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文:一条


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