くさび形の攻撃的なフォルムから時速350kmを一瞬でたたき出すかと思えば、高貴な女性を思わせる官能的なオーラをもまとうスーパーカー。その姿はまるで美女と野獣。
日本の1970年代のスーパーカーブーム当時から、フェラーリやポルシェといったブランドとは一味違ったエレガントさが今でも漂います。数千万円という高値の花であることが当然と思わせる気品。それがランボルギーニです。
フェラーリとの因縁はランボルギーニの歴史の原点
創業者のフェルッチオ・ランボルギーニはトラクターの製造販売業で巨万の富を築きました。スーパーカーのランボルギーニの製造を始める際にこんな逸話があります。
ランボルギーニが所有したフェラーリは何度もクラッチが故障し、自社工場で修理しました。
分解してみるとなんと自社のトラクターと同じクラッチ板が使われているのに、その価格は10倍もしていました。
彼は「高級車ビジネスはもうかる」と考え周囲の反対を押し切って1962年にプロジェクトをスタート。1963年のトリノショーに350GTVを発表。高級自動車製造のスタートを切りました。
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