今や自動車産業は日本の経済を支えるためになくてはならないものにまで発展しました。
「日本車なら安心」と海外の消費者にも思わせるほど、日本のクルマは世界品質といえるでしょう。そんな自動車の顔といえば、やはりエンブレムですよね!
日本の各自動車メーカーは長い歴史を持っており、エンブレムに込められた想いは並々ならぬものです。
今回は、そんな日本の各自動車メーカーの熱い想いが込められたエンブレムについてご紹介していきたいと思います!
目次
日産のエンブレム――前身会社の意志を受け継ぐデザイン
まず最初のメーカーはこちら!日産です。
このエンブレムは日産の前身メーカーだったダットサン(DATSUN)のものを受け継いでおり、
太陽をモチーフにした赤い日の丸の中に、天空をモチーフにしたコバルトブルーをあしらったものでした。これはシボレーマークからヒントを得たといわれています。1934年、社名を「日産自動車株式会社」に変更。その際に、ロゴの文字も筆記体のカタカナで「ニッサン」 と書き直されますが、戦後に現在のローマ字表記となりました。
2001年には、ルノー傘下になってからのカルロス・ゴーン体制下で新デザインが社内コンペで募集。ロゴおよび書体がより立体的なものに一新されました。このとき採用されたロゴのサンプルは現在でもゴーン氏のオフィスに飾られているようです。
ちなみに、前身のDATSUN。名称の由来は、創立メンバーである田健治郎の「D」、青山禄朗の「A」、竹内明太郎の「T」と、それぞれの頭文字を取り、早く走ることのたとえに使われる「脱兎(だっと)」にかけた「脱兎号(DAT CAR)」をイメージしたとのことです。
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