待望のフィット・マイナーチェンジでどこが変わるの?
いよいよ正式にマイナーチェンジが発表され、発売が開始された新型フィット。デザインや機能、安全装備はどのように変わるのでしょうか。一つ一つ見ていきましょう。
エクステリアに関しては、よりワイドアンドロ―のデザインとなりスポーティーなデザインに進化しています。フロントリアのライトもLEDライトを設定することでよりシャープで先進的な印象を演出しています。上級モデルとなるHYBRID・S Honda SENSINGとRS・Honda SENSINGではフロントリアのスポーティーバンパーや新色の16インチアルミホイールを採用し、精悍なデザインとなっています。
さらにはルージュアメジスト・メタリック、スカイライドブルー・メタリック、プレミアムアガットブラウン・パールの新色を含む全12色をラインアップし、豊富なカラーバリエーションとなりました。
インテリアも今までになかったようなプレミアムブラウン・インテリアなどをはじめとする、高級感のある内装で、今までのフィットのイメージを一新するかのようなデザインとなっています。
パワートレインも1.3L、1.5L、1.5Lハイブリッドの三種類のエンジンを用意。ハイブリッドモデルに関しては驚きの燃費、JC08モードで37.2km/Lを叩き出しています。業界におけるフィットのハイブリッドモデルの評価は非常に高いようです。
また何よりも注目すべきなのが先進の安全支援システム「Honda SENSING」の搭載です。Honda SENSINGでは8つの安全支援装置を標準設定しています。ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて車両や歩行者を検知する衝突軽減ブレーキ、アクセルペダルの誤操作による急発進を防止する誤発進抑制装置、歩行者にぶつかりそうになった際にステアリングも制御して回避操作を支援してくれる歩行者事故低減ステアリング。
車線を逸脱しそうになるとステアリングを制御してくれる踏外逸脱抑制機能、先行車と適切な距離を取って走行してくれるアダプティブ・クルーズ・コントロール、単眼カメラを用いて中高速域で走行中に車線の維持をアシストしてくれる車線維持支援システム。先行車の発信をお知らせしてくれる先行車発進お知らせ機能、走行中に道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる標識認識機能の8つです。
これらの先進装備は他メーカーの安全装置のパッケージングをはるかに上回る充実ぶりで、これからのホンダの安全技術に期待を抱かせるようなパッケージングとなっております。
値段帯も車両本体価格で142万8840円から236万7630円と、かなりバランスのとれた値段となっています。