ズバリ!今年のカー・オブ・ザ・イヤーはどのクルマが獲るのか!?
国沢:「カー・オブ・ザ・イヤー」って何かというと、おおざっぱに言うとお祭りです。自動車業界で今年1番の目立ったクルマ、面白いクルマを選びましょうと。お祭りにはどこだってお神輿があったり、山車があったり、縁日があったりするじゃないですか。それってみんな違うタイプのものですよね? 今出たクルマもSUVやセダンなど全然違うものです。だからそれで比べることはできないんです。でもお祭りに行くと「今年は踊りが良かったよね」とか「今年はお神輿頑張ったよね」というのはありますよね。まずはそれが大事です。
牧野:なるほど。
国沢:2つ目に、振り返った時にこの年ってどんな年だったのか分かるものがいいんです。「この年はハイブリットが出たな」という年にはプリウスが大賞を取っていますし、「この年は電気自動車が出たな」という年にはリーフが取っている。そういうエポックながなきゃいけないんです。そうすると、今年1番面白いのはN-BOX。軽自動車がもし歴史で初めてカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するかどうか。今までの軽自動車の仲ではやっぱりダントツにクルマがいい。それをどう評価するかですね。あとはボルボが輸入車では傑出していいクルマですね。他にはCX-5も実力ありますし、カムリもアメリカでは売れている。この辺りが出てくるのではという予想です。
牧野:ありがとうございます。今年のカー・オブ・ザ・イヤーは12月11日に表彰式が行われますので、今から楽しみにしていきたいですね。それでは本日はこの辺りで終わりたいと思います。また次回お会いしましょう。