TOYOTA、ニューヨーク国際自動車ショーでコンセプトカー「TOYOTA FT-4X」を世界初披露

     
   

トヨタは、4月14日から開催されている「ニューヨーク国際自動車ショー」にて、新型のSUVとなる「FT-4X」を世界初披露しました。

トヨタのアウトドアに特化したSUVということで、事前にFJクルーザーの後継モデルではという予測がされていました。しかし、今回発表されたFT-4Xは、同車種よりもコンパクトなボディサイズと遊び心を前面に押し出したデザインで、コンセプトモデルでありながらも新たな可能性を感じる1台となっています。トヨタが目指す先には何が待っているのでしょうか。FT-4Xの最新情報を追っていきます。

まったく新しいSUVコンセプト「FT-4x」

このトヨタ・FT-4X は、米国のデザイン拠点「Calty Design Research, Inc.(Calty)」 が手がけたデザインコンセプトです。「手軽さ」や「カジュアルさ」を好み、思い立ったらすぐにアウトドアに出かけたい都市部在住の「ミレニアル世代」(30代半ばまでの若者世代)が想定ターゲットで、アウトドアシーンを中心にクルマの新しいあり方を提案するまったく新しいSUVコンセプトカーとなっています。

米国だけでなく、日本においても同じターゲットの世代が存在するので、日本でも受けそうなコンセプトですが、内容を見るとコンセプトカーということもあって、そのポップな見かけとは裏腹に、かなりアウトドア寄りに。生産が終了したFJクルーザーの面影も見え隠れします。

伝統的な四駆を思わせるシンプルでポップなデザイン

FT-4Xのデザインテーマ「頑丈で魅力的」の通り、エクステリアでは「X(エックス)」をモチーフにした特徴的なスタイリングとなり、グリルは水平基調を採用するなど、C-HRを見慣れた今ではそれほど奇抜とは思えず、むしろランドクルーザーやFJクルーザーを思わせるどトヨタの伝統的なSUVデザインも踏襲しているので、レトロ感さえ漂っています。

また、プラットフォームは新型プリウスやC-HRにも使用されているトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー・プラットフォーム(TNGA)を採用。4WD性能も搭載することで、走る楽しさやタフユース性能も備えます。

ワクワクドキドキを感じる仕掛けがいたるところに

Caltyの社長を務めるケビン・ハンター氏は、「思いやりと魅力にあふれた装備を通じて、アウトドアでの楽しさと利便性を提供することができるクルマだ」と語っています。また、スタジオ・チーフ・デザイナーのイアン・カルタビアーノ氏は「デジタルなインターフェースが多用される現代でも、メカニカルなデザインや機能の満足感は重要で、このクルマと接してワクドキを感じて欲しい」と述べています。

では、その楽しさが溢れ、ワクドキするインテリアにはどの様な仕掛けが施されているのかをご紹介しましょう。

・取り外しが可能で屋外でも使えるオーディオとルームライト

・飲料用ボトルとしても使えるドアハンドル

・普段は折りたたんでアームレストとして機能する寝袋

・雪などで湿ったグローブを乾かすシリンダー形状で回転するダクト

・グローブをしたままでも握れる大ぶりなドアハンドル

・アドベンチャーの瞬間を記録するためのドアミラーに内蔵された小型カメラ

・ナビやアプリが使いやすい正面に配置したスマートフォン

・冷蔵と保温で使い分けられバックドアに内蔵されるコンソールボックス

・スライドすると現れるカーゴゾーン下の収納スペース

など、スポーツやキャンプなど、アウトドアで役立つユニークな装備をただ装備するだけではなく、設置する場所やデザイン、そして使用方法も個性的。

また、フロントシートをクリーンゾーン、リアシートをウェットゾーン、そしてカーゴゾーンと3つのゾーンに分割。さらにリアゲートは都市では横開き、アウトドアでは縦開きを可能とし、いつ・どんな場所からでもアウトドアに出かけて、活躍できるクルマを目指しています。

コンセプトカーだけではもったいない出来栄え

C-HRじゃ物足りないし、ランクルやプラドじゃ大きすぎる。ポップなデザインのFJクルーザーはカッコイイけど4.0Lエンジンでは手に余るし、そもそも生産中止になっています。スペックにある1.8mを超える車幅はいかにも米国人がデザインした寸法ですが、ここを何とかしてもらえれば、日本でもC-HRを上回る大ヒット車種になりそうな予感もあります。

トヨタ FT-4X主要諸元

ホイールベース:103.9in 42,639㎜

全長:167.3in 4,249㎜

全幅:71.7in 1,821㎜

全高:63.9in 1,623㎜

YouTube映像

コンセプト編

エクステリア・インテリア紹介編

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