メルセデスベンツ・Sクラスに新型直6クリーンディーゼルのS400dが追加!前期ハイブリッドからV12ロングボディまでW222全モデルの燃費・スペックを徹底比較!

メルセデスベンツ・Sクラスに新型直6クリーンディーゼルのS400dが追加!前期ハイブリッドからV12ロングボディまでW222全モデルの燃費・スペックを徹底比較!
     
   

http://www.origo.hu/auto/galeria/20180508-mercedesbenz-s400d-4matic-teszt-2018-galeria.html

メルセデスベンツ・Sクラス(W222)に追加されたS400dはどんなモデル?バリエーションは?

https://www.vertumercedes-benz.com/new-car-deals/mercedes-benz/s-class/amg-line/235313/mercedes-benz-s-class-s400d-l-amg-line-4dr-9g-tronic-diesel-saloon/

メルセデス・ベンツを代表するセダンシリーズ「Sクラス」。そのニューモデルとして登場したのが「S400d」です。

メルセデス・ベンツのフラッグシップシリーズに満を持してお目見えしたS400dには、どういった特徴があるのでしょうか。エンジン面の強みやバリエーションなどを詳しく見ていきましょう。

S450の直列6気筒エンジンと設計を共有するディーゼル版

最も注目したいのはS400dのエンジンシステムです。メルセデス・ベンツが自信を持って「最強」と呼ぶエンジン「直列6気筒ターボディーゼル」を搭載しています。

このエンジンは、ハイブリッド車であるS450シリーズで使われている「OM-256」というエンジンをプロトタイプとして、ディーゼルに適合させたものです。型式は「OM-656」に相当します。

OM-656はOM-256よりもコンパクトになりましたが「小型ながらもパワフル」というバランスに優れた形へとブラッシュアップされています。

また、OM-256のターボ形式も踏襲しているOM-656。効率の良いタービンエネルギーを得るために、ツインスクロールターボを搭載しています。

低速領域から、まるで氷上を滑るかのようにスムーズに最高回転へと到達するのが、ツインスクロールターボの魅力です。

メルセデスベンツのディーゼルモデルで最もパワーのあるエンジン

メルセデス史上最強と謳われるディーゼルエンジン「OM-656」。これまでに搭載されてきたディーゼルエンジンと比較すると、その進化は一目瞭然です。

エンジンタイプ 最高出力(ps) 最大トルク(Nm)
OM-656 340 700
OM-642 258 620
OM-612 163 400

これまで使われてきた2種のエンジン「OM-642」「OM-612」と比較すると、OM-656は最高出力・最大トルクともに格段に向上しています。

また性能がアップするだけにとどまらず、これだけの進化を遂げながらもシリンダーピッチ90mm、シリンダー間厚8mmと従来よりもコンパクトな設計を実現しています。

まさに「最強」のディーゼルエンジンと呼べるでしょう。

ショートボディとロングボディのそれぞれに4マチック(4WD)を設定

S400dは2つのサイジングで展開し、それぞれ2タイプの駆動が設定されています。

基本はショートボディのS400d、ロングボディのS400d long、更にそれぞれに4WDを搭載したS400d 4MATIC、S400d long 4MATICです。

路面状況が悪くても、特殊な道路形状であっても常に安定した走りを実現する4MATIC。安全性の観点からも望まれる機能ですから、ショート・ロングの両サイズで搭載されているのは魅力的ですね。

AMGラインプラスもオプション設定可能

S400dは、全てのバリエーションで「AMGラインプラス」をオプションとして選択可能です。

通常のSクラスセダンに、流線型をイメージさせるスポーティーな外観や、精悍さを感じさせるアルミホイールなどを取り入れたAMGラインプラス。その魅力は外観だけにとどまりません。

シートに施された菱形のステッチはスタイリッシュにも愛らしくも感じられ、男性のみならず女性ユーザーの目を引きつけます。

またアームレストなどシート面以外にも同様の模様が入っており、外装だけでなく内装でも「個性」を表現したい方にとっては非常に嬉しい仕様です。

前期・後期でグレードバリエーションが豊富なメルセデスベンツ・Sクラス(W222)、各モデルの燃費・エンジンスペックを徹底比較!

https://www.as-web.jp/car/412989/attachment/04_mehr-katalysatorvolumen-als

Sクラスの6代目の総称である「W222」。

ここに含まれるモデルは、それ以前のモデルが「未来」に向かう外観なのに対し、どこか古風で優雅な雰囲気をまとっているのが特徴です。もちろんS400dもW222に含まれています。

W222シリーズはとにかく名車揃いであり、グレードやバリエーションが豊富に揃っています。

Sクラスがマイナーチェンジされた2017年8月で前期・後期に分け、代表的なモデルの燃費やエンジンスペックを比較しました。

車種
前期/後期
燃費 エンジンスペック 最高出力 最大トルク
(km/l) エンジン型式 搭載エンジン (kW) (Nm)
S400dロング  後 14.2 656 DOHC 直6ターボチャージ 250 700
S300h/S300hロング 前 20.7/19.5 651 DOHC 直4ターボ 150 500
S400 後 10.5 276M30 DOHC V6ツインターボ 270 500
S400h(S400ハイブリッド) 後 15.4 276 V6 225 370
S450/S450ロング 後 12.5 256M DOHC 直6ターボチャージ 270 500
S550eロング(550プラグインハイブリッドロング) 前 13.4 276M30 DOHC V6ツインターボ 245 480
S550ロング(7Gトロニック) 後 10.5 278 DOHC V8ツインターボ 335 700
S550ロング(9Gトロニック) 後 10.6 278 DOHC V8ツインターボ 335 700
S560ロング 後 9.8 M256 DOHC V8ツインターボ 345 700
S600ロング 後 ー 277 SOHC V12ツインターボ 390 830

ディーゼル最強実証

メルセデス・ベンツのディーゼルエンジン車・S400dは、やはり最強でした!同じくディーゼルエンジンOM-651搭載のS300h(同ロング)と比較して、出力やトルクに圧倒的なアドバンテージがあります。

燃費よりも走りを取る?

一方でエネルギー効率が今一歩といった感があり、燃費で5km/lの差をつけられています。力強い走りを求めるのなら、燃費を多少犠牲にするという考えも一つかもしれません。

ディーゼルだからこその力

S400dと同じく直列6気筒ターボ搭載のガソリン車・S450(同ロング)と比較すると、ディーゼルならではのメリットが見えてきます。

S450の出力には劣るものの、トルクの優位性は歴然。このことから、S400dの加速性能には大きな期待が持てますね。また燃費の面で見てもS400dに軍配が上がります。

では、トルクに着目して比較してみましょう。S600ロングが830Nmと圧倒的な数値ですが、燃費は公開されていません。

次点は700Nmの4車種です。いずれも10km/l前後の燃費である中、S400dは14.2km/lと大健闘。ディーゼルエンジンの強みが数値に表れています。

スムーズな加速と安定した走りを兼ね備えたS400dは、Sクラスの中では非常にバランスのとれた一台だといえるでしょう。

メルセデスベンツ・Sクラス(W222)のS400dとライバルとなるラグジュアリーセダンと燃費・スペック・価格を徹底比較!

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各社がフラッグシップに据えるラグジュアリーセダンは、性能、外観、価格全てにおいて常に競い合い、それゆえ常に進化を続けています。

今回はディーゼルエンジン搭載の高級セダンの中からBMW 740d xドライブ(同ロング)、アウディ A8 50TDIクワトロ(同ロング)をピックアップ。

メルセデス・ベンツ S400dと燃費、性能、価格面を比較しました。

車種 燃費(km/l) エンジンタイプ 最高出力(kW) 最大トルク(Nm) 価格(円)
メルセデスベンツ・S400d/S400d ロング 14.2 直6ターボ 250 700 11,380,000
BMW・740d xドライブ/740Ld xドライブ 15.4 直6ツインターボ 235 680 14,260,000
アウディ・A8 50TDIクワトロ/A8L 50TDIクワトロ(国内未導入) 17.8 V6ターボ 210 600 10,250,000
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メルセデス最強はここでも実証

いずれもディーゼルエンジン車ですが、出力、トルク面で明確な差が出たといえるでしょう。S400d(ロング)はさすがメルセデス・ベンツのディーゼル最強!出力もトルクも他2車種を上回りました。

BMW 740d xドライブは、直列6気筒ターボをツインで搭載しています。一方、S400dはツインターボではなく2ステージターボ設計です。

そのため、S400dは大小2つのターボによって、低速走行時でもターボの恩恵を十分に受けることができる仕様になっています。

高いトルクによって加速性能が十分なS400dですから、2ステージターボが加わると更に快適な走り出し、加速ができるといえるでしょう。

やはり燃費面で今一歩

しかし、燃費面では他に及ばなかったのがS400dです。BMW 740d xドライブの方がわずかに低燃費という結果になりました。ターボの設計上、それぞれが得意とする速度域があるのかもしれません。

なお、アウディ A8 50TDIクワトロは国内未導入ですので、JC08モードでの燃費測定値ではない可能性があるため、燃費は参考値となります。

妥当な価格設定

最後に、価格を比較してみましょう。いずれもハイクラスならでは、1000万円超えの価格となっています。中でもBMW 740d xドライブと他2車種の価格差は大きいようですね。

一方、S400dは1138万円、アウディA8 50TDIクワトロは1025万円(ポンド換算、£69,100)とほぼ横並びになりました。

現時点では燃費の面でアドバンテージがあるアウディA8 50TDIクワトロ。国内で販売が開始された際に価格がどう動くのか、注目です。

S400dは、パワフルな走行と加速性能を持っていますし、BMW 7シリーズのディーゼル車の燃費とは僅差といえるでしょう。ガソリン車と比較すれば燃費は良好。

これらの性能を考慮しても、他社と比較しても価格面は妥当ではないでしょうか。

メルセデス・ベンツのオールラウンダー S400d

メルセデス・ベンツ Sクラスの中では性能面で非常にバランスが取れているS400dですが、他社の同クラスセダンの中にあっても大きく劣る面がありません。

S400dは、メルセデス・ベンツのSクラスを代表するオールラウンダーと呼べる一台ですね。

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