軽ハイトワゴン戦線異状アリ!? ホンダ・N-WGNとスズキ・ワゴンRを徹底比較!

軽ハイトワゴン戦線異状アリ!? ホンダ・N-WGNとスズキ・ワゴンRを徹底比較!
     
   

先月待望のフルモデルチェンジを果たし、6代目へと進化したスズキ・ワゴンR。この軽ハイトワゴンの草分け的存在のライバルとなるのが、ホンダ・N-WGNです。ここでは、発売されたばかりの新型ワゴンRと熟成を究めたN-WGNをあらゆる方向から徹底比較し、どちらがどのように優れているのかを実際に検証してみます。これから軽自動車を購入しようと考えている方は、必見の内容といえるでしょう。それでは、注目の5番勝負のスタートです。

【エクステリア】選択肢の多さが嬉しいワゴンR

photo by スズキ株式会社

ワゴンRは、今回のモデルチェンジで3種類のフロントフェイスを用意してきました。通常軽自動車はどんなに多くても「顔違い」は2種類ほどしかなかったところですが、これを増やすことでユーザーが好みに応じて選べる範囲が広がったという点は、まず評価すべきでしょう。Lクラスのミニバンを小さくしたようなスタイリングは、どっしりとしていて安定感が感じられます。それでありながら従来のワゴンRの流れを失っていない点は、さすがスズキのセンスが光っているといえます。

photo by 本田技研工業株式会社

一方のN-WGNは1,655mmとワゴンRよりもわずかに全高が高いにもかかわらず、それを感じさせないデザインは好感が持てます。すっと流れるようなフォルムには力強さが感じられ、ハイトワゴンであることを忘れてしまいそうなイメージです。ただクルマとしての「キャラクターのわかりやすさ」という点では、ワゴンRの方が勝っているといえるでしょう。ユーザーに選択肢を多く与えたということからも、ここはワゴンRの優勢となります。

【インテリア】各スイッチ類の操作性の高いN-WGN

photo by スズキ株式会社

インテリアに目をやると、確かにセンターメーターを奢ったワゴンRは先進性という面ではN-WGNの上をいっています。しかし、基本的な操作性や視認性という面ではN-WGNの方が高いという評価になります。たとえばエアコンの操作パネルを例に取ると、ワゴンRは横に細長い構成になっていますが、N-WGNは大きなボタンで扱いやすくなっています。メーターパネルもワゴンRは細いものなのに対し、N-WGNではオーソドックスなドライバー側配置です。確かに慣れればセンターメーターは便利ですが、特にそういった慣れを必要としないN-WGNのメーターはユーザーフレンドリーといえるでしょう。

photo by 本田技研工業株式会社

室内の広さに関してだけいえば、ホイールベースを拡大したワゴンRの圧勝です。しかし、不満の残る点もあります。それはラゲッジの使いやすさです。確かにワゴンRは人の乗る空間は広くなりましたが、荷室の容量は今一歩。この点はN-WGNの方が使いやすくなっています。サブトランクの容量もホンダが得意とするセンタータンクレイアウトを十分に活かし、縦に長いものもきちんと積載できます。

全体的なインテリアの質感はN-WGNの方が高く、パッケージングも優れていることから、この勝負は、N-WGNの勝利となります。

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