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本当のキング・オブ・ミニバンはどっち? 激売れのトヨタ・アルファードとホンダ・オデッセイを徹底比較!

2017.05.12

photo by 本田技研工業株式会社

発売以来、圧倒的な完成度で好調な販売を続けるトヨタ・アルファード(ヴェルファイア)。それを迎え撃つのは日本でミニバンをメジャーにした功労者、ホンダ・オデッセイです。ここでは主にLクラスミニバンに求められる「快適性」という視点から、両車を徹底比較。ミニバンの頂点に立つのは果たしてどちらなのか、ジャッジしていきたいと思います。

【エクステリア】上品にまとまったオデッセイは好感度が高い

photo by トヨタ自動車株式会社

まずは、エクステリアを見ていきましょう。登場時に迫力のあるフロントマスクで話題になったアルファード(ヴェルファイア)ですが、その押し出し感の強さはいまだにほかのミニバンを圧倒し続けています。今はこういった、いかついフェイスが流行ですね。ただ本当に気品が漂っているかといえば、少し疑問が残る部分もあります。

 

photo by 本田技研工業株式会社

オデッセイの方はどうかというと、こちらはシャープにまとまっている感が強いです。堂々としたフロントの顔つきではありますが、スマートな印象も受けます。サイドの流れるようなラインも美しく、スポーティさも持ち合わせているといえるでしょう。威圧感が少ないという点では、誰がどんなシーンで乗っても似合いそうです。

好みの問題も多分にあるかもしれませんが、オデッセイの方が万人向けということができるでしょう。

【インテリア】居住性はアルファードが圧倒

photo by トヨタ自動車株式会社

ドアを開けてインテリアに目をやると、圧倒的に広さを感じるのはアルファード(ヴェルファイア)の方でしょう。室内寸法を見てみても、長さ2,935mm×幅1,625mm×高さ1,300~1,325mmのオデッセイに対して、長さ3,210mm×幅1,590mm×高さ1,400mmと室内幅こそオデッセイの方が広いですが、室内高がある分圧迫感を感じることがありません。シートも厚みがあってサイズもゆったりしたものになっており、またグラスエリアも広いため快適な移動を楽しむことができます。ただし床の位置が高く、乗り降りには若干コツが必要です。ここを除けば、居住性や快適性では右に出る者はいないでしょう。

 

photo by 本田技研工業株式会社

一方、乗用車ライクに乗れるのはオデッセイです。低床設計で、どんな年齢層の方でも楽に乗降が可能となっています。広さや快適性という点では前述のようにアルファード(ヴェルファイア)に一歩譲りますが、内装の質感などは負けていません。3列目シートの居住性が今一歩で、若干圧迫感を感じる点は残念な部分です。ただこのシートは床下に格納できて、荷室を確保できるところは技ありといえるでしょう。

快適に移動できるのは、くつろげるのはどちらか?と総合的に考えると、1~3列目まで自然な着座姿勢が取れるアルファード(ヴェルファイア)に軍配が上がります。

【走りの性能】静粛性に関してはアルファードの方が上

走りの性能も、チェックしておきたい部分です。どちらも1,800kgを優に超える重量級ですが、パワーやトルクは十分にあるといえます。ハンドリングも素直で、こういった種類のクルマでもっとも気になるロールも適度に抑えてあります。

このようにどちらも優れた走行性能を持っていますが、快適性という面から見てみるとアルファード(ヴェルファイア)の方が優位といえるかもしれません。これは、走行時のタイヤのノイズなどが室内にほとんど入ってこないことに起因しています。オデッセイの方はというと、このノイズや足周りの突き上げ感などが少し気になります。確かに重心が低いのでコーナリングなどは安心なのですが、音の処理やサスペンションのセッティングなどはアルファードの方がよく煮詰めてあるといえるでしょう。

よってここでは、アルファード(ヴェルファイア)を勝者としたいと思います。

【燃費性能】オデッセイの優れた燃費は見逃せない

photo by 本田技研工業株式会社

ここまで大きいクルマになると、やはり燃費も気になりますね。まずはアルファード(ヴェルファイア)の燃費から見ていくと、2.5リッター車で11.4~12.8km/l、3.5リッター車で9.1~9.5km/l、ハイブリッド車だと18.4~19.4km/lとなります。一方のオデッセイは、2.4リッター車で12.8~14.0km/l、ハイブリッド車ですと24.4~26.0km/lです。やはり車重の軽さが効いている面などもあり、オデッセイの方が優れた数値を示しているのがおわかりいただけるでしょう。またオデッセイのハイブリッドに乗ってみると、ほとんど日常の走行はEVモードでまかなっています。こういった細かいことの積み重ねが、好燃費につながっているといえます。もちろん通常のガソリンエンジンもフリクションを低減するなど、効率アップに余念がありません。

したがって燃費は、オデッセイの方が有利となります。

【装備・価格】コスパは断然オデッセイの方が高いが…

今もっとも気になる装備といえば、自動ブレーキをはじめとする安全運転の支援機能でしょう。こういった点を考えるとアルファード(ヴェルファイア)のものは設計が若干古く、歩行者までは感知できません。このあたりは、オデッセイの「ホンダセンシング」が今もっとも優れたシステムといえます。

確かにトータルで考えると、オデッセイのコストパフォーマンスの高さが光ります。しかしそれだけでよし悪しが決まらないところが、クルマの面白いところです。全体的な完成度、快適性、ステータス性…いろいろな角度から見てみると、アルファード(ヴェルファイア)も十分魅力があります。もちろん価格はオデッセイより高めですが、所有する喜びはいろいろなシーンで感じられるでしょう。

とても難しい勝負ですが、ここは両車ともそれぞれ魅力がありますので引き分けという判定にしたいと思います。

先進の安全性能と快適性を両立したオデッセイは要注目

日本のミニバンを変えたエポックメイキングな存在といえる、オデッセイ。1994年の初代登場後さまざまなフォロワーがあらわれましたが、低床・低重心というパッケージングを守り通しているのはこのクルマだけです。そこから生まれる走りのよさ、快適性は明らかにほかのミニバンとは一線を画します。また前述のように安全性能も優れていますので、だれもが安心して乗ることができるのが強みでしょう。

Lクラスミニバン選びに迷ったら、まずはこのクルマを基準に考えてみることをおすすめします。価格、装備、性能…きっと納得されること請け合いです。

【関連項目】

ラージミニバンのパイオニア、ホンダ・オデッセイの魅力に迫る!

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売れ筋ミニバン、買いはどっちだ!?ホンダ・ステップワゴン vs. 日産・セレナ

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