熟成されたハイパワーFFスポーツ、NA時代の操る楽しさをもう一度
先代のFK型での失敗を踏まえ、新型シビック タイプRは速さを目指すという点で、正常な進化を遂げていることが予想されます。正直、ここまでのハイパワースポーツになってしまうと、NA時代のコンパクトスポーツとはまったく違う種類の車であり、クラス的にはWRX STIとも渡り合うモデルになったといるでしょう。
もはやコンパクトスポーツからはほど遠いハイパワーセダンとなったシビック タイプRですが、それでも往年のファンからすれば、操る楽しさをしっかりと味あわせて欲しい、というのが本音です。メガーヌRSの持つ見事なスポーツ性に負けない、かつてのタイプRが持っていたスポーツ性、操る楽しさの復活に、期待したいところです。