国沢光宏が語る悪質ドライバーへの対策
牧野:実際に悪質ドライバーに出会ったら僕たちはどのように対応すればよいのでしょうか。
国沢:ああいう人間ってどこにでもいるわけです。例えば街でそういう人間に出会ったらどうしますか?
緒方:ちょっと逃げるというか、あまり関わらないようにしますね。
国沢:私も関わらないにしますけど、運が悪くて絶対に逃げられない時ってあります。まずは怒らせないようにした方がいいです。本末転倒なんですが、現実的な問題として、繁華街に行っていかつい奴にぶつかったら怒るじゃないですか。怒られてやられたらやられ損になりますから。だから、車の前に急に割り込みしたり、追い越し車線をゆっくり走ったりなど、怒らせないような運転をする。自分でもちょっと防衛を心掛けるべきです。
国沢:そして、もし悪質ドライバーを怒らせてしまったらどうするべきか。1つはドライブレコーダーをつけましょう。できれば前と後ろに着けて証拠を残しましょう。
牧野:ニュースでも最近はドライブレコーダーが推奨されていますね。
国沢:それから、車のガラスは手とかでは割れません。特にフロントガラスは絶対に割れないようにできています。車を殴られても傷つけられても証拠を残しておけば後でなんとかなります。もし、棒などを持っていたら本当に危ないのでとにかく逃げた方がいいです。
牧野:何があってもドアを開けないということが大事なんですかね。
国沢:相手が車から下りてきたら逃げられるじゃないですか。ですから逃げる。なるべくコンビニなどの人がいるところに行って助けを求める。その間に警察に電話をする。これが大事だと思います。
牧野:今日のまとめに入りたいと思います。今回の事件で法改正や警察の取り組みなど、課題は出たと思います。モータージャーナリストとして、自動車業界全体の話などもまとめてお伺いします。
国沢:とにかく怒らせない。そして、絶対に車から出ない。後で110番して対応する。ケンカは買わないようにしてください。
牧野:僕たちもいつこのよう場面に遭遇するか分からないですからね。いつ起きてもおかしくないよう気構えは必要かもしれないですね。国沢光宏の言いたい放題でした。また次回お会いしましょう。