出典元:https://auto-car.jp/car-loan
自動車ローン(オートローン)の種類と特徴(メリットとデメリット)
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ローンタイプ
憧れの自動車が欲しい! けれど自動車は金額が大きく、家計の負担を考えると一括で購入するのもなかなか大変ですよね。
多くの人の場合、車は家の次に大きな買い物であるともいえます。
家の場合はローンを組むことが一般的だと思いますが、車の場合もローンやリースなど、様々な購入方法があります。
近年ではガソリンスタンドがリースに力を入れていますし、ディーラーなどでは残価設定型ローンなどの取り扱いも普及しています。
今回はそんな自動車の買い方について、解説していきます!
元利固定方式
ローンを組む際によく出てくるワード、元利固定方式。
この言葉はいったいどんな方式なのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、元利固定方式とは、月々の支払金額が一定になる方式のことを言います。
自動車ローンの場合はほとんどがこの方式になっています。
毎月の返済額が一定になるため、はじめのうちはローン元金の返済率が少ないということも頭に置いておかなければなりません。
元金固定方式
こちらは元利固定方式とは異なり、毎月の返済額が変動します。
しかし、こちらは返済額のうち金利を優先的に返済するため、金利の負担が元利固定方式より少なくなります。
ただしその分はじめのうちは後に比べて返済額が大きくなってしまうため、元利固定方式に比べて初期の支払額は大きくなってしまいます。
こちらは銀行のローンに多い方式です。
通常型ローン
通常型ローンは読んで字のごとく通常ほとんどの方が利用する形態のローンとなります。
月々の支払いが均等、またはボーナス月のみ加算可能で、最もスタンダードなタイプのローンです。
残価設定型ローン
こちらは自動車ディーラーなどが特に力を入れているローンになります。
リースの月々返済額の計算に近い方法を取り入れたローンです。
具体的には、最終回の返済額を据え置き、その残価分以外を均等で割った金額を月々支払うという形をとっています。
最終回はその金額を支払う、再ローン、車の返却、車の乗り換えなどの選択肢があります。
また車を返却する場合は残価が保証されているクローズドエンド方式と、車を査定しプラスマイナスが決定されるオープンエンド方式とがあります。
クローズドエンド方式の場合には距離や傷などの条件が設定されている場合が多く、条件に満たない場合はそのままオープンエンドにスライドされることが一般的です。
またオープンエンド方式の場合には残価に対する査定金額に対して、販売会社からの金額の戻し、追徴などが決定されます。
このローンのメリットは、残価を据え置くため、月々の支払いが安くなることです。
しかし、金利はローン元金に対して発生するため、最終的に支払う手数料は通常ローンよりも大きくなります。
自由払い型ローン
こちらは数は少ないですが、返済方式を自由に変更できるローンになります。
家計の状況に合わせて返済額を大きくしたり、小さくしたり、またあるいは返済期間を延長したりできることがメリットです。
カーリースの種類と特徴(メリットとデメリット)
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ファイナンスリース
あまり耳慣れないかもしれませんが、リースってどういうものなのでしょうか。
いわゆる貸借契約で、抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、乗る方によってはこちらの方がお得になる場合もあります。
リースには二つの種類があります。
一つはファイナンスリース、そしてもう一つはメンテナンスリースです。
ファイナンスリースは車代を分割して支払うリース方法で、支払額的には残価設定方式のローンとおおよそ似たような月々の支払いとなりますが、割賦での契約ではなく、貸借契約になることがポイントです。
つまり、買うのではなく借りる形になるため、いわゆる資産として計上しなくてよいといったメリットがあります。
個人事業主の方や法人の場合で、資産計上しない方がよい場合に取られる方法です。
メンテナンスリース
メンテナンスリースの場合は、車代にプラスして、メンテナンス代や、税金、保険などを含めて月々の支払を算出することができます。
余分な出費がない分、月々の支払として、把握がしやすく、個人の方にも最近では普及しています。
特にガソリンスタンドなどは個人向けのリースに力を入れており、様々なサービスと付帯して、販促しています。
オープンエンド型
リース契約の場合は、残価設定型ローンと同じように、車の残価を設定し、それ以外の金額から月々の支払いが算定されます。
オープンエンド型は、残価設定のオープンエンドと同じように、残価が保証されないパターンです。
クローズエンド型
クローズエンド型も、残価設定ローンと同じように、最終回の残価が保証されるパターンとなります。
こちらも残価設定ローンと同様、残価の保証には様々な条件が付帯されることがほとんどです。
レンタカーの種類と特徴(メリットとデメリット)
出典元:https://www.nipponrentacar.co.jp/newclass/newclass_201603_ec.html
ウィークリーレンタカー
これまでローンやリースの種類についてみてまいりましたが、それではレンタカーはどうでしょうか。
車を使う頻度があまり多くなければレンタカーを借りる、というのも一つの手段です。
例えば旅行などの際には一日、あるいはウィークリーでレンタカーを借りればコストは比較的安く済みます。
保険なども料金の中に含まれているため、メンテナンス代もかからず賢明です。
マンスリーレンタカー
もう少し長い間、ということであれば、マンスリーで借りればより一日当たりのコストは安く済みます。
例えば引っ越しや短期の出張など、車が必要なケースではマンスリーで借りることを検討してみてもよいでしょう。
格安レンタカー
また、最近では格安レンタカーも多数出てきています。
これは、中古車をレンタカーとして下ろしているため、大手のレンタカー会社に比べてレンタル料を安くすることを可能にしています。
移動手段、または荷物の搬送手段として割り切って使うのであればこういった格安レンタカーの利用もおすすめです。
カーシェアリングの特徴(メリットとデメリット)
また、近年流行なのが必要な時だけ車を借りられるカーシェアリングというサービスです。
これは、レンタカーと違い、店舗に行く必要がなく、会員登録だけしておけば、最寄りの駐車場で車が借りられるサービスです。
支払いもクレジットカード引き落としなどの場合が多く、必要な時に手軽に車を利用することができます。
出典元:http://canned-seachicken.up.n.seesaa.net/canned-seachicken/image/E382ABE383BCE382B7E382A7E382A2E383AAE383B3E382B0E5A4A7E6898BE4B889E7A4BE.jpg?d=a1
使用パターンによってローン、リース、レンタカー、カーシェアのどれがお得?
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いかがでしょうか。
様々な車の購入方法やレンタカーサービスなどを見てまいりました。
車の利用方法などによって、購入、レンタルなどたくさんの目的に合った利用の仕方の選択肢の幅が近年では広がってまいりました。
例えば毎日使うのであれば、一括購入、ローン、リースなどの方法で車を購入可能です。
毎日使わないのであれば、レンタカーやカーシェアリングを検討してみるのもよいでしょう。
車を買う時代は変わりつつあるのかもしれません。
皆様も一度、利用目的に合わせていろいろなサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
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