車好きに人気の車であるシビックの歴史は古く、初代が発売して40年以上もの月日が経ちました。
そんな歴史を持つ車であるシビックの最新モデルは、2015年に発売された10代目シビック。
ノーマル車とタイプRの2つのタイプを発売し、日本だけでなく海外でも人気を集めています。
10代目シビックは2020年の1月にマイナーチェンジが行われ、さらに性能がアップしました。
今回はそんなシビックのマイナーチェンジ内容と、発売開始情報をご紹介していきます。
シビックマイナーチェンジ後の販売は1月から?
今回のシビックマイナーチェンジは1月10日に発表され、1月23日から販売が開始。
大きく4箇所が変更となっています。
今までよりもさらにかっこよく、高級感が増したシビック。
そんなシビックの歴史をご紹介。
ホンダシビックとは
冒頭にも少しお伝えしましたが、シビックの歴史は古く、初代が発売されたのは今から40年以上も前の1972年。
排気ガス規制が強化され始めていた当時、シビックが誕生。
排気ガス規制に様々な車が通過できず、販売を中止していく中、シビックは爆発的な人気がありました。
当時のホンダはオイルショックなどの背景もあり、車事業から撤退するとまで言われていましたが、シビックのヒットにより業績は好調に。
今のホンダがあるのも、シビックのおかげだといっても過言ではありません。
10代目シビックのボディ形状は、セダンとハッチバックとなっています。
このボディ形状は昔から採用されており、今と昔を見比べた時、年々進化した性能やパーツに時代を感じることができます。
10代目シビックのスペック
10代目シビックのスペックは以下の通りです。
・排気量:1496cc
・ボディタイプ:4ドアセダン/5ドアハッチバック
・エンジン:直噴DOHCターボ
・変速機:CVT(シビックセダン)/6速MT・CVT(シビックハッチバック)
・乗車定員:5名
MT車を製造している車が年々少なくなる中、シビックは未だにMTを採用しています。
それに対しスムーズな変速を行える、CVTという最先端技術も取り入れるなど、古き良き技術と、最新技術を兼ね備えた車だといえます。
シビックのマイナーチェンジで変更したのは4箇所!
今回のマイナーチェンジは2020年の1月10日に発表され、1月23日から販売が開始されています。
変更した個所は
・ボディーカラーの追加
・Honda SENSINGを全車両に標準装備
・シビックセダンのデザインやホイールカラー、インテリアの変更
・シビックハッチバックのデザインやシフトノブの形状の変更、トップロードサンルーフを追加
以上の4点です。
安全装置に関しては後述するとして、その他の3点の内容をご紹介します。
ボディカラーの追加
今回追加されたカラーは全部で4色。
シビックセダンでは、とても鮮やかな青色の「プレミアムクリスタルブルー・メタリック」が追加されました。
ハッチバックは「プラチナホワイト・パール」、「ソニックグレー・パール」、「オブシダンブルー・パール」の3色。
ハッチバックに関しては、赤と黒の2種類から一気に5種類まで増えています。
どれもパールが付いているため美しく、シビックにピッタリな色ではないでしょうか。
シビックセダンの変更点
今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやリアガーニッシュのデザインが変更に。
フロントはメッキ部分が増え高級感が増しており、リヤに関しては少し丸みを帯びていたお尻が、尖った雰囲気に変更されています。
またコンビシートも搭載され、高級感が前面に押し出された形となりました。
シビックハッチバックの変更点
ハッチバックでは前後のバンパーデザインや、ホイールデザインを変更し、ごつくカッコよいデザインに。
またトップロードサンルーフの追加や、MT車ではシフトノブの形状も変わり、今までよりもさらに走るのが楽しくなる車へと進化しています。
Honda SENSINGという最先端の安全装置を標準装備
マイナーチェンジで標準装備されることとなった「Honda SENSING」とは、ホンダが誇る安全運転支援システムの総称です。
このシステムにはなんと10個もの機能が搭載されています。
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・車線維持支援システム
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
今回追加となったのは「歩行者事故低減ステアリング」と「先行車発進お知らせ機能」の2つ。
歩行者事故低減ステアリングとは、歩行者とぶつかりそうになった際、警告表示と警告音を発し運転者にお知らせします。
またハンドルを切ってよける時も車がアシストする為、急なハンドル操作によって事故が起こるという危険を減らすことができます。
そして先行車発進お知らせ機能には、信号待ちなどで停止しているとき、前の車が発進したことを音などで教えてくれます。
これにより渋滞の緩和なども期待できることでしょう。
まとめ
今回のマイナーチェンジは1月23日から販売が開始され、大きく4箇所が変更されました。
変更点はボディカラーの追加、Honda SENSINGを全車両標準装備、シビックセダンのデザイン変更、シビックハッチバックのデザイン変更となっています。
ボディカラーは全部で4色追加しとてもカラフルに。
デザインに関してはどちらもスポーティになっており、今までよりもさらに魅力が増しています。
Honda SENSINGという安全システムには10種類の安全装置が搭載されているのですが、その中の「歩行者事故低減ステアリング」と「先行車発進お知らせ機能」が追加。
よりカッコよく、より安全を求めた車。
それが10代目シビックといえるのではないでしょうか。