出典:http://www.chubu-jihan.com/subaru/news_list.php?page=contents&id=262
運転のしやすさで、初心者からマニアまで幅広いファンを持つスバル・BRZ。
今回は限定モデルや兄弟車の情報を交えつつ、その魅力を存分にご紹介します！
スバル・BRZの魅力は？
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/
低重心・軽量・コンパクトな水平対向エンジン、熟成の進んだサスペンション
BRZといえば、スポーツカーながら初心者でもその運転のしやすさに驚く人が続出することでも有名なモデル。
重心が低いので安定感があり、カーブの曲がりやすさなどでその実力を感じる人も多いかと思います。
そしてその低重心に一役買っているのがこれ。スバルといえば、ですよね。長年こだわり抜いた水平対向エンジン。
縦に広がる他のエンジンに対し、横広がりの形状で開発されたことで、車高を抑えることが可能となりました。
それだけではなく、左右のピストン運動により互いの動きを打ち消し、振動を最小限に抑えています。
スポーツ走行の時により実感できるかと思いますが、これが驚くほど疲れにくいんです。
そして最後はサスペンション。
STI製フレキシブルVバーと、同じくSTI製のフレキシブルドロースティフナーフロントが搭載されています。
これにより安定性が高くなり、操作の微妙なもたつきや、振動も更に少なくなりました。
ドライバーにかかる小さなストレスを最小限に抑えた仕様。長時間の運転も十分耐えられる、質実剛健なスポーツカーです。
スバル・BRZはマイナーチェンジ後のモデル（E型）はどこが変わった？
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior.html
MTモデルのエンジンパワー向上
LEDライト等見た目の変更もあるんですが、やはりポイントはここ！
剛性のアップによって従来から7PSアップ。最高出力は207PS/7000rpmとなりました。（MT車のみ）
これにより操作性もますます安定し、従来に比べても乗り心地が向上しています。
スバル・BRZのグレードによる装備の違いは？
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/utility/equipment.html
グレードとしては5段階ありますが、今回はそのうちの3つをピックアップします。
R
スタンダードモデルがこちら。
・215/45R17タイヤ&17インチアルミホイール（ガンメタリック塗装＋切削光輝）
・本革巻ステアリングホイール
・本革巻（高触感革）シフトレバー（AT車）／シフトノブ（MT車）
・アルミパッド付スポーツペダル
・ドアトリム（赤ステッチ）
・ステンレス製サイドシルプレート（アシストパッド付）
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/grade/grade.html#grade1
スタンダードとはいえ、普段使いするには十分すぎる仕様。
その代わりこだわりだすと物足りなさを感じるかと思いますが、まず試してみたい！という方にはおすすめのグレードです。
BRZの魅力は十分に体感できますよ。
GT
そしてハイグレードモデルがこちら！
・17インチアルミホイール（スーパーブラックハイラスター）
・SACHS（ザックス）ダンパー（ZF製）
・SUBARU BRZ brembo製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
・brembo製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
・リヤスポイラー
・アルカンターラ＊1／本革＊2シート
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/grade/grade.html#grade3
さすがGT、何とも贅沢な仕様ですよね。SACHSのダンパーやbrembo製のブレーキなどの一級品が装備されています。
スタンダードタイプに慣れると、やはりこのあたりが気になってきますよね。予算が許せばやはり手を出したいグレード…！
STIスポーツ
そしてこちらが待望の最上級モデル、STIスポーツ！
・215/40R18ハイパフォーマンスタイヤ&18インチアルミホイール（ブラック塗装）
・専用チューニング SACHS（ザックス）ダンパー（ZF製）&コイルスプリング
・STI製フレキシブルVバー
・STI製フレキシブルドロースティフナーフロント
・アルカンターラ＊1／本革＊2シート（ブラック／ボルドー、フロントシートヒーター付）
・専用エクステリア
・フロントフェンダーガーニッシュ（STIロゴ入り）
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/grade/grade.html#grade4
ご紹介したのもほんの一部。
まずGTモデルと違う部分で面白いのが、STIスポーツ用に調整されたSACHSダンパー&コイルスプリング。
そこここに施されたSTIのロゴも、ファン心をくすぐるひそかなポイント。
またタイヤとホイールもさりげなく1インチUPされています。細かいこだわりが要所に垣間見える、コアユーザー向けの仕様です。
新たに追加されたSTIスポーツ、これまで限定発売されたtSとはどこが違う？
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/design/exterior.html
BRZはこれまでも限定販売されたタイプがいくつかありますが、今回のSTIスポーツとの違いを簡単にご説明します。
ｔS/ｔS GTパッケージ（B型）
ボディタイプも同じで見た目はほぼ変わりませんが、STIスポーツは内部に細かい改良が施されています。
まずはタイヤサイズの違い。
STIスポーツが215/40R18なのに対し、ｔS/ｔS GTパッケージは225/40ZR18。後発の方がやはり燃費はUPしていますね。
その他、安全装置もB型には搭載されていないVSC（VDC）TRACKモードスイッチが追加されました。
安全性のUPはもちろんコーナリングの操作性も上がり、よりスポーツカーらしい楽しみが広がる方向へ進化しています。
ｔS（D型）
こちらはまず形に違いが。STIスポーツに標準装備されているリア/ルーフスポイラ―がない型ですね。
タイヤサイズはB型と同じです。その他安全装備などもSTIスポーツと同様。フォルムで好みが分かれるところでしょうか。
兄弟車となるトヨタ・86とはどこが違う？
出典:https://toyota.jp/86/
86といえばFRを強調したモデル、BRZは安定志向。そんなイメージがありますよね。
実際のところはパーツはほとんど共通で、ダンパーやEPS制御の味付けがトヨタとスバルでは異なっています。
2016年のマイナーチェンジを経て、86はFRらしさを残しながらもコントロール領域の懐の深さを向上、BRZは安定感を維持しながらFRらしさが高められているそうです。
また、86にはGRシリーズのチューニングモデルもラインナップされています。
ざっくりそんな違いはありますが、内装や外装はどのような違いがあるのでしょうか。ちょっと見ていきますよ。
外装の違い
ボディカラーは両者ともほぼ同じラインナップの7色。さすが兄弟車、ボディのフォルムも非常によく似ています。
STIスポーツは、前述の通り外装にロゴが入っているのが一つのポイントですかね。
内装の違い
基本はブラックで構成される（注文時に変更可能）86に対し、基本デザインがレッド×ブラックのSTIスポーツ。
そして内装にもSTIのロゴが入っています。
86はさすがのマニア仕様。
ステアリングホイールは研究を重ねた結果、トヨタ車では最小の362mm。
試乗しただけでも、その操舵性の素晴らしさに感動する人が続出した仕様です。
また、シートにもこだわりが。
スポーツ走行の際も身体への負担を最小限に抑えるため、身体を面で支える、包み込まれるようなシートを採用しています。
あらゆるドライバーの身体にフィットするように、さまざまな部分が調整可能。
他にも、楽な運転姿勢を保つためにニーパッドが標準装備されています。
パフォーマンスを最大限に高めるための、細かいサポート装備が多数搭載されているんですね。
スバル・BRZのカスタムパーツ・チューニングパーツはこれ！
出典:https://www.subaru.jp/brz/brz/special/photo.html
スポーツカーを購入したら、やはり一度はやってみたいカスタム。
一度始めてしまうと止まらないのは経験のある方はわかると思いますが、初めての方でもまずは手の出しやすいパーツを少しご紹介します！
STIスポーツパーツ
コイルスプリング
安定した操作性をサポートするサスペンション。
カスタム初心者の方も、まずはこの辺りから手を出してみては。
コーナリングやブレーキングの際に、その差を体感できると思います。
コイルスプリング【ダンパーキット用】
あとはこんなものも。
より上の操作性を目指し、独ビルシュタイン社との共同開発で完成したパーツがこちら。
STI用に作られており、特にスポーツ走行の時に実力を発揮するひと品。車高もダウンし、ステアリングの操作性も上昇。
より安定した走りが楽しめるチューニングパーツです。
まとめ
というわけで今回はスバル・BRZの魅力をご紹介しました！
初めてのスポーツカーとしてももちろん乗りやすくてオススメですし、カスタムにチャレンジしようとしている方にも実はオススメ。
専用パーツで劇的に性能が上がるので、この車をきっかけにカスタマイズの楽しさに目覚める方も！是非検討してみてくださいね。
