スーパーカーは自動車を代表するアンバサダー
牧野:それではスーパーカーそのものの魅力って何でしょうか?
国沢:子どもでも女性でもお年寄りでもスーパーカーを見るとカッコいいって言う。それは自動車の魅力を広めてくれる意味でスーパーカーは素晴らしいアンバサダーなんです。クルマの大使だと私は思う。
牧野:分かりやすいですね。確かにフェラーリって聞けばすぐ「あの、フェラーリだ!」ってなりますもんね。
国沢:そう、だから極端に高い必要はないんですよ。スーパーカーに乗っている人は自分たちはクルマの魅力を世の中に広めている役割を担っているという気持ちで乗ってくれると嬉しいですね。
牧野:そこがスーパーカーの魅力なんですね。
国沢:「写真撮っていいですか?」って聞かれたら「ダメ!」って言うんじゃなくて「ナンバープレートは隠してね?」みたいな。それくらいの優しさを持ってないと、スーパーカーに乗る資格はないかなと思いますよ。でも、どんどん乗ってほしい。やっぱりカッコいいもんね!
牧野:デートなんかで男がこういうクルマに乗って来たら、まあヤバいですよね。
緒方:やっぱり皆目が向きますよ。
国沢:初めて会う人に「クルマで迎えに行くよ」って言われて、国産の高い車とかSUVとかだったら「この人そこそこお金持ちだな」って思いますけど、ロールスロイスとかランボルギーニで来られたら「どうしよう!」ってなるよね。
牧野:逆に戸惑いますね。
国沢:最初のデートだと無理だね。もうちょっと普通のクルマの方がいいかもね。
緒方:どこに連れてかれるか分からないですね……!
牧野:身の丈にあったのが一番ということですね。
国沢:ただ、お金があったらぜひ1度はスーパーカーに乗ってみてください。
牧野:ありがとうございます。今日はスーパーカーについて国沢先生に語っていただきました。また次回お会いしましょう。