【走行性能】静粛性に関してはアルファードの方が上
走りの性能も、チェックしておきたい部分です。どちらも1,800kgを優に超える重量級ですが、パワーやトルクは十分にあるといえます。ハンドリングも素直で、こういった種類のクルマでもっとも気になるロールも適度に抑えてあります。
このようにどちらも優れた走行性能を持っていますが、快適性という面から見てみるとアルファード(ヴェルファイア)の方が優位といえるかもしれません。これは、走行時のタイヤのノイズなどが室内にほとんど入ってこないことに起因しています。オデッセイの方はというと、このノイズや足周りの突き上げ感などが少し気になります。確かに重心が低いのでコーナリングなどは安心なのですが、音の処理やサスペンションのセッティングなどはアルファードの方がよく煮詰めてあるといえるでしょう。
よってここでは、走行性の比較については、アルファード(ヴェルファイア)を勝者としたいと思います。